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歩き遍路モデルプラン 土佐編1

歩き遍路モデルプラン、今週からは土佐編。改めて確認しておくと、このプランは私がもう一度歩くとしたらこういう日程で歩きたいということであり、人それぞれの目的・体力に応じて当然変わってくる。午前8時行動開始。午後4時最後の札所到着という基本方針は変わらない。

[土佐編・概要]
比較的短い間隔に札所が集まっていた阿波に比べ、土佐は札所と札所の間に長い歩きが必要な場所が多い。だから、行動時間のほとんどを移動に使うことになり1日に30km歩くことも可能。私も1日に35kmとか歩いていたけれども、できればゆっくりと道中の雰囲気を味わいたい。

土佐でもう一つ気をつけなければならないのは、宿泊施設が集中しているので歩く間隔で宿があるとは限らないことである。特に、県境を過ぎて室戸岬まで、室戸岬を過ぎて安芸まで、中村から足摺岬までは泊まれる場所が限られる。ゴルフでいうところの「キザむ」ことも考えなくてはならない。

[11日目]前日泊・尾崎橋周辺、当日泊・室戸岬周辺
8:00 尾崎橋 [移動240分] → 12:00 御蔵洞 [休憩30分・移動60分] → 13:30 二十四番最御崎寺 [お参り40分・移動50分] → 15:00 室戸岬

ロッジ尾崎or民宿浜増に宿をとった場合、最御崎寺に着くのは午後となるので、この日は室戸岬周辺まで進むことになる。御蔵洞は空海が籠った岩窟として有名な場所で、現在は中に入れないけれど雰囲気だけでも味わっておきたい。

室戸岬に至る国道は平坦で景色がいいのだが、休憩所が少ないのが玉に瑕である。バス停にベンチがあるので、短時間なら休ませてもらえる。

室戸岬周辺や灯台、青年大師像の中に入るかどうかは好みの分かれるところで、そうしたものに興味がなければ最御崎寺でゆっくりするのもよい。ただし、寺まで登ると食堂・売店等はないので、食事は海岸沿いで済ませておきたい。

「うまめの宿」が居心地のよい宿だが、小規模なので満室のケースがあるかもしれない。周辺に旅館・民宿はいくつかある。最御崎寺には宿坊もあるが、団体の予約がないと開けていないらしい。

[12日目]前日泊・室戸岬周辺、当日泊・奈半利周辺
8:00 室戸岬 [移動120分] → 10:00 二十五番津照寺 [お参り30分・移動80分] → 11:50 二十六番金剛頂寺 [お参り40分・移動300分] → 17:30 奈半利

午前中に津寺・西寺をお参りした後は、奈半利まで長い歩きとなる。奈半利にはホテルなはりがある。金剛頂寺から海岸線に出るまでは山道だが、海岸線に出てからは平坦な舗装道路となる。

日程が合えば景色がよく食事のいい金剛頂寺宿坊に泊まりたいが、前泊地が室戸岬だと近すぎる。バス移動にこだわらなければ前々日に椎名まで歩いて室戸岬に移動し1泊、翌日金剛頂寺までという私のとったコースが日程的に無理がないと思う。

尾崎出発で室戸3寺回って金剛頂寺というのも無理ではないだろうが、かなりの体力が必要で、最後の登りで息があがりそうだ。また、御蔵洞や室戸岬周辺をゆっくり見る時間がなくなる。

[13日目]前日泊・奈半利周辺、当日泊・安芸市内
8:00 奈半利 [移動90分] → 9:30 唐浜[休憩20分・移動90分] → 11:20 二十七番神峯寺 [60分・60分] → 13:20 唐浜[10分・120分] → 15:30 安芸

奈半利から神峯寺まで3時間。山道を直登する遍路道もあるが、いずれにしても舗装道路に出るので私は最初から舗装道路を歩いた。たいへんな急傾斜のスイッチバックが続くけれども、休憩場所も用意されているのでゆっくり登ろう。神峯寺には水場がある。

札所まで行ったらせっかくだから神峯神社にもお参りしたい。神仏分離前、江戸時代の札所だった。そのためお参り時間は少なくとも1時間はみておきたい。

麓の唐浜まで下りたら、再び国道55号を安芸まで。海岸線には道の駅や公園が整備されているので、景色を楽しみながら進もう。安芸の宿は遠くからでも目立つホテルタマイがあるし、他にも旅館・民宿がある。

[14日目]前日泊・安芸市内、当日泊・大日寺周辺
8:00 安芸市内 [移動150分] → 10:30 栗山映子さん遍路休憩所[休憩20分・移動120分] → 12:50 道の駅夜須 [30分・150分] → 15:50 大日寺[お参り30分] 

この日の札所は大日寺だけなので、約28kmと長めの歩きとなる。休憩場所は栗山映子さん遍路休憩所と道の駅夜須としたけれども、他にも休める場所は多いしコンビニ・食堂等もあるのでそれほど気にする必要はない。

香我美の駅前には、江戸時代に鳥島に漂着した「無人島」長平の墓と銅像がある。ごめん・なはり線に沿って行けば道沿いにあるし、公園も整備されているので寄っておきたい。

また、このあたりでは自転車専用道路(自転車・歩行者のみ通行可能)がへんろ道となっている。1971年まで通っていた土佐電鉄安芸線の廃線跡である。昔のトンネルがそのまま使われているので、鉄道に興味があれば見ておきたい。

大日寺周辺に民宿があるが、手前数kmの道沿いに高知黒潮ホテルがあるので、そこに泊まって翌日早出という選択肢もある。

[15日目]前日泊・大日寺周辺、当日泊・高知市内
8:00 二十八番大日寺 [移動160分] → 10:40 二十九番国分寺[お参り30分・移動110分] → 13:00 三十番善楽寺 [お参り30分・移動140分] → 15:50 三十一番五台山[お参り40分・移動60分] → 17:30 高知市内

この日は高知市内への移動となるので、休養日を入れるなど調整することが可能。五台山からお城の方向に戻ると市街で、ホテルやデパートがある。

大日寺以降は市街のにぎやかな場所で交通量も多く、信号待ちや歩道橋で意外と時間がかかる。一方で、へんろ小屋以外の公園ベンチや飲食施設、コンビニ等があるので一休みする場所を探すのにはあまり苦労しない。

国分寺は境内が広い。また、善楽寺の隣は旧札所の土佐神社である。余裕があればお参りしたい。私は善楽寺から沢田マンションを経由して旧三十番の安楽寺から高知市中心部に向かったが、その場合は行先案内などがないので迷わないように。

(この項続く) 

p.s. 「四国札所歩き遍路」のバックナンバーはこちら

表2 土佐の札所・所要時間参考資料(1)
modelplan_tosa12s.png

注.~最御崎寺は車道74.8km+登山道0.7km。金剛頂寺は車道3.2km+登山道0.6km。神峯寺は登山道2.3km+車道26.4km。その他は車道距離。

プロフィール

taipa

Author:taipa
3年前にリタイア、気ままなリタイア生活を送っています。
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