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中高年の山歩き 三頭山(前編)

この春は筑波山塊に2回行った後、3日置きに雨が降るという変わりやすい天気になって、その後一気に暑くなった。あまり暑いと山はお休みだが、気象庁のHPを見ると奥多摩は30℃には届かないようだ。湿度も夏の盛りほどではないので、1年ぶりに奥多摩に行くことにした。

奥多摩で未登の山で、行ってみたかったのは三頭山である。御前山に昨年登ったのでその奥ということが一つと、昨年春に中国人登山客が遭難騒ぎを起こしたことが記憶に新しいからである。

とはいえ、人気の山だけに土日は騒がしそうだ。せっかく行くなら静かな平日ということで5月27日月曜日を予定していたら、なんとこの日は「都民の森」休園日で数馬までしかバスが出ていないことが判明した。

代替案をいろいろ考えたが、遭難騒ぎのあった三頭山~ヌカザス山というコースは外しがたい。バス便が少ないうえ数馬からの歩きが加わって頂上に着く時間は遅くなるが、奥多摩に宿を取れば帰りの心配をしなくてすむ。という訳で、スタートを数馬に変更して奥多摩側に下りるコースをとることにした。

武蔵五日市駅に8時半に到着し、バス停に向かう。数馬行バスは9時ちょうどのはずなので、まだ時間に余裕がある。確認しようとバス停の表示をみて愕然とした。「浮橋通行止」と書いてある。

「小河内貯水池の水位が低下し通行に危険な状態になりましたので、麦山浮橋を取り外し、通行止とさせていただきます。期間 平成31年2月18日~水位が回復するまで」とある。

なんということだ。一応WEBでは検索したのだが、探し方が悪かったのか見つけられなかった。奥多摩観光協会トップページにも、奥多摩小屋のクローズは載っていてもドラム缶橋のことは載っていない。もしかして誰か書いているのに、SSL化していないのでGoogle様にはじかれたのだろうか。

それにしても困った。例の遭難グループ同様ドラム缶橋を目指す予定だったが、通行止ではこのルートはたいへんな遠回りとなる。ヌカザス山からムロクボ尾根経由深山橋バス停が最短ルートということになるが、ヤマケイガイドでは点線のバリエーションルートである。

都民の森休園で山頂に着くのが2時間遅れるのに加え、下山も遅れる可能性が大きくなってしまった。宿には6時到着と伝えてあるけれど、どうしよう。とりあえず登ってから考えるしかない。

バスは時間どおり10時に数馬到着。下りて見たらすごい日差しである。身支度を整えて歩き始めると、熱気が身体にまとわりつく。手元の温度計をみると31℃、ちょっとこれは厳しいコンディションだ。

すぐに奥多摩周遊道路に入る。いきなり傾斜10度の注意標識である。考えてみれば、数馬と都民の森の標高差が300m。距離が4kmなのだから、平地を歩いたって1時間かかる。それを1時間10分がコースタイムなのだから、ほとんど平地並みに歩かなければならない。あっという間に汗が噴き出す。

途中に都民の森へショートカットする遊歩道があるはずだが、入口の案内が見当たらない。仮に見つかったとしても、三頭山の方向へはいったん谷へ下りて登り返す難路なので、周遊道路を登った方が早かったかもしれない。コースタイムどおり1時間10分で都民の森の行先表示が出てきた。

チェーンを張って立入禁止にしてある前に自動車で来たおじさんがたたずんでいた。「今日は休みで入れませんよ」「山には行けるでしょう」とチェーンをまたいで中へ。エントランスには誰もいない。

そういえば、バスの中にも都民の森休園を知らないで来たグループがあって、仕方がないから浅間嶺登山口で下車していた。私はそこまでは折込済だったのだが、ドラム缶橋通行止は想定外であった。

かなり汗をかいたので、日陰を探して一休みする。ヤマザキランチパック・ジャム&マーガリンを食べて栄養補給。「この水は飲めます」と書いてある水道があったので、ありがたく飲ませていただく。

都民の森の中も、周遊道路同様に急傾斜である。森林館まで急坂を登り、トンネルを越えてしばらく行くと登山口があった。計画では避難小屋経由三頭山西峰に登るつもりだったが、森林館まで来てしまうと鞘口峠経由東峰に登った方が距離的にかなり近い。

そう思ってコースを変更して、鞘口峠にはすんなり着いた。12時ちょうどだった。これなら1時過ぎには頂上に着けるだろうと思ったのだが、例によってこれは大甘だったのである。

(この項続く)

p.s. 「中高年の山歩き」バックナンバーはこちら


都民の森休業日のため数馬から歩かなければならない。炎天下の奥多摩周遊道路から三頭山を望む。


都民の森は休業日。車は入れないが人は入れる。水を補給して先に進む。


森林館の奥から三頭山登山道となる。距離短縮のため鞘口峠ルートを選んだのがどうだったか。

プロフィール

taipa

Author:taipa
3年前にリタイア、気ままなリタイア生活を送っています。
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