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令和2年度の国民健康保険料、昨年より少し増える

前にも書いたけれど、年金生活で予想外にきついのは国民健康保険料の支払いである。

なにせ、所得から控除される部分が基礎控除しかないので、収入×税率がフルにかかってくる。収入の10分の1が保険料になる計算である。現代の10分の1税である。そして、歳を取るにしたがって金額は増えることはあっても、減ることはない。

昨年度は税・保険料の減免が少なくなったので、社会保険料控除の額が増えて所得額が減った。そのため、住民税がほぼ2割、金額にして1万円安くなった。

しかし、国保保険料の算出に社会保険料控除は関係ない。上に書いたように収入金額に応じて保険料が計算されるため、昨年とほぼ変わらない額で請求が来るものと思われた。そのつもりで準備しているとはいえ、年間20万円はかなり痛い支出である。

そして、令和2年度の請求は7月15日に到着した。コロナ検査はしてくれないし、定期健診も時節柄難しいけれども、国民健康保険の切り替えは毎年7月に必ずやってくる。

結論からいうと、今年度の保険料は年額203,200円、前年度より1,400円増えた。1,400円は初回引き落としで調整されるので、2回目以降の引き落としは25,000円ずつで昨年と同額である。

微妙に増えたのは気に入らないが、ほぼ見込み通りの金額であったのでほっとひと息である。しかし、コロナに罹れば普通の医療機関では診てもらえないし、自粛だ何だと負担が国民にばかりしわ寄せされている。

医療従事者に感謝とマスコミは言っているし、コロナ対応で休みもままならない人達がいることは承知しているけれども、多くの医療機関は「コロナは診ません。熱が出たら指定医療機関にどうぞ」という姿勢である。あまり、感謝する気にはなれない。

ならば検査だけでも行政でやってくれるかというと、これもクラスタ近辺の人ばかりである。欧米どころか中国でも韓国でも1日数千とか数万とか大規模に検査しているというのに、この差は何だろうと思う。

もっとも、そうした大規模な検査まで健康保険で手当てするならば、現在の保険料と給付水準からみて健保財政は破綻する。それは分かっているけれども、これだけの負担があるのに十分に手当てできないというのはどうなのかと思う。

日本国民すべてが手軽に一定水準の医療機会が確保されることは大切だと思う半面、医者の判断で高額な延命治療まで健保でカバーすることが適切なのか首をひねらざるを得ない。

個人的には、払えるカネによって使える薬も受けられる治療も違っていいのではないかと思うのだが、今から2500年前に古代ギリシアのヒポクラテスがそれはダメだと言っているので、致し方ないのである。

p.s.年金生活編のバックナンバーはこちら


令和2年度の国保保険料が届いた。年間203,200円で、昨年より1,400円増えた。消費税分?

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