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手賀沼湖畔によく似た道を本山寺へ 七十番本山寺(前編)

県道に復帰し、財田川に沿って本山寺を目指す。歩道が広く、片側一車線の立派な県道である。

川の向こうには平野が広がり、前日歩いた小松尾山からの道がどこかにあるはずだが、見ただけではよく分からない。遍路地図を見ると、琴弾八幡・観音寺を頂点にV字の経路となるので、距離的には小松尾山から本山寺に直行した方がずっと近い。

このあたりを歩いていて、足がなかなか進まないのには困った。前日のハードスケジュールが祟ったのか、まだ午前9時を過ぎたばかりだというのに、ぐったりして調子が出ない。生身にエンジンブレーキがかかったようだ。

県道は川の流れる方向に沿って、やや右にスライスしている。基本的には橋のある地点にしか交差点がないので、次の交差点までが遠い。㌔ポストもなく、どのくらいのペースで歩いているのかもよく分からない。

そんなに歩いていないはずなのに、次の橋でさっそく「本山寺→」の標識が出てきた。早く右折しても遠回りになるので直進する。遍路地図を見るとしばらく先に細い道があるので、歩行者はそこを通ればいいのだろう。

一つ先の交差点の少し先で財田川が2つに枝分かれしており、中洲にあたる部分に渡る小さな橋がかかっている。あれが、遍路地図に載っている点線のルートだろう。脇道に入って住宅の裏を通り橋を渡る。車が通れないほど狭くはないが、すれ違うのは厳しそうだ。

橋を渡った先は、川に沿って進む歩道だった。流れよりかなり高くなっているので、堤防を兼ねているものと思われた。右側は川、左側には田畑と民家が続いている。

今回の区切り打ちの準備のひとつとして手賀沼湖畔を歩いたのだが、ちょうどこういう景色だった。堤防の上に歩道が続くのも同じである。実はその時、気温が急に高くなった中、堤防上を往復12km、さらに家まで10km歩いて、体調がおかしくなってしまったのであった。

だから今回の区切り打ちでは、最初の2、3日たいへんきつかったのだが、その後に山道が続き、スケジュールも押せ押せだったのでそんなことは言っていられなかった。雲辺寺を下ってようやく余裕が出て、疲れが表面に出てきたのかもしれない。

何日か前に歩いた千葉県と同じような景色を見ながら、淡々と歩く。何にせよ、右足と左足を交互に出していれば目的地に近づくのはありがたいことである。山道では油断していると滑るし足を踏み外す。

歩いているうちに、左の住宅地がだんだん密集してきて、5階建ての建物も出てくるようになった。その向こうから、五重塔が見えてきた。見えたかと思うと建物の陰にかくれ、また見えると少しだけ近づいている。あれが、本山寺に違いない。

10時30分到着。観音寺から1時間10分である。GPS測定で4.8kmで信号待ちもあったから、疲れていた割には早く歩けている。

(この項続く)

p.s. 「四国札所歩き遍路」のバックナンバーはこちら


観音寺から本山寺まで、財田川に沿って県道を歩く。前日の疲れなのか、朝のうちは調子が上がらない。


片側一車線の県道から、写っている橋を渡って中洲の細い道に入る。


お遍路前に予行演習した手賀沼湖畔の道とよく似た川沿いの道。堤防を兼ねているのだろう。もう少し行くと五重塔が見えてくる。

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taipa

Author:taipa
3年前にリタイア、気ままなリタイア生活を送っています。
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