FC2ブログ

記事一覧

東京ガスへの切り替え・実際の請求額検証 ~電力自由化対応(完結編)

さて、前回書いたように2月の電気料金は、東京ガスに移したことによって1ヵ月遅れの3月支払いになった。そして、ガス検針日の26日、ガス代の請求と一緒に電気代の請求が届いた。

まず請求額を見てみると、2018年2月の電気代が405KWh使用で11,085円だったのに対し、2019年2月は324KWhで7,926円、単純計算では3,159円の減となっている。よしよし、東京ガスに代えただけの効果があったとまず思った。

ところがよく中身をみると、それほど効果があったとも言えないことが分かってきた。検針日のずれにより日数が少なくなっているのである。昨年が31日分だったのに対し、今年は26日分で5日少ない。

仮に日数が昨年と同じ31日分だったとすると、今年の電気代は単純計算で9,450円となる。それでも昨年より約1,600円安いけれども、これはキャンペーン割引1,450円の効果が大部分で、それを除くと150円ほどしか違わない。

これは限定2ヵ月分だけ15%割引となるキャンペーンなので、再来月にはこの効果がなくなる。ということは、通常月には150円しか違わない。確かに、昨年時点で私が想定していた電力自由化効果はそんなものであった。

ではなぜ、電力自由化によりそんなに得になるという試算となったのだろうか。その大きな理由として、東京ガスと東京電力の料金表を分析して試算したので、「燃料費調整」という項目を考慮に入れていなかったことがある。

燃料費調整は、年間を通じて上下する為替レートや原油・LNG市況の変動率を料金に反映させるために設定しているもので、航空会社の燃油サーチャージと似た性格である。料金体系は役所の認可とかいろいろ面倒な手順があるが、燃料費調整は基本的に、3ヵ月前の為替レート、原油・LNG・石炭市況から算出される。

(もとになっている数字が役所から出ている貿易統計等の数字であるため、東電でも東ガスでも結果はほとんど変わらない。どこの電力事業者でも同じだろう。)

そして、昨年2月の燃料費調整額は-1,227円と大きなマイナスであったのに対し、今年は-116円と1,000円以上少なくなっている。東電でも東ガスでもこの傾向は変わらない。つまり、電力会社をどこにするかよりも燃料費調整の要素の方がずっと大きかったということである。

もっとも、東電のままにしていたとすれば、2ヵ月だけとはいえ15%割引ということはなかったから、その点だけみても電力会社を代えた効果があったことは間違いない。それにプラスして、1ヵ月支払時期が遅れたことによる資金繰り効果も結構大きい。

いずれにしても、年間通して締めてみないと電力会社切り替えの効果はよく分からない。それはそれとして、どこの料金プランがお得かということより、原油価格やLNG価格、為替レートによる影響の方がはるかに大きいということを実感したのでした。

p.s. 年金生活のバックナンバーはこちら

gasdenki.png
楽しみにしていた東京ガスの電気代。昨年との比較で請求額は下がったものの、中身をよく見ると喜んでばかりいられないことがよく分かりました。

プロフィール

taipa

Author:taipa
3年前にリタイア、気ままなリタイア生活を送っています。
過去のnifty(2005-2014)、忍者(2014-2018)、当サイトの15ヶ月を経過したブログ記事は、下のリンクからホームページでご覧いただけます。

カレンダー

01 | 2020/02 | 03
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29