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鋸南町三角点への尾根道も断念 保手見峠・嵯峨山(後編)

5分ほどかけて戻って、嵯峨山への尾根道に進む。林道からの入り口に赤テープがあったので場所は間違いないが、道とおぼしきところには笹薮が伸びていて、たいへん歩きづらい。そして、結構アップダウンがある。やせ尾根を急降下して、再び登るのを繰り返すような道である。

房総なのでこうした尾根道はよくあるのだが、今回の場合登り下り以上に不安だったのは道が斜めっていることで、滑ると十数m止まらないだろうという急斜面であった。保手見峠から間もなくあるはずの鋸南町三角点峰も、どこだったのかよく分からなかった。

赤テープを頼みにさらに進むが、藪がどんどん濃くなる上に踏み跡が見当たらない。半年や一年、誰も入っていないような状態である。藪だけならまだしも、斜めった斜面は滑ったら登って来れる保証はないような状態であった。

少し先の藪の斜面に赤テープは見えたものの、そこまで踏み跡の見つからない状況で先に進むのは危険である。三浦三良山に続き、嵯峨山への尾根道も撤退せざるを得なかった。やむなく、安全確実な林道経由で嵯峨山に向かうことにした。

時刻はすでに11時近く。保手見峠付近でうろうろして出発から3時間近く経過している。予定どおりバスに乗っていれば、そろそろネタ本のコースを完走していておかしくない時間である。なのに、まだ予定の半分も来ていない。再び保手見林道を先に進む。この道を進めば、昨年嵯峨山から下りてきた場所に合流するはずである。

この林道は尾根の北側を歩くので日当たりが悪く、水たまりが大々的に残っていた。ちょっと驚いたのは、昨年嵯峨山から下った時ほとんど廃屋だったと思ったのだが、それより奥にあるあたりで、人の住んでいる農家があったことである。

規模は小さいものの畑に野菜が植えられており、庭先には軽トラが止められていて犬が吠えていた。ずいぶん人里離れたところに住んでいるものだと思っだ、よく考えると軽トラを使えば10分かそこらで長狭街道に出られる。びっくりするほどの山奥ではないのであった。

嵯峨山の裏登山口まで、結構長かった。途中でさきほど断念した尾根道と合流するが、やはり人の入った気配はなく、見る限り荒れてしまっている。山慣れた人は房総に来ないし、ハイキング客ではとても歩けないコースなのである。

さて、前回下ってきた民家脇の登山口まで30分ちょっと歩いた。「嵯峨山→」の小さなカードがあり、民家横にU字溝で作ってある階段を登る。ここの民家はしばらく前まで老夫婦が住んでいたらしいが、現在は無人のようである。

踏み跡伝いに登ってゆくと古いお墓に行き当たるのだが、その前に平らになって日当たりのいい場所がある。ここまで3時間以上、全く腰を下ろしていなかったので、ここで休憩をとらせていただいた。

テルモスに入れてきたお湯でインスタントコーヒーを淹れ、ジャムとチーズのパン、レモン味のチキン、いつものフルーツパックでお昼にする。この日は快晴の予報だったが、曇って風も出てきた。とはいえ、寒くないので歩くには申し分ない。

(この項続く)

p.s. 「中高年の山歩き」バックナンバーはこちら


保手見峠から北方向。見えているピークが三浦三良山のはずだが、たどり着けなかった。


保手見峠からは東側の眺望が開けている。並んでいるのは、方角的に房州アルプスのはず。


「房総のやまあるき」の道は、しばらく誰も入っていないらしく藪。赤テープはあるのだが、道が完全に斜めっていて滑ったら大ケガ必至である。途中で断念。

プロフィール

taipa

Author:taipa
3年前にリタイア、気ままなリタイア生活を送っています。
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