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非常事態宣言延長。でも、空気は変わってきたか?

非常事態宣言が延長されて、5月末までとなった。延長自体は予想されていたので驚くことはないが、何となく空気が変わってきたような印象を受けている。

3月の3連休の後、早く非常事態にしないと大変なことになるとマスコミが煽って、4月早々に非常事態宣言が出された。その当時から、私権を制限するなら正確なデータの裏付けが必要だと思ったけれども、たいした数でもないのになしくずしにそういう状況となった。

いま図書館が休みなので調べるのが難しいのだけれど、4月末には感染者が爆発して少なくとも数万人、悪くすると数十万人という予測だったはずである。現実は、もちろん検査をないがしろにしている影響もあるけれど、感染者が累計でも1万数千、死者に至っては数百人レベルである。中国やイタリア、NYのようにはならなかったのである。

非常事態宣言で人出が減ったからとは到底考えられない。都心こそ人がまばらになったけれども少し離れると相変わらずで、わが家周辺のスーパーやホームセンターは人だかりだし、公園に来る人は増えている。

こうした状況にもかかわらず感染者が増えない、少なくとも重症者や死者がそれほど増えていないとすれば、考えられるのは前に書いた二つの要因、日本が諸外国とは違う特別の要因があったのか、あるいはすでに多くの人が感染して抗体ができているかである。

ネットでもようやくそうした論調が目に付いてきて、人口10万人当りのコロナ死者は日本の場合明らかに少ないとか、検査をするしないと重症者の数はほとんど関係ない(というか反比例する)という記事を見かける。世間が私に追いついてきたようだ。

TVでも、中国では外出制限を解除して観光地はごった返しているとか、欧米でも規制を緩めて経済活動を再開しているという内容を流している。コロナウィルスは紫外線と高温に弱いとも言っている(大リーグボールは水に弱い、みたいだ)。

非常事態宣言直前のヒステリックな報道内容から一転して、そろそろいいんじゃないの的な空気を感じるのは私だけだろうか。日本のゆるゆるの規制でコロナによる死者がそれほどいない(少なくとも数万にはなっていない)とすれば、諸外国とは違うと考えるのが普通である。

自粛疲れや、背に腹は代えられないという実情もあるけれども、何かTVや総理大臣・都知事が言っているのとは違うと感じている人が増えているようで、いい傾向である。

思うに、諸外国がやっているから同じように外出制限をしてみたかっただけで、そろそろ飽きたから元に戻してほしいみたいな雰囲気である。データの裏付けなしに非常事態を始めたのだから、やめる時もデータなしで帳尻が合う。

(最近になって、「陽性率」なんてことを言いだしたのも、検査を増やせば感染者数が増えるので、陽性率は下がってますと言い訳にしたいからだと思う。帰国者や感染者周辺しか検査しなかったのだから、下がるのは当り前である。)

医療現場の実態からすると、いま現在すでに病床も機器も医者も足りないので切羽詰まっているけれども、削減したのは維新の会と自民党である。八つ当たりするなら、一般庶民ではなく安倍とか橋下にしてほしい。

一般庶民は、自分が感染しないこと、万一感染しても軽症で済むことが一番大事である。自分がつらい目に遭わなければ、正直言って関心は薄い。自粛させられている飲食業や旅行業関連の人達も、本音はそうなのではないだろうか。

だとすれば、狼少年の童話が示す通り、非常事態宣言を長くすればするほど一般庶民の危機感は薄れていく。一方で、自粛で売上が減ったり家賃が払えなくなるのは目の前の現実である。

10万円どころかマスク2枚すらいまだに届かないのに、前例にとらわれず画期的な迅速とカンペを読む嘘つきに怒りの矛先が向かうのも、そう先のことではあるまい。

p.s. 「なんとなく思うこと」のバックナンバーはこちら


安倍とか小池の画像を貼りたくないので、市役所ホームページの表紙を貼ってみました。安普請さが何とも言えません。

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taipa

Author:taipa
4年前にリタイア、気ままなリタイア生活を送っています。
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