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2019NFL 中盤戦展望(前編 AFC)

2019年のNFLシーズンもはじまって、早くも6週間が過ぎた。毎年のことながら、あっという間である。一昨年まで十数年間、週ごとに予想記事を上げていたけれども、最近オンラインカジノや広告サイトからのメールやコメントが増えたのでやめることにした。代わりに考えたのが、このシーズン途中の展望記事である。

中継は昨年からDAZNで、CSのG+やGAORAより安い上に、ラグビーやボクシングも見ることができる。画質も思ったより悪くない。stick TVを使って、大画面で毎週「レッドゾーン」を見るのが楽しみである。

そして、今年もあっという間にシーズンが進み、すでにレギュラーシーズンの3分の1が終わった。今週からここまでの各チームの戦いぶりと今後の展開予想を行ってみたい。まずはチャンピオンのいるAFCから。

暫定第1シード ニューイングランド・ペイトリッツ 6-0(Superbowlオッズ 8.0倍)[プレイオフ確率85%]

チャンピオンが堂々の暫定第1シード。グロンクが抜けた今シーズン、アントニオ・ブラウンが入ったりすぐ出たり、ゴストコウスキーの離脱でキッカー不安があるものの、危なげなく6連勝。Superbowlから引き続きディフェンスが安定している。

プレイオフ確率9割と言いたいところだが5%削ったのは、RBとエデルマンへのパスだけでオフェンスのバリエーションが足りるのかというところにあるが、心配するまでもないのかもしれない。もたもたしたジャイアンツ戦も結局大差をつけた。強敵が続くWeek11以降に照準を絞っているのだろう。

暫定第2シード ヒューストン・テキサンズ 4-2(Superbowlオッズ 34.0倍)[プレイオフ確率60%]

ペイトリオッツを追う3地区はすでに地区首位チームでも2敗している。暫定第2シードはテキサンズで、QBワトソンが非常に安定しているのは心強い。チーフス,セインツといった強力チームとの対戦がすでに終わっているので、Week7のコルツ戦を勝てばプレイオフ確率は一気に高まるだろう。

現時点では60%とやや低めの予想としたのは、ディフェンスからJ.J.ワットを除く主力が抜けたため、かつて鉄壁を誇ったディフェンスにやや不安があることだ。

暫定第3シード カンザスシティ・チーフス 4-2(Superbowlオッズ 9.0倍)[プレイオフ確率70%]

チーフスも全勝でペイトリオッツを追いかけているはずだったが、コルツ、テキサンズに不覚をとった。まだ序盤戦なので、こういうことがあっても心配するにはあたらないとは思うが、Week7のブロンコス戦を落とすとかなり暗雲が漂うかもしれない。

マホームズに昨シーズンのような爆発的キレがないように思われるものの、それでもレイティングは110点台、14TD1INTでリーディングパサー。むしろ、カリーム・ハント離脱の穴を現時点では埋め切れていないようだ。ランオフェンスが機能しないと、マホームズの負担も大きくなるのでそのあたりが課題。

暫定第4シード ボルティモア・レイヴンス 4-2(Superbowlオッズ 34.0倍)[プレイオフ確率65%]

レイヴンスが意外と堅実なゲームを続けている。ラマー・ジャクソンが開幕戦で5TDパスを投げて面目一新かと思いきや、その後はラン主体で昨シーズンと似た展開が続いている。予想通りというべきかブラウンズが伸び悩んでいるのと、ロスリスバーガーのシーズンアウトで地区内に強敵はいない。プレイオフ確率はテキサンズより上かもしれない。

暫定第5シード バッファロー・ビルズ 4-1(Superbowlオッズ 101.0倍)[プレイオフ確率50%]

Superbowlオッズ101倍のビルズが、なんとプレイオフ圏内にいる。しかも、現時点の勝率は地区首位を上回る。残り試合の相手から9勝以上あげてプレイオフに残る確率は50%が見込まれ、シーズン前の予想をくつがえす大健闘である。

ただ、よく考えてみれば一昨年にはプレイオフに進出しており当時のメンバーが残っているので、それほど不思議なことではない。オフェンスに決定力が不足しているのは致し方ないが、ディフェンスは安定している。もう一つ強調できるのは、AFCのプレイオフハードルが低くなりそうなことだ。

暫定第6シード オークランド・レイダース 3-2(Superbowlオッズ 67.0倍)[プレイオフ確率40%]

AFCの各チームは苦戦しているところが多く、現時点で勝ち越していればプレイオフ圏内である。今週ゲームのなかったレイダースが暫定第6シードに入った。

コルツ、ベアーズに勝っているので開幕前の評価ほど弱くはないということだが、だからといってチーフスに対抗しうるかというと首をひねる。Week7以降のパッカーズ、テキサンズ、ライオンズの3連戦で急ブレーキということになると、やっぱり昨シーズンと同じということになる可能性も十分ある。プレイオフ確率は40%とやや低めにみている。

On The Hunt 1ゲーム以内 インディアナポリス・コルツ 3-2(15.0倍/40%)

コルツのSuperbowlオッズ15倍はアンドリュー・ラックの引退表明前なので、現時点でここまでがんばっているのは大健闘である。Week7のテキサンズ戦が大一番で、ここを勝てれば地区首位に躍り出る。ホームゲームなので、何とかしたいところだ。

とはいえ、ジャガーズ、タイタンズ相手でも絶対有利とはいえないところが難点で、プレイオフ確率は40%程度か。QBプリセットで中盤戦以降を乗り切れるかどうか。ちょっと厳しいかもしれない。

On The Hunt 2ゲーム以内 クリーブランド・ブラウンズ 2-4(15.0倍/40%)、ジャクソンビル・ジャガース 2-4(41.0倍/30%)、デンバー・ブロンコス 2-4(67.0倍/30%)、ピッツバーグ・スティーラーズ(29.0倍/30%)、ロサンゼルス・チャージャース 2-4(17.0倍/30%)、テネシー・タイタンズ 2-4(51.0倍/30%)

2勝4敗には6チームが並ぶ。前評判の高かったブラウンズはメイフィールドが低調で、ここまで5TD11INTと先発降格クラスの出来である。ただ、ディフェンスは機能しておりチームの地力はついてきたので、巻き返しがあっておかしくない。

他の5チームは横並びでプレイオフ確率30%と評価したが、シーズン前に期待したスティーラーズやブロンコス、ジャガースが含まれている。ロスリスバーガーが離脱したスティーラーズは、ディフェンスとランオフェンスという昔のパターンに戻って楽しみが少し出てきた。ブロンコスもWeek7にチーフス戦ホームゲームがあるので、ここは注目。

On the hunt 3ゲーム以上のNYジェッツ、ドルフィンズ、ベンガルズはeliminatedに近い。もちろん可能性はゼロではないものの、現実的にはプレイオフ戦線まで浮上するのはきわめて困難であろう。

p.s. NFL関連記事や2004シーズン以来の星取表はこちら

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