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中高年の山歩き 奥多摩むかし道(前編)

三頭山から下りてきた時には疲労困憊してこのまま帰ろうかと思ったくらいだったが、鉢の木で気持ちいいお風呂とビール大瓶2本と澤乃井で夕飯をいただいて泥のように眠ったら、翌朝の体調は悪くなかった。予定どおり「奥多摩むかしみち」を歩くことにした。

午前5時前からヘリの音がにぎやかだった。雲取方面で遭難でもあったかと思ったくらいだったが、この日は一日中ヘリが行ったり来たりしていたし、奥多摩駅前に警察の人もいたから、大規模な訓練かあるいはトランプ訪日による警備だったのかもしれない。

天気予報を見るとこの日は下り坂で、首都圏でも夕方には雨、早いところでは午前中から降り始めるとのこと。あまりゆっくりしてはいられない。当初の計画では駅から奥多摩湖へ歩く予定だったけれど、昼間はバスの間隔が長いので、朝7時38分発のバスで水根まで出てしまい、そこから駅へと引き返すことにした。

朝ご飯は7時からお願いしたので、食事前に支度を整えてしまう。この「鉢の木」は1泊2食8,000円の民宿なのだが、部屋は広いしトイレと洗面も部屋にあるので使いやすい。前日のハードな歩きが祟って階段の上り下りが厳しいが、それは自業自得というものだ。1泊して疲れが飛んでしまったのはありがたかった。

駅まで歩いて見慣れた西東京バスの乗り場へ。7時38分発の留浦行きバスは平日にもかかわらず半分以上埋まっていて、ほとんどが登山客であった。いくつものトンネルを抜けて奥多摩湖方面へ。この後は、山の中腹の道を戻ってくることになる。

水根バス停に8時前に到着。むかしみちの入口があるかどうか心配していたが、バス停のすぐそばに大きな地図看板が立てられていた。案内表示も分岐ごとに立てられているので、迷うことはない。

「むかしみち入口」の案内にしたがって、沢沿いの急坂を登って行く。舗装道路なのだが、結構な急傾斜である。三相三線の電線が走っているから上に人家があるのだろうけれど、バス通りからこれだけ登るのは大変だろうと思う。

途中でキャンプ場や六ツ石山登山道を分け、青目立不動尊のあたりで細い道に入る。青目立不動尊からはいい景色ということだが、この日は休業日で門扉が閉ざされている。その横にある細い坂道を登って行く。駅に向かうむかしみちは基本下り坂のはずだが、ずいぶん登るし、道自体が登山道である。

奥多摩むかしみちはかつての青梅街道である。そして、小河内ダムができるまでは、いま奥多摩湖のある場所にも人家があった。だからもともとの青梅街道はここまで山の上には上がらなかったと思われるが、おそらくダムの設備とかで通れなくなっているのだろう。いずれにせよ、生活道路であったことは確かと思われる。

さて、奥多摩むかしみちのWEB情報を探すと、古い記事の中に水根と奥多摩湖の間にトンネルがあると書いてある。ただし、このルートは現在では使われておらず、むかしみちの地図にも載っていないし案内表示にも書いていない。

案内通りに歩くと、こうやって水根の坂をずいぶん登ることになる。それでも、青目立不動尊のあたりがピークで、そこからは下り坂となる。そして、しばらくは崖に沿った細い道に、落石防止の網が張ってある。もちろん、車は通れない歩行者専用の細い道である。

そういう道をしばらく歩くと、左手に鳥居が見えた。浅間神社である。本当であればお社までお伺いすべきであるが、前日のハードワークとここまでの登りで足が痛い。申し訳ないが、むかしみちから二礼二柏手一礼でご挨拶する。浅間神社のすぐ先が中山集落であった。

(この項続く)

p.s. 「中高年の山歩き」バックナンバーはこちら


水根バス停を下りるとすぐ、むかしみちの案内看板がある。わかりやすいので助かった。


むかしみちに入ると、いきなり急傾斜。舗装道路なのだが、結構疲れる。


青目不動尊あたりがピークになるようだ。中には展望台もあるらしいが、この日は休業日で迂回しなければならなかった。

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taipa

Author:taipa
 

4年前にリタイア、気ままなリタイア生活を送っています。
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