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株式投資からもフェイドアウト ~年金生活雑感16

先週、カシノや海外旅行から遠ざかっていることについて書いた。そういえば、フェイドアウトしつつあるものはそれだけではないようだ。今日はそのことについて。

コロナウィルスの影響でニューヨークのダウは乱高下しているが、日本の株価もようやく足並みを揃えたようで、先週大幅な急落があった。1週間で3000円近く下げて2万円を大きく割り込んでいる。

中国人観光客がいなくなって爆買いやホテル需要が壊滅しただけでなく、あちらの工場が止まっているのでいろいろな部品が調達できないでいる。消費も生産も停滞するし住宅建設にも影響が出ているという。GDPの大幅な低下も避けられない。

となれば、株安もやむを得ないところであり、今後さまざまなところに影響が出るだろう。そもそも、アクシデントは世の中に付き物であって、NYダウが3万ドル近かったり、日経平均が2万円を長らく上回っていること自体が普通でなかった。

いまでも少しだけ株は持っているけれども、差し当たり必要な現金は用意しているので、値下がりは望ましくないものの大きな影響はない。信用取引もやらなくなって久しいので、株価に一喜一憂することもない。

WEBを見ると含み益が飛んだとかいう記事を見かけるが、手持ち株式の配当利回りが2%以上あるので、銀行に預けておくより気分がいい。そして最後の砦は、ローンのなくなった家である。

思い起こせば、株式投資を始めたのは社会人になってすぐで、40年前のことになる。多くの人と同様に自社持株会が最初で、少しずつ他の株式にも手を広げた。

おりしもバブル最盛期にかかる頃で、今は昔になったNTT株も2株当てることができた。当時の値上がりがそのまま続けば、50歳になる頃には金融資産が1億円を超える計算であった。

ところが、ほどなくしてバブルが崩壊。以来、日経平均の最高値を更新しないまま30年以上が経過した。当時働いていた会社は合併を繰り返し、株価を換算すると4分の1以下になっている。最高値の頃に時価発行増資をしているが、当時から従業員福祉ではなく会社によるマルチ商法だと思っていた。その通りになった。

だから1億円の予定が2,500万円くらいのはずだが、それすら大きく届かないのは、売り買いが下手だということであろう。上がったと言えば喜び下がったといえば憂鬱になり、たまに売り建てすると急に値上がりして、すぐに損切りしなければならなかった。

それでも、ストレスがなくなったことはたいへんうれしいことである。信用取引をしていれば先週の乱高下で喜んだのか悲しんだのか、どちらにせよよく眠れなかったはずだ。

もうこの歳だから、1億円の金融資産など欲しいとは思わない。それより、ストレスなく平安な毎日がこのまま続くことが望みである。カシノや海外旅行と同様、株式投資からもフェイドアウトしつつある今日この頃である。

ただ、中国で生産が止まると原油価格まで影響があるのだから、ワイン価格も下がってくれないかとお気楽なことを考えている。

p.s. 年金生活編、バックナンバーはこちら

コメント

世の中には自分と似た人がいるもんだ

おはようございます。

いつも楽しく読ませていただいております。

taipaさんに対して、世の中には自分と似た人がいるもんだと前から感じていたのですが、本日のブログを読んでまたもやそっくりでビックリしています。

株式投資を始めたタイミングが40年前まで同じでこれもビックリ。

ストレスなく平安な毎日がこのまま続くことが望みという気持ちも、株式投資からフェイドアウトまで全く同じです。

私は資産運用を職業としましたが、その点は異なっているかも知れませんね。

あと1つ異なる点は、当時NTT株は全部はずれたことです。

また時々お邪魔します。

コメントありがとうございます

> 読者様

コメントありがとうございます。

NTT株とか金貨とか、リアルタイムで知る人がかなり少なくなりました。こうして楽しんで読んでいただけると、大変うれしいです。

>> 株式投資を始めたタイミングが40年前まで同じで

あの頃はWEBなどなくて、証券会社の店頭に行ってはボードを見たり端末で株価を照会したりしていましたね。

バブル崩壊の最初の下げの悲惨な株価ボードを見たのは、ずいぶん昔にも思うしつい最近のような気もします。

将来、家にボードを置けるような身分になりたいと思っていましたが、その望みについてはすべての投資家が叶うことになったのは何よりでした。

>> 私は資産運用を職業としましたが、その点は異なっているかも

私のサラリーマン生活は最後までゼネラリストで、読者様のように専門的なことはできませんでした。

勉強したのは統計ですし、財務諸表も読めたのですが結局仕事には生かせず、現在に至っています。

でも、何をやってもおそらくストレスが減ることはなく、他人と一緒に動くのが苦手なので、いまのリタイア生活が一番性格に合っているようです。

引き続き読んでいただければ幸いです。ではでは。

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taipa

Author:taipa
3年前にリタイア、気ままなリタイア生活を送っています。
過去のnifty(2005-2014)、忍者(2014-2018)、当サイトの15ヶ月を経過したブログ記事は、下のリンクからホームページでご覧いただけます。

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