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結婚40周年 ~せいうち日記182

建国記念日は私の子供の頃にはなかった。だから学校も休みでなかった。

復活したのは1966年、東京オリンピックの後である。言うまでもなく、敗戦により廃止された紀元節を復活させたものであり、当時は天皇制打倒の立場から反対する人達が結構いた。

天皇制打倒などというスローガンを目にしなくなって久しいが、学生運動華やかなりし頃は、そういうビラが大学構内や街頭に数多く貼られていた。同じような人達が、中国・北朝鮮は労働者の楽園だと言っていた。今や昔である。

私が結婚したのは1984年なので、もう祝日に反対する人は多くなかった。しかし、当時の職場はまだ週休1日であったため、土曜日が祝日の11日を移動日にし、12日に式を挙げたのであった。職場が大阪で、式は東京だったのである。

それから40年経ち、今年は結婚40周年である。25周年の銀婚式と50周年の金婚式はみんな知っているが、40周年はほとんど知られていない。ルビー婚式だそうである。ルビコン河を渡るみたいだ。

就職については後からいろいろ考えるし、もっと他にやり様があったのではないかと思えるが、奥さんと知り合ったのは最初の職場である。同じ職場でなければ出会うこともなかっただろうから、これも縁なのだろう。

その後2度職場を替わり、住む場所も2度変わった。40年は長いけれども、過ぎてしまえばあっという間である。ともかくも、家族そろって健康で、さしあたり困ることもなく暮らしているのはありがたいことである。

昔、中国の誰かが言っていたことには、住む場所があって、今日明日食べるものがあって、家族そろって健康であれば、それ以上を求めるのは贅沢である。最初に読んだときは、それだけじゃないだろうと思ったが、さすが中国四千年の歴史で、そのとおりである。

若い頃は、未来はもっとすばらしくなると思っていたけれど、少なくとも株価は変わらない。誰もがうらやむ境遇なんてものはなくて、ストレスをできるだけ少なくするのが手に届く幸せである。差し迫って困ることがなければ、それ以上求めることはない。

結婚記念日にはここ数年、ワインを開ける習慣である。記念日にはプレゼント交換とかは商売をしたい人達がいうことで、お祝いするのは「モノ」よりも「経験」であり「イベント」が適している。

ボルドーは7~8年熟成させた方がおいしいので(たまに酸化させてしまうが)、新酒の時に買ってエノテカに保管してある。あと10年分くらい在庫があるので、金婚式まで大丈夫そうだ。

p.s. 「せいうち日記」、バックナンバーはこちら。もう180回になりました。

kekkonshiki.png
今年で結婚四十年になりました。結婚式の翌日も、三十周年も大雪でしたが、今年はそんなに降らなくてよかったです。

コメント

おめでとうございます

ご結婚40周年おめでとうございます。
「ルビコン河」には笑ってしまいましたが、渡ったとすればご結婚前後のことで、いまは山の上から河をはるかに望んでおられるのではないでしょうか。
中国の言葉は私もtaipaさんと同意見です。世界はどんどんキナくさくなっていますが、少なくとも穏やかに暮らせている間はそれを充分に味わい、感謝していたいですね。
ご家族のご健康とご多幸をお祈りしています。

コメントありがとうございます

>> のびママ 様

> ご結婚40周年おめでとうございます。

ありがとうございます。私も奥さんも、結婚した当時はこういう生活(転職を繰り返した上にアーリーリタイア)になるとは思わなかったのですが、幸運にも恵まれて、「いまが一番幸せ」と言えるのはうれしいことです。

それでもいまだにおカネの苦労は付いて回って、40周年パーティーの買い物をした近所のナリタヤで、「ケチくさい」「買い物に来るとビビるんだから」と言われています。ルビコン河ほど大げさではありませんが、結構水しぶきは上がるみたいです。

のびママさんも健康で幸せに恵まれますように。ではでは。

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7年前にリタイア、気ままな年金生活を送っています。

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