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歩き遍路モデルプラン 伊予編1

しばらくお休みをいただいた四国歩き遍路モデルプラン、Superbowlも終わったので今週から復活である。前回は伊土国境を越えて観自在寺までのモデルプランを書いたので、今回はその続き。

基本方針として、午前8時出発・午後4時までに最後の札所というスケジュールで組んでいる。松山市までは札所が点在するので、お参りする時間よりも歩く時間の方がずっと長い。

[26日目]前日泊・観自在寺周辺、当日泊・津島町周辺
8:00 観自在寺 [お参り30分・移動150分] → 11:00 愛南町内海 [休憩20分・移動180分] → 14:20 津島・かも田へんろ小屋[休憩20分・移動50分] → 15:30 津島町周辺

私が歩いた時には観自在寺から10km先の内海に宿をとったけれども、そこから宇和島までかなりの強行軍だったので、観自在寺周辺で泊まって津島町で一泊するプランを立てた。

内海から津島まで柳水大師・清水大師を経由する峠越えの遍路道があるが、標高500mとかなりの高さがあるので、無理せず国道を経由したい。国道経由でも休憩所は一定間隔で置かれている。

津島は開けている町なので、飲食や備品補充には便利。また、旅館・民宿もある。真念が「道指南」の収益で再興を祈願していた満願寺も往復2時間ほどなので、お参りするのもよい。

[27日目]前日泊・津島町周辺、当日泊・宇和島市周辺
8:00 津島町周辺 [移動60分] → 9:00 松尾トンネル入口 [休憩20分・移動60分] → 10:20 遍路道合流点[20分・200分] → 14:00 宇和島市内

噂の松尾トンネルは高速道路が並行して走っているので、私には遍路地図でおどかすほどの交通量には思えなかった。とはいえ、1kmを超える長いトンネルなので、天気がよければ遍路道の峠坂を歩いてもいいかもしれない。有志が整備してくれていて、へんろ小屋もあるとのこと。

松尾トンネルからしばらく進むと宇和島の市街地となり、交通量が格段に増えて信号待ちもある。コンビニはあるけれどもへんろ小屋はないので、休む場所を探すのはちょっと大変。

別格五番の龍光院は宇和島駅のすぐ近くで、ほぼコース上といっていいのでお参りしておきたい。宇和島伊達家の菩提寺である。階段はあるけれども、それほどではない。宇和島市内はビジネスホテルが多くあり、泊まる場所には苦労しない。

[28日目]前日泊・宇和島市周辺、当日泊・西予市周辺
8:00 宇和島市周辺 [移動90分] → 9:30 新屋敷休憩所 [休憩10分・移動50分] → 10:30 四十一番龍光寺[お参り40分・移動50分] → 12:00 四十二番仏木寺[30分・120分] → 14:30 歯長峠口休憩所[20分・110分] → 西予市周辺

私の時は連日土砂降りが続いたこともあり、宇和島市街から札所3つで西予市というスケジュールがきつかった。宇和島市内に泊まるのであれば明石寺は翌朝にして、宿のある西予市まで歩くのが安全と思う。

いずれにしても、宇和島市内から龍光寺までがひと苦労。そして、龍光寺から仏木寺までは道を知らない場合はいったん戻って車道を行く方が結果的には距離が短かい。食堂は龍光寺門前から先はないので、龍光寺でとるかあらかじめ用意すること。

仏木寺から歯長峠越えはかなりの強行軍となる。歯長峠は大雨でしばしば通行不能となるので、情報に注意し、迂回ルートをとった際にも対応できるよう日程には余裕をみておきたい。

西予市に入ってから明石寺への登りはなにげにきついので、1日の終わりに歩くには骨が折れる。いったん卯之町周辺に泊まり、翌日フレッシュな心身で登った方がいいかもしれない。

[29日目]前日泊・西予市周辺、当日泊・大洲市周辺
8:00 西予市周辺 [移動40分] → 8:40 四十三番明石寺 [お参り30分・移動210分] → 12:40 札掛ポケットパーク[20分・140分] → 15:20 大洲市周辺

西予市に宿泊した翌朝は、朝一番で明石寺にお参りした後、大宝寺に向けての長いロードが待っている。途中、大洲か内子で刻まなければならないので、モデルコースでは大洲で一泊することにした。

西予市と大洲市の間にある鳥坂峠には峠道とトンネルがあるが、このトンネルには歩道がなく反射板付タスキを着けて歩かなければならない。ちょっとこわい。

大洲市は平成30年の水害で大きな被害を受けた。水害後に訪れてはいないが、お大師様が野宿したという別格八番十夜ヶ橋永徳寺はコース上でもありお参りしておきたい。ただし、市街からは少し先になる。

別格七番金山出石寺は大洲市内から徒歩5時間。お参りする場合は、大洲に連泊して1日がかりということになる。

[30日目]前日泊・大洲市周辺、当日泊・砥部町周辺
8:00 大洲市周辺 [移動120分] → 10:00 内子道の駅 [休憩20分・移動160分] → 13:00 大瀬[20分・120分] → 15:20 落合トンネル[10分・50分] → 16:20 砥部町周辺

十夜ヶ橋がある大洲から先は、大宝寺まで札所はない。大宝寺まで数十kmの行先案内を見ると気が遠くなるが、八十八ヶ所中最大の難所であり、がんばって歩くしかない。

民宿やホテルはこの区間にほとんどないので、モデルプランでは大洲の次に砥部町広田に泊まる計画とした。落合トンネルから2kmほど先で、国道をそのまま進む。

内子はかつて生糸や蝋の集積地として栄え、地元有力者が造った内子座ではいまだに歌舞伎などの公演が行われる。遍路道沿いにあるので、時間があれば見ておきたい。

バス移動を許容するのであれば、内子から約13km先の梅津バス停を目標に歩いて、その日はバスで内子に戻り分庁舎近くのホテルAZに泊まるのがお薦めである。平成終わりに建ったホテルで、新しくて気持ちがいい。梅津からのバスは平日のみだが、15時台から19時台まで1時間置きにある。

寄り道しなければ梅津バス停まで内子から3時間ほどで着くので、その分の余裕時間で内子市街を見て回るのもいい。そして、翌日、梅津までバスで戻り、久万高原町まで歩くことになる。

(この項続く) 

p.s. 「四国札所歩き遍路」のバックナンバーはこちら

表6 伊予の札所・所要時間参考資料(1)
modelplan_iyo1.png


注.仏木寺~明石寺間は、国道56号経由の車道距離。

プロフィール

taipa

Author:taipa
3年前にリタイア、気ままなリタイア生活を送っています。
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