FC2ブログ

記事一覧

歩き遍路モデルプラン 土佐編2

モデルプラン土佐編。今回は高知市内から岩本寺を経て黒潮町まで。高知市・土佐市は札所が多くお参りが多いが、土佐市より先では札所の間隔が開くので1日のほとんどが歩きになる。

[16日目]前日泊・高知市内、当日泊・土佐市内
8:00 高知市内 [移動120分] → 10:00 三十二番禅師峰寺[お参り30分・移動170分] → 13:20 三十三番雪蹊寺 [30分・100分] → 15:30 三十四番種間寺[30分・90分] → 17:30 土佐市内

歩きに限るのなら宿泊地は土佐市内となるが、仁淀川大橋からバスで高知市内に戻ることにすれば、荷物を置いて身軽に歩くことができる。

禅師峰寺への道はそれほど楽ではない。遍路地図には五台山から1時間半と書いてあるが、とてもそんな早くは着かない。高速道路建設で道が変わっているし、小刻みなアップダウンもある。そして、禅師峰寺自体が山の上にある。

禅師峰寺から雪蹊寺までも結構遠い。渡船を使うのなら1時間に1本程度で時間調整が必要なのと、乗り場の位置が分かりにくい。渡船を避けて浦戸大橋を歩くと、海面からかなり高い橋の上を歩くらしい。

その後、種間寺までは平坦でのどかな田園歩き。ここの遍路道はずっと舗装道路なので、あえて車道にこだわる必要はない。方向感覚さえ間違いなければそれほど迷う場所ではなく、車の行先表示ではなく歩きの案内標識に従う。

[17日目]前日泊・土佐市内、当日泊・青龍寺周辺
8:00 土佐市内 [移動120分] → 10:00 三十五番清滝寺[お参り40分・移動140分] → 13:00 塚地休憩所 [20分・130分] → 15:30 三十六番青龍寺[お参り40分] 

清滝寺は土佐市から山登りになる。へんろ道は簡易舗装されているが急傾斜で、道幅の狭い車道とどちらをとるか難しい。重い荷物は笹岡ハイヤー休憩所に置かせてもらうことができる。

お参りした後は来た道を戻り、土佐市街から青龍寺へ向かう。塚地休憩所は整備されているが食堂・売店はない。ここから峠越えかトンネルだが、距離はトンネルの方が短い。峠越えは傾斜はさほどでもないが、下りてから先の道が分かりにくい。

塚地峠を越えて宇佐から青龍寺にかけては、コンビニや飲食施設がいくつかある。宇佐大橋は下が海面で高さがあるのでちょっと怖いが、ここより他にルートはない。泊まりは国民宿舎土佐と山陽荘がある。

[18日目]前日泊・青龍寺周辺、当日泊・土佐安和周辺
8:00 青龍寺 [移動160分] → 10:40 横浪 [休憩20分・移動80分] → 12:20 須崎へんろ小屋[20分・120分] → 14:40 須崎市内[20分・120分] → 17:00 土佐安和周辺

モデルプランは宇佐打戻りの県道23号線経由で算出しているが、真念和尚も使った横浪三里の巡航船に乗るのもよい。通学用なので日曜祭日運休なのと、本数が少ないこと、乗り場が分かりにくいのが難点だが、海からの景色は抜群である。

横浪から須崎市へは登り坂で、峠から下って須崎へんろ小屋に至る。市街が近づくと住友大阪セメントの無骨な工場が視線の先に現れ、市街への道はなかなか遠い。

別格五番大善寺は須崎市内にあるので、お参り時間だけみれば大丈夫だ。本堂は石段の上、納経所は下にある。かつて海の難所で、遭難者が多く出たことをお大師様があわれんで建てたお寺という。

悩ましいのが宿泊場所である。ホテルや旅館が多いのは須崎市内だが、時間的にもう少し進んだ方が翌日楽になる。歩きに限定すれば民宿安和しかないが、電車・バスで須崎市内に戻るという手段もある。

[19日目]前日泊・須崎市内、当日泊・岩本寺周辺
7:00 土佐安和周辺 [移動140分] → 9:20 土佐久礼[休憩20分・移動140分] → 12:00 七子峠[20分・140分] → 14:40 道の駅あぐり窪川 [20分・60分] → 16:00 三十七番岩本寺[お参り30分]

この日はちょっと強行軍になる。距離的には前日と同じ約30kmだが、七子峠(大阪峠)の峠越えがあるからである。そのため、朝の出発を7時と、1時間早めてある。

土佐安和から久礼まで、海岸沿いを歩くとプラス1時間、奥大坂遍路道を経由する場合も1時間の余裕をみたい。その場合、午後5時に岩本寺に着かないおそれがあるが、その場合納経は翌朝になる。朝のお勤めもあるので、それもいいかもしれない。

道の駅あぐり窪川まで早く着くことができたら、旧札所である仁井田五社のお参りをしてみたい。中ノ宮だけなら1時間半みればいいと思うが、五社それぞれ離れているので、全部お参りすると2時間はかかる。

[20日目]前日泊・岩本寺周辺、当日泊・黒潮町周辺
8:00 岩本寺 [移動120分] → 10:00 西尾自動車休憩所 [休憩20分・移動50分] → 11:10 こぶしの里休憩所[20分・120分] → 13:30 道の駅なぶら土佐佐賀 [20分・190分] → 17:00 黒潮町周辺

私が歩いた時は大雨で休むどころではなかったが、土佐佐賀から土佐湾沿いに大きな公園や東屋・ベンチを見たので、休憩場所は見つかると思う。ただ、このあたりは食堂・売店・コンビニ等が数えるほどしかなく、自販機すら多くはないので、水と食糧は準備して歩きたい。

岩本寺から約30km歩くと黒潮町で、このあたりまでが無理なく歩ける距離になる。宿泊場所はくろしお鉄道の有井川から土佐入野にかけて国道沿いに点在する。有井川まで約27km、土佐入野のネストウェストガーデンまで約35kmである。

天気がよければ、土佐湾を望む高台からは太平洋の雄大な景色が楽しめるはずで、基本は海沿いなのでそれほどのアップダウンもない。札所がないので、せっかくだから1日ゆっくりのんびり歩きたい。

(この項続く) 

p.s. 「四国札所歩き遍路」のバックナンバーはこちら

表4 土佐の札所・所要時間参考資料(2)
modelplan_tosa2.png

注.禅師峰寺~雪蹊寺間は浦戸大橋経由、青龍寺~岩本寺間は宇佐打戻り県道・国道56号経由。その他を含め車道距離。

プロフィール

taipa

Author:taipa
3年前にリタイア、気ままなリタイア生活を送っています。
過去のnifty(2005-2014)、忍者(2014-2018)、当サイトの15ヶ月を経過したブログ記事は、下のリンクからホームページでご覧いただけます。

カレンダー

02 | 2020/03 | 04
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -