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NFL2020 後半戦展望(NFC)

今週はNFC。それにしても、先週のカイラー・マリーのヘイルメリー・パスはすごかった。投げた自分でも、通るとは思っていなかっただろう。ディアンドレ・ホプキンスも、カーディナルスに来た甲斐があったというものである。

快調に走っていたシーホークスに急ブレーキがかかり、ケガ人の影響で出遅れていたセインツ、パッカーズが巻き返してきた。さすがレベルの高いNFL、5ヶ月にわたるシーズンを通じて好調を維持するのは容易ではない。まだまだ終盤戦紛れるかもしれない。

[ ]内はCBSによる11/18現在のプレイオフ確率。

暫定第1シード グリーンベイ・パッカーズ(7-2)[94.6%]

アーロン・ジョーンズが復帰して、再びオフェンスに破壊力が戻った。地区優勝を争うシカゴと2戦残っているが、オフェンスではかなり上。今週からのコルツ、ベアーズを通過すれば、イーグルス、ライオンズ、パンサーズと楽な相手が続く。

昨年プレイオフの戦いぶりを見るとSuperbowlまでは少々厳しいように思えるが、北地区は大丈夫だろう。順当ならWeek14か15に地区優勝を決めそうだ。懸念されるのはケガ人で、オフェンス陣が一人でも欠けると戦力は大幅にダウンする。

暫定第2シード ニューオーリンズ・セインツ(7-2)[98.1%]

バッカニアーズに圧勝して、地区首位を奪い返した。大きかったのは何といってもマイケル・トーマスの復帰で、オフェンスに不安がなくなった。ディフェンスもピークの出来にあるが、2ヶ月早かったかもしれない。

この先厳しい相手はWeek15のKCだけで、バッカニアーズのいまの出来だとそれまでに地区優勝を決めているかもしれない。先週のゲームでブリーズが肋骨骨折したのが気がかりだが、ウィンストンでも五分以上の星は残せるだろう。

暫定第3シード アリゾナ・カーディナルス(6-3)[75.1%]

先週のビルズ戦、残り2秒でカイラー・マリーからディアンドレ・ホプキンスへのヘイルメリー・パスが決まって地区首位に躍り出た。どうにも浮き沈みの大きいチームで信用できないが、波に乗っていることは間違いない。

ゲーム差なしでラムズ、シーホークスが続く。直接対決に負けてしまっては始まらないが、ディフェンスが堅い上、カイラー・マリーのビッグプレイは魅力。終盤戦まで楽しませてもらえそうだ。

暫定第4シード フィラデルフィア・イーグルス(3-5-1)[64.4%]

他地区ならプレイオフをあきらめるような成績ながら、何とか地区トップのイーグルス。ジャイアンツに完敗するようではどこに負けても不思議ではなく、地区優勝の行方は混沌としている。

これから他地区との5連戦で2勝できれば逃げ切れそうだが、その2勝をあげられるかどうか全く不透明。それでも、残り3チームが勝ち進めるかというと、それもまた考えにくいので消去法で地区優勝有力。

暫定第5シード タンパベイ・バッカニアーズ(7-3)[84.6%]

Week9のセインツ戦はひどかった。今年は入場が限られているからいいようなものの、お客が騒ぎだしても文句を言えないようなゲームであった。ブレイディがああいうゲームをしたのは、ほとんど見たことがない。

今週のパンサーズ戦をみると、惨敗後遺症は心配しなくてもよさそうだ。ただ、アントニオ・ブラウンよりもブレイディに必要なのは、キャッチの得意なRBと、ウェルカー、エデルマンのようなWRだろう。

暫定第6シード  ロサンゼルス・ラムズ(6-3)[93.8%]

急ブレーキがかかったかと思ったら、再び浮上気配。シーホークスに勝って地区2位。残り試合にジェッツと49ナースがいるので5割以上はほぼ確定。やはり、カーディナルス2戦が鍵。

アーロン・ドナルドのいるディフェンスは比較的安心できるが、ゴフのパスは精度が今一つ。CBSはシーホークスより上に評価しているが、そこまではどうかという気もする。今週のバッカニアーズ戦が注目。

暫定第7シード  シアトル・シーホークス(6-3)[88.4%]

シーホークスが連敗で地区3位に後退してしまった。ラッセル・ウィルソンもINTが目立つし、ディフェンスの出来も今一つ。RBも低調で、早めにマショーン・リンチに声をかけた方がいいのではなかろうか。

とはいえ、残りゲームの相手がライバル2チームより楽なので、Week12以降連勝で盛り返すはずだ。終わってみれば地区優勝という可能性が大きい。

In the Hunt シカゴ・ベアーズ(5-5)[27.5%]、ミネソタ・ヴァイキングス(4-5)[22.1%]、デトロイト・ライオンズ(4-5)[9.7%]

ワイルドカードのIn the Huntは北地区の3チームが団子になって追う。ベアーズは失速し、ヴァイキングスとライオンズが立て直しつつあるが、1.5ゲーム差あるので西地区3チームが止まらない限り難しい。

この中で可能性が最も大きいのがヴァイキングスで、パッカーズとの対戦が終わっているのが大きい。今週からダラス、キャロライナ、ジャクソンビルと連勝を伸ばせる相手なので、取りこぼさないことが条件。

東地区の残り3チーム ニューヨーク・ジャイアンツ(3-7)[21.1%]、ワシントン・フットボールチーム(2-7)[6.4%]、ダラス・カウボーイズ(2-7)[8.1%]

他地区ならばEliminatedの成績ながら、東地区の残り3チームにはいずれも地区優勝のチャンスが残っている。

チームが上げ潮なのはジャイアンツだが、あと3勝上げられるかどうか。残り試合の相手が楽なのはワシントンだが、先週のデトロイト戦を落としたのが響きそうだ。ダラスは同地区3戦をすべて勝てばチャンス到来。

Almost Eliminated サンフランシスコ・49ナース(4-6)[4.9%]、アトランタ・ファルコンズ(3-6)[<1%]、キャロライナ・パンサーズ(3-7)[<1%]

3勝で地区優勝有力なイーグルスがいる一方で、4勝の49ナースはほぼシーズン終了である。西地区のライバル3チームが好調な上、ガロポロ、キトル、コールマン、モスタートとオフェンスの主力を次々と欠いてはどうしようもない。

ファルコンズ、パンサーズは序中盤で負けが込み過ぎた。同地区にセインツ、バッカニアーズがいて、残り全勝がなかなか難しいのが現状。両チームとも東地区と戦えば楽勝だろうからかわいそうである。

p.s. NFL関連記事のバックナンバーはこちら



パッカーズが勝ち星を伸ばしている。昨年プレイオフはだらしなかったが、今年はどうだろうか。

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