FC2ブログ

記事一覧

最短距離より少し遠回り、そして雨がだんだん強くなる 八十番国分寺(前編)

高照院から、来た道と反対側の坂を下ってゆく。坂出市街から来た道は細くて見通しが利かなかったが、下りは前方が開けて景色がいい。向こうに見える山は五色台だろう。山頂近くに見える建物がニューサンピアで白峯寺のすぐ近く。あの近くまで歩かなければならない。結構距離があるように感じた。

その前に国分寺にお参りしなければならない。国分寺へは、この山のへりをずっと進むことになるが、7㎞だから結構距離がある。いま午後2時だから、4時くらいにはなりそうだ。ホテルに着く頃には日が暮れる。もう少し朝早く出てもよかったかなと思う。

ずいぶん蒸すので、坂を下りたところにあった自販機でコーラを買って一息つく。高照院の周りには、八十場の水を除いて売店や食堂は見当たらなかった。

しばらく歩いた高架下で予讃線の線路とぶつかり、そこにあった案内図にしたがって細い道を進む。線路沿いに進む道で、もうすぐ駅というところで踏切があった。八十場の次のJR加茂川駅である。右折して、線路と並行して走っている太い道路を進む。

このあたり、何の疑問も持たずに県道を進んでいたのだが、最短距離の国道11号は五色台の方向に左折しなければならなかった。平坦で歩きやすいものだから2㎞3㎞と歩いて行って、そういえば国分寺の案内標識がないなと思って地図を確認して気がついた。

ただ、ここまで来てしまったら戻るよりそのまま進んで合流した方が距離ロスは少ない。最短距離ではないといっても予讃線に沿って歩いている訳だから違って1㎞か2㎞だろうし、アップダウンがあればそれだけ時間がかかることもありうる。そのまま進むことにした。

加茂川の次の讃岐府中駅あたりで、ぽつぽつと雨が落ち始めた。傘を差すほどではなく遍路笠風のフィールドアンブレラを被って雨を避けるが、この雨は止まない雨である。いよいよ台風が朝鮮半島から日本海に入ってきたのである。

遍路道ではないので、ベンチも休憩所もなく、黙々と歩く。なんとなくアップダウンが多くなってきたのは、いよいよ五色台のすそ野に近づいているからかもしれない。讃岐府中を越えたあたりで山に沿ってなだらかな左カーブとなる。次の駅が国分寺のある国分である。

国分寺は奈良時代に、聖武天皇の詔により全国に造営された。各国の中心地に作られたから当時の国府に近く、国分寺の近くに府中という地名があることが多い。

ここ讃岐もそうだし阿波もそう。土佐国分寺は高知ではなく南国市にあるが、土佐国府は南国市周辺にあった。伊予国分寺も松山ではなく今治市にあり、国府も今治周辺にあったと考えられている。

高照院から1時間と少し歩いて、ようやく最短距離である国道11号に合流した。ようやく国分寺の案内看板が現われて、あと2㎞である。雨はだんだん強くなって、傘を差さなくてはならなくなった。JR国分駅を過ぎ、さらに700~800m歩いてようやく国分寺に着いた。もう午後4時近かった。

(この項続く)

p.s. 「四国札所歩き遍路」のバックナンバーはこちら


高照院から県道に下り、そのままJRに沿って歩く。ただこの道はやや遠回りで、国道でショートカットする方法があった。


いったんJR国分駅を通り過ぎて、国分寺まで500mほど歩く。


境内は広く、山門から本堂まで石畳が続いている。


プロフィール

taipa

Author:taipa
4年前にリタイア、気ままなリタイア生活を送っています。
過去のnifty(2005-2014)、忍者(2014-2018)、当サイトの15ヶ月を経過したブログ記事は、下のリンクからホームページでご覧いただけます。

カレンダー

06 | 2020/07 | 08
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -