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リタイア3年までの収支を改めて確認(後編)

次に示したのは、リタイア後3年間の臨時支出の推移である。ここで臨時支出とは、月間生活費20万円と先週お示しした税金・保険料以外の支出のことである。現金支出はラウンドナンバーしか分からないのに対し、カード決済したものは端数まで記録があるので、項目によって数字の細かさが違うけれども、ご容赦いただきたい。

前回お届けした税・保険料の約200万円(資金繰りを含めるとプラス40万円ほど)に加え、月々の生活費の他に支出している金額がおおよそこのくらいある。

最も大口なのは旅行関連費用である。この中には、月々のお小遣いから手当てしている近場の日帰り山行の費用は含んでいない。リタイア1年目と2年目は30万円台、3年目は約28万円を支出している。

最も大きいのは四国お遍路の費用で、3年目までは春・秋2度、4年目の今年は秋1度である。次回が区切りの第10次で、予定どおり歩けば四国を一周した後、高野山奥ノ院をお参りして結願である。足掛け5年で四国お遍路歩きを完了することになる。

四国以外にも、奥さんを連れて北海道へ行ったり、他にも泊りがけで行った旅行費用も含まれている。ツアーを使ったことは三十年以上ないので、夫婦でも10万あれば日本中どこにでも行ける。昔は海外にも行ったものだが、費用面だけでなく国内旅行の方が安心だし行きたいところも多い。

次に大きいのは酒関連費用である。リタイア1年目には約30万円というとてつもない支出になっているが、これはワインのプリムール(樽詰め先物買い)や銘柄日本酒の購入によるものである。

言わずもがなのことだけれど、余裕があれば買うけれどなければ買えない。2年目約15万、3年目約12万円と身の程に合った金額に減少しているのは、なによりのことである。それでも、現役時に買ったワインは何年か分の在庫がある。ワインは何年か置くとさらにおいしく飲めるという利点もある。

その下の段にある「+α食費」とは、月々の食費の枠内で収められない少し贅沢な食品で、多くはそば・うどん・味噌などの通販購入である。やはり3年間で徐々に減らしていて、いまでは月平均5千円。現役時の半分に減らすことができた。

とはいえ、ぎりぎりの生活をずっと続けているとストレスになるし、負担できる範囲内であれば少しは贅沢したいものである。ここ1~2年、四国からみかんの購入が増えた。お遍路歩きでご接待いただいた恩返しと考えている。

これらの支出に最大で年間70万円超、3年間で180万円ほどかかっていて、税・保険料と合わせて約400万円になる。幸いに、退職金からローンを返してそれくらいの余裕があった。それでも、老後必要な資金が2000万円などということにはならない。

その400万円のうち、半分は税・保険料である。これを払わずに済ませるには、完全リタイアせず働き続けるという選択肢がある。私だって、ストレスが少なく勤め続けられる職場であれば、年金受給まで働き続けたかったのは山々である。それができなかったのは、心身のストレスが大きすぎたからだ。

そして残りの半分はいわば贅沢品であり、なければないで済むものである。特に酒関連支出など、その気になれば半分にでも3分の1にでもできるだろう。できる範囲で優先順位をつけて楽しめばいいというだけである。

前に書いたことの繰り返しになるけれども、収入と支出が償わない場合、まず支出を削るのは当たり前である。欲しいものをあきらめなければならないのは切ないけれども、身の程を知ることも大切だ。そして、残りのおカネでどうやって生活を充実させていけるかに頭を使った方が使い甲斐があると思う。

あと何十年も生きる訳でもなし、投資だとか副収入だとか、いつまでもそんなことを言っている時間はない。金融機関やら証券保険会社のセールスに踊らされて、そんな余分なことに頭を使う暇はないのである。

p.s. 臨時支出以外の毎年の生活費は、年金生活2019等の記事をご覧ください。他にもいろいろある年金生活のバックナンバーはこちら

表2 リタイア後3年間の臨時支出推移(単位:円)

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プロフィール

taipa

Author:taipa
3年前にリタイア、気ままなリタイア生活を送っています。
過去のnifty(2005-2014)、忍者(2014-2018)、当サイトの15ヶ月を経過したブログ記事は、下のリンクからホームページでご覧いただけます。

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