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迎えて10回目となる区切り打ち 番外霊場神野寺(前編)

善通寺、金刀比羅宮を歩いてから1年。10回目となる四国遍路区切り打ちの時期となった。

「涅槃の道場」と呼ばれる讃岐・香川県に入ると、距離的にはこれまでのような長い歩きはない。だから八十八番まで歩くだけならあと5~6日あれば済むのだけれど、せっかくだから一番まで戻って四国一周を完結するとともに、高野山奥ノ院をお参りして結願とする計画を立てた。

いろいろ調べると、一周して一番に戻るという慣習はもともとなかったようである。とはいえ、八十八番と一番の間、三本松には四国総奥ノ院と呼ばれ、本州から四国入りする際の拠点となった與田寺がある。

また、行き倒れそうになったお遍路が助けてもらったお礼に贈ったサトウキビによって名高い和三盆が製造されるようになり、これを記念して祀られた向良神社もある。こちらも行かずに済ますのは惜しい。

その結果、今回の日程は9泊10日の長丁場となった。現地へのエアは残っていたマイルを使う。これで、マイル残高は0になる。すでにグローバルクラブは解約したけれど、これでJALとのお付き合いも一区切りである。そういえば、前回のお遍路から1年飛行機に乗っていない。乗らなければ乗らないで済むものである。

天気が悪いかもしれないし朝早いのもしんどいので前日入りする計画としたのだが、実際に台風18号の接近で微妙な空模様となった。

2019年の秋は週末になると台風が来て、台風15号では房総半島が大停電した。幸いエアをとった9月30日は問題なさそうで、荒天予想は10月1日から3日である。かつては10月に台風は来なかったものだが、前々回の区切り打ちでも10月半ばに台風が来て計画変更を余儀なくされたことを思い出す。

2019年9月30日、羽田空港は大混雑だった。早く家を出たからよかったようなものの、すでにグローバルクラブの会員ではないため荷物預けに40分並ばされた上に、結局時間ぎりぎりで別窓口に誘導される。すぐ後ろにオールブラックスの何人かが並んでいた。私より30cm背が高かったので、フォワードの控え選手だろうか。

高松空港到着は20分ほど遅れた。でも琴平行きのバスは到着を待っていてくれていて、急いで乗る。バスはレオマワールドを経由する。この施設はその昔、私が銀行で業界調査をしていたバブル最盛期、鳴り物入りでオープンした四国唯一の総合レジャー施設だった。

その後、バブル投資の他の例と同様、破綻して休園、再開園を繰り返して今日に至る。この名前を聞くたびに「レジャーは・大西に・任せろ」を思い出して(大西氏は当時の社長。レオマはこの頭文字をとったもの)、今でも苦々しい気分になる。なんでいつまでもこの名前を使うんだろう。

前回到達した琴電琴平駅前にある大宮前バス停で下車、JR線路の反対側にある琴平パークホテルまで歩く。風情のある古い商店が続く通りを、少し歩いて国道319号に出る。線路の金毘羅様側は観光客ご用達の街だが、こちら側は住民向けの街である。

飛行機が遅れたのでちょうど午後3時になり、チェックインし荷物を軽くして神野寺へ。ネット予約特典ということでスーパードライをいただき、冷蔵庫に入れておく。別格十七番の神野寺(かんのじ)は満濃池の畔にある。

空海が満濃池を工事したことは史書等に残されており、弘法大師が杖を突いたら水が出たという数ある伝説とは確実性が違う。善通寺からは琴平の先になり、七十六番金蔵寺とは反対側になるけれども、訪れるべき旧跡である。

当初の計画では、この日はゆっくり休んで翌朝からスタートしようと考えていたのだが、台風が近づいており翌日以降どうなるか不安である。雨も降っていなかったので、午後5時ぎりぎりの到着になるが神野寺に行っておくことにした。

(この項続く)

p.s. 「四国札所歩き遍路」のバックナンバーはこちら


ホテルに荷物を置き、満濃池にある神野寺へ向かう。


約1時間半で満濃池の下まで着いた。アースダムの堰堤が見える。


アースダムのすぐ脇に神野寺の山門がある。

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