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標高に関係なくきつい道はきつい 宝篋山(後編)

宝篋山頂には宝篋印塔と忍性和上の銅像が置かれており、その向こう側に十ほどのテーブルとベンチがあって、すでに一杯であった。というのは、そのテーブルの正面に筑波山の絶景が広がっていて、間違いなくここが宝篋山のベストポジションだからである。

左に男体山、右に女体山の頂きを望み、頂上を結ぶ稜線に点在するアンテナ群もはっきり見える。男体山側のルートの方が急傾斜で、女体山側の傾斜がゆるやかなのもよく分かる。女体山からつつじヶ丘への稜線はぐるっと右手を回って、いまいる宝篋山へと続いている。

宝篋山のベストポジションというだけでなく、もしかすると筑波山系のベストポジションではないかと思うくらい素晴らしい展望であった。

さて、標高400m余りの低山にもかかわらず、宝篋山にはいくつかの登山ルートがある。つくば市のトレッキングマップには東寄りの3コースと北寄りの3コースが描かれているが、この他に筑波山に向かうルートもある。

今回は東寄りの常願寺ルートを登ってきたので、下りるのは同じ東寄りでも別の小田城コースをとることにした。いったんバイオトイレの高さまで下りて、トイレの横からやや北向きに山の中へ入る。

この道がまた、延々と林の中を下って行くコースで、ちょっとヒザに響いた。標高差400mとはいえ、麓までずっと下り傾斜が続くのと、なかなか展望が開けない。

歩いていて、奥多摩や丹沢で標高差700~800m下っている時のことを思い出した。登りはそれほど長く感じなかったが、下りは長くてきびしい。きつい道は標高差にかかわらずきついのであった。

展望が開けないと書いたけれども、途中2ヶ所ほど麓に向けて開けている場所がある。一つ目は下浅間神社で、登山道から分かれて小さな祠に出るが、後でまた合流する。祠の前が広場になっていて、ベンチが置かれている。まだ標高が高いので、景色は雄大だ。

もう一つは麓近くまで下ったところにある要害展望所で、城の要害を模した展望台が建てられている。下浅間神社より200mほど低いと思うが、ちょうど国道の真上にあたる場所で眺めが開けており、とても景色がいい。

そして、地面に近い分、はるか彼方に地平線が見えるのがまたすばらしい。千葉ニュータウンの高層ビル群らしきものも見えた。よく考えれば千葉ニューから筑波山が見えるのだから、逆側から見えても不思議はないのである。

車を停めた小田休憩所に戻ったのは午後1時半、ちょうど4時間の山歩きだった。休憩所に「つくば市民研修センター」で日帰り入浴できると書いてあったので、トレッキングマップで場所を探して行ってみた。

市民研修センターはつくば市体育館の隣にあり、ここでも登山姿のグループを見かけた。北寄りのコースを選ぶとここに下りてくるようである。料金は440円と格安、だがボディソープだけでシャンプーの備え付けはない。

社会福祉協議会も兼ねた建物なので、わが印西市でもやっている地元高齢者のためのサービスであろう。私が入っている間にも2人、地元のおじいさんが入ってきた。カランは3つ、浴槽は4、5人は入れるくらい。「汗を流すには十分です」と案内に書いてあった。

お風呂に入った後休憩したり飲食したりすることはできないけれど、汗を流す分にはまさに十分である。この日は一日いい天気で汗もかなりかいたので、ちょうどいいリフレッシュになった。

帰りは下を通って2時間、筑波山系は何より近いのがいい。来年の冬も、また来ることになりそうだ。

この日の経過
小田休憩所(30) 9:30
10:10 くずしろの滝(140) 10:15
10:35 尖浅間山(320) 10:50
11:25 宝篋山(461) 11:45
13:00 要害休憩所(106) 13:05
13:30 小田休憩所
[GPS測定距離 7.3km]

p.s. 「中高年の山歩き」バックナンバーはこちら


宝篋山からは、筑波山を間近に望むことができる。ベンチはすでに一杯で、さらに登ってくる人が続いた。


下りる途中には2ヵ所ほど展望台がある。これは下山口に近い要害展望所からの景色。


帰りにつくば市民研修センターのお風呂で汗を流した。440円とお手軽。

プロフィール

taipa

Author:taipa
3年前にリタイア、気ままなリタイア生活を送っています。
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