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八十窪から国道を三本松方面に向かう 番外霊場與田寺(前編)

2019年10月6日の朝になった。八十八番までお参りしてほっとしたのか、前日の日本酒とビールが効いたのか、午後9時から午前6時までぐっすり眠った。起きて顔を見ると腫れがひどいが、本人は見た目ほどつらくないのが救いである。

寝ている間に雨が降ったようで、窓の外は濡れている。区切り打ちの遠征では毎度台風に悩まされたが、ここ数日はいい天気が続いている。いい天気過ぎて、気温が25度を超えて暑いのが逆につらい。

1階の食堂に下りて朝食である。民宿とはいえ部屋にトイレが付いていたので、部屋から出るのは数時間ぶりである。昨日夕飯をご一緒した自転車遍路の方は朝食を済ませて出かけたとのことであった。おかみさんが送って行って、朝食の支度はおばあ様である。

「自転車を送るっていうから大荷物かと思ったら、ちっちゃいの。よくあれで坂が登れたもんだ。」とおばあ様が言っていたので、おそらく組み立て式の車輪の小さいものだろう。私だと、体重が重すぎて乗れないやつだ。

朝食はご飯にお味噌汁、干物と梅干、海苔、ひじきにおひたし、お新香と盛り沢山だった。お昼のおにぎりも、お接待していただいた。

「與田寺に行くんだったら、食べるところはないから。」とのことであった(本当になかった)。

「トンネルを出たら右に折れて、イチョウの木を左。そんなに急がなくても着くはずだから、気を付けて行きなさい。」

7時40分に出発。まず門前に戻って自販機でミネラルウォーターを補充した後、再び八十窪の前を通って先に進む。八十窪の先にも家があったから、おばあ様が言っていたように昔は大きな集落だったのだろう。

すぐ国道に合流する。国道は片側1車線のきれいな道で、大窪寺への遍路道分岐に入るまでの道の続きとは思えない。その先には人家も倉庫も全くなく、森の中をなだらかな坂が下って行くだけである。

10分ほど歩くと新しいトンネルがあった。はらいがわトンネル、2012年1月竣工と銘版に書いてあるから、つい最近できたトンネルである。以前はどんな道だったのだろう。左右を見ると深い谷で、どんな道だったのか想像もつかない。

おばあ様のいうトンネルを出たら右というのは、1時間後に通る五明トンネルのことであろう。しかし、はらいがわトンネルを出たところにも「三番金泉寺→」と右折の案内板がある。西教寺道という遍路道で與田寺の近くを通るが、予定している白鳥温泉経由より遠回りである。

この分岐の近くに、一つだけ木のベンチが置いてあり、上を藁で葺いてあった。一人か二人しか休めない小さな休憩所である。まだ出発して30分足らずなので素通りしたが、この後、1時間以上座れる場所はなかった。八十八番を過ぎているので通る人も少ないだろうに、こうして気を使っていただくのはありがたいことである。

1時間歩いて、ようやく民家がある開けた場所に出た。「長野いこいの家」のバス停がある。水田も畑もあって、1日数本とはいえバスも通っている。八十窪を出てから山の中を歩いてきたけれど、ここまで来れば大丈夫そうだ。

その少し先が、五明トンネルだった。五明トンネルは468mあると書いてあるから、結構長い。そして、トンネルを出たところがT字路になって左右に分かれていて、「白鳥温泉」と「うどん八幡」の大きな看板が立っている。

白鳥温泉はこれから通るところであと3~4kmだからあっておかしくないが、八幡は切幡寺の近くにある民宿兼うどん屋さんで、県境の向こうである。案内看板を置くほど近いのだろうかと思った。

(この項続く)

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はらいがわ(祓川)トンネルを越えたあたりに、かわいい休憩所がある。ここから1時間以上、休憩所はない。


民宿八十窪で教えられたとおり、五明トンネルを越えて右折し、大イチョウの先で左折する。そのまままっすぐ進むと十番切幡寺方面。


白鳥温泉。駐車場の右手に見える橋を渡ったところに広い公園がある。

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Author:taipa
 

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