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弥谷寺からJRみの駅に引き返したが遠かった 七十一番弥谷寺(後編)

真念「道指南」に、「白方へかけぬれば山越に行道有」と書かれているが、白方とは海岸寺のあるたりの地名である。海岸寺は別格二十霊場の十八番札所であるとともに善通寺の奥ノ院でもあり、弘法大師誕生所を善通寺と争ったこともあるという。

朝の予定では山越えして海岸寺をお参りしようと思っていたのだが、もう午後3時になるし、道もよく分からない。おそらく天霧城方面という山道を行くものと思われたが、納経所からまた登らなくてはならないし、山道は荒れていると遍路地図に書いてある。ここは自重して、来た道を戻るのが安全であろう。

数百段の階段を下り、道の駅へ。温泉前にあるバス停の時刻表を見たけれども、次のバスは1時間以上先だ。道はいま登ってきた方向と、奥にも続いている。近くで送迎待ちをしている運転手さんに聞いてみた。

「すみません。詫間に行くにはどう行ったらいいですか」

詫間?歩くなら、みの駅の方が近いよ。特急に乗らないならその方がいい。ここから下りて(と、登ってきた方向を示して)右に曲がってまっすぐ行けば着く」

ありがとうございましたとお礼を言って、来た道を下りる。帰ってから調べてみると、奥に進むと津島ノ宮に向かってしまうようだ。子供の守り神として有名な津嶋神社の最寄駅であるが、残念ながら特定日(年に2回だけのお参りできる日)にしか電車は止まらない。

あとはどうやっても着くと思って適当に歩いていたら、登る時は山を目指せばよかったのだけれど下る時は目標となる物がなく、どこを歩いているのか分からなくなってしまった。住所表示は弥谷寺の下からずっと「三野町大見」、真念「道指南」も通った大見村である。でも、30分歩いても、線路が見えてこない。

たまたま通りかかった小さい子を連れたおかあさんに聞いてみると、来た方向からは90度左の方向を指さして、

「三野町の駅は、ここをずーっとまっすぐ行って、用水路に沿ってさらにまっすぐ行って、T字路に突き当たるのでそこを右に折れれば着きますよ」

ということだった。口ぶりから、ずいぶん遠いような気がしたのだが、実際に遠かった。用水路のあたりから電車が見えたので安心したのだけれど、結局、弥谷寺からみの駅まで1時間15分かかってしまった。

それでも午後4時なので、海岸寺への山中であせって行くよりずいぶん楽に歩けたのではないかと思う。駅の自販機で「お遍路仕様」コカコーラを飲んで電車を待つ。お遍路姿の若い女の子が3人笑っているデザインである。お遍路で見る若い女の子は大抵一人で、グループで大騒ぎしながら歩くのは例外なくおばさんなのだが。

ホテルに帰ったのは午後5時過ぎであった。コインランドリーで洗濯機を回すと、ちょうどレストランの開く午後5時半となった。四元豚のトンカツ定食とビールで夕飯にする。前日はコンビニご飯だったので、パワーが回復できるような気がした。

この日の歩数は45,065歩、GPSで測定した移動距離は24.2kmでした。

この日の経過
本山寺 10:50 →[2.9km]
11:35 ミニストップ三豊豊中町店 11:50 →[5.4km]
13:00 ミニストップ三豊高瀬店13:15 →[4.4km]
14:20 弥谷寺 15:00 →[4.5km]
16:15 JRみの駅 →[電車]観音寺サニーイン(泊)

p.s. 「四国札所歩き遍路」のバックナンバーはこちら


本堂の背後は、歩いてきた三豊市から観音寺にかけての眺めが広がる。


弥谷寺大師堂。中に納経所がある。お堂の中を奥に進むと、磨崖仏をお祀りしてある獅子の岩屋もある。


この日はJRみの駅まで歩いて観音寺に戻る。みの駅ベンチにて、今回新調したモンベルの編み笠と自販機にあった四国遍路仕様コカコーラ。

プロフィール

taipa

Author:taipa
3年前にリタイア、気ままなリタイア生活を送っています。
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