FC2ブログ

記事一覧

四国札所歩き遍路 六十八番琴弾八幡宮(前編)

観音寺をスタートする前に、スケジュールについて注意点を少し書いておきたい。遍路歩きにあたって、スケジュール策定の参考とさせていただいているサイトがいくつかあるが、それらの中でどうかと思うのが観音寺からの日程である。

あるサイトでは、68番から75番まで、70番奥ノ院を含めて9寺をお参りして午後5時半に善通寺に入る計画としている。参考とさせていただいて申し訳ないのだが、正直なところ、これは無理である。

私の場合、1時間遅く午前8時に出発したものの、弥谷寺を打ち終えたのは午後3時だった。仮に6時半に出発したとしても午後5時の納経終了までに善通寺に入るのはきわめて困難だし、2つ前の出釈迦寺あたりで途方にくれることになった可能性が大きい。そんな心配をしながら歩いても精神健康上よろしくない。

タクシーを呼んだとしても費用はそれほどかからないが、歩き遍路をしている以上タクシーはいざという時以外使いたくない。いざという時とは、ケガや体調不良、道路の不通や宿が満室といった突発事由であり、予定した速さで歩けないというのは計画に含めるべき事由である。

私の考えでは、この区間の日程は2日に分け、初日は琴弾八幡宮から弥谷寺がちょうどいい。そして余裕があれば、翌日は出釈迦寺から奥ノ院の捨身ヶ嶽禅定をお参りすることにしたらどうかと思う。
----------------------------------------------

2018年10月15日、前日は洗濯をして午後9時にはベッドに入ったが、体が痛くてよく眠れなかった。さすがに朝3時起きの5時スタートで雲辺寺の登り下り、さらに観音寺まで歩くというのはハード過ぎた。太腿をはじめ足全体が痛むし、リュックの重さで肩も痛い。風呂上りのバンテリンだけでは効かず、持ってきたロキソニンテープを手足4ヵ所に貼る。

それでも、午前4時を過ぎると寝ていられなくなった。ちょうどこの日はGamedayである。このホテルは古いけれども、wifiが使えるのでDAZNが映る。NFLのレッドゾーンを見て時間調整する。

6時25分からテレビ体操をして7時から1階のレストランで朝食。料金はホテル代に込みで5,900円、この日選んだのは和定食で、さば、焼き海苔、納豆、切干大根、卵焼きにご飯とお味噌汁。久しぶりに、ちゃんとしたご飯を食べた。

部屋に帰って、この日の支度をする。前日ここまで歩くのはしんどかったが、連泊になったのでこの日はデイパックのみである。荷物が軽いのもうれしいし、出発時間に気を使うこともなくのんびり出られるのも、今回の遠征では初めてであった。

午前8時にホテルを出発。琴弾山は駅とは反対側に市街を歩く。住宅や商店街、学校や郵便局、いくつか旅館もある。どの道を通っても、方向さえ間違えなければ大丈夫である。

住宅街の傍らに、大太鼓を乗せた山車が見えた。前日、小松尾山から観音寺市街に向かう途中でも太鼓の音があちこちから聞こえてきたが、この週末は秋祭りの最中である。伊予三島・川之江近辺では曜日にかかわらず10月13~15日固定ということだが、県境を越えてもそうなのだろうか。

10分もすると財田川にかかる橋を渡り、その向こう岸に大きな鳥居が見えてくる。琴弾八幡宮である。

観音寺といえば、銭型砂絵がたいへん有名である。土地の人々が、殿様を楽しませるため砂浜に大きく寛永通宝の砂絵を作ったという江戸時代の逸話に基づき、現在までずっと続けられている。

東西120m、南北90mの巨大な砂絵で、年に2回砂ざらえといって、掘り直して形を整えるらしい。琴弾八幡宮・観音寺・神恵院からは山の反対側にあたる。

(この項続く)

p.s. 「四国札所歩き遍路」のバックナンバーはこちら


この日の朝は和定食。前日まで厳しいスケジュールだったが、この日は7時から朝食をとることができた。


この週は秋祭りが各地で行われていて、山を歩いていても麓から太鼓の音が響いていた。


観音寺駅前から10分ほど歩くと琴弾山が見えてくる。山の上が八幡宮。下には道の駅がある。有名な銭型砂絵は山の向こう側。

プロフィール

taipa

Author:taipa
3年前にリタイア、気ままなリタイア生活を送っています。
過去のnifty(2005-2014)、忍者(2014-2018)、当サイトの15ヶ月を経過したブログ記事は、下のリンクからホームページでご覧いただけます。

カレンダー

01 | 2020/02 | 03
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29