FC2ブログ

記事一覧

第9次1泊目は小町温泉しこくや 六十三番吉祥寺(後編)

お参りを終えて納経印をいただくと午後3時過ぎであった。この日の宿である小町温泉しこくやへ行くには2km先の小松総合支所からバスだが、この時間だと間に合わずその次は2時間先である。

仕方なく、遍路地図に書いてあったタクシー会社に電話すると、5分も経たないで通用門のところに車が来た。トラロープをまたいで境内から出て、乗せていただく。

「ちょうどお遍路さんを石鎚山の駅まで乗せたところだったんで、すぐに来れました」

石鎚山駅は吉祥寺のある伊予氷見のひとつ先の駅で、国道11号を3kmほどである。すごいタイミングだ。

話を聞くと、前のお客さんは高知県の女性で、私と同様に区切り打ちで歩き遍路をしていて、前神寺までお参りしたらしい。四国だから首都圏の私より近いとはいえ、高知まで帰るとなるとけっこう時間がかかりますね、などと話をした。

国道11号線を小松に戻って、宿まではさらに先。料金は2,000円ちょっとかかった。小松周辺は宿泊施設の少ない地域である。かつて私が出張で来た時は壬生川のホテルを利用したが、それでも駅から7~8分歩かなければならなかった。

それも、全国規模ではなく地元資本の小さなビジネスホテルである。何かイベントがあるとすぐ満室になるし、他の選択肢も少ない。食事をとれる場所も遠いし、コンビニも近くにない。何かと不便だったのである。

そういえば、田川さんと蛭子の路線バスの旅でも、この周辺で泊まった時に、使っていない空き家のような所に案内されて、ビジネスホテル好きの蛭子が目を白黒させていた。

そんな具合で、ホテルをみつけるのはなかなか厳しい地域なのだが、今回は横峰寺登山道に近い「小町温泉しこくや」を選んだ。予約した時点では、翌日ここから横峰を目指すはずだったのである。

敷地内には食堂・土産物店と温泉施設、宿泊施設がコングロマリットになっていて、部屋は昔のビジネスホテルのようだ。フロントの奥が浴室で、銭湯風である。泉質は食塩泉・重曹泉で、低温で湧出した鉱泉を沸かしている。湯船は広く、内湯・露天・サウナ・水風呂とひととおり揃っている。

まだ初日だが、翌日以降のこともあるので洗濯はきちんとしなければならない。洗濯機が300円と高かったが、乾燥機は業務用なので100円で十分乾いた。この日家から着てきた登山用のシャツとスラックスを洗ってリュックにしまう。翌日からは速乾白衣の登場である。

食事は棟続きの売店・レストランでとる。夕飯にはお刺身と松茸のホイル焼き、朝食には鯛のお刺身をごはんに乗せて熱い出汁を注ぐ鯛茶漬が出た。これで1泊2食6,800円は、かなりのお値打ちである。

売店には多くのお土産品があったが、極早生のみかんが袋一杯入って300円、無地の今治タオルがやはり1枚300円だったのが目についたので、それぞれ1つずつ600円。この日は朝早かったので、みかんをいくつかつまんで午後7時半には明かりを消した。

この日の歩数は20,769歩、GPSで測定した移動距離は9.9kmでした。

この日の経過
三嶋神社 13:45 →[3.3km]
14:45 吉祥寺 15:05 → [タクシー]
小町温泉しこくや(泊)

p.s. 「四国札所歩き遍路」のバックナンバーはこちら


小町温泉しこくや。計画では、ここから横峰寺登山道を歩くつもりだったが、登山道が土砂崩れにより予定変更を余儀なくされた。


この日の夕飯には、松茸のホイル焼きやさざえのお刺身が付いた。これで1泊2食6,800円はお値打ち。

プロフィール

taipa

Author:taipa
3年前にリタイア、気ままなリタイア生活を送っています。
過去のnifty(2005-2014)、忍者(2014-2018)、当サイトの15ヶ月を経過したブログ記事は、下のリンクからホームページでご覧いただけます。

カレンダー

01 | 2020/02 | 03
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29