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天罰下る恐ろしい登山道 ~筑波山林道ルート(前編)

筑波山の梅林ルートを歩いた後、間を置かずに行くつもりだったが、季節外れの暑さとなった。11月だというのに25℃の夏日が続き、とても登山日和とはいえない。

無理して行けないこともないが、前回見た大蜂や大蛇が気持ち悪いし(正規登山道の御幸ヶ原コースである)、虫だって多い。あと数日の辛抱だと思って自重した。ようやく涼しくなったのは10日過ぎ。それでも平年の11月並みだから、決して寒くはない。

11月13日月曜日、前日は雨だったがこの日は晴れそうなので再び筑波山へ。最低気温が7~8℃まで下がったので、さすがに蜂や虫はいないだろう。

6時半過ぎに市営第一駐車場到着。この日登る予定なのは林道ルート。筑波山バリルートのバイブルである鈴木敏信さんの「筑波山系の山路を辿る」では石置尾根と呼んでいる尾根道である。

バリルートの中では歩きやすいと評判であるが、それも道理で、男体山の南尾根を直登するルートである。普通の山であれば、一番ポピュラーな登山道になってもいい道である。

登山口は林道を酒寄方面にしばらく歩き、もっとも標高の高い所から登る。そのため、梅林を最上部まで登った後、さらに林道を登っていく。WEBで見たベンチのある場所まで約30分歩く。

右側は土手になっていて、どこから取りついていいのか少し迷う。このあたりかと思って薮を入ると、目の前の木にワープロ打ちの文書が貼られていた。

「ここは神域です 正規の登山コースをご利用下さい 天罰下る 筑波山神社社務所」

ご利用くださいと丁寧な言い回しなのに、守らなければ天罰と脅かすのはこわい。「登らせていただきます。天罰は勘弁してください」と手を合わせる。ただ、ここから登るのは間違いないようだ。

(4、5年前に、筑波山神社は宮司と氏子が内輪もめして神社本庁に解任要求する騒ぎがあった。パワハラとか経費節減が原因らしい。それと関係あるのだろうか。)

登り始めこそ少し薮だったが、しばらくすると道幅も太くなり道もはっきりする。両脇の木が刈られていて、ときどき岩に赤ペンキと林野庁の赤いカード「境界見出票」が下がっている。非正規ルートではあるが、現在も国有林の管理等に使われている道のようだ。

国有林は国民共有の財産である。むやみに植物を採取したり土地の現状を改変しなければ通行そのものはいいはずだし、少なくとも「天罰」と言われる筋合いではないような気がするのだが。

道は明らかで迷うところもないのだが、傾斜は急である。積み重なった落ち葉に前日までの雨で、非常にスリップしやすい。登りだから何とかなるが、下りで使うとずるずる滑りそうだ。

(この項続く)

p.s. 「中高年の山歩き」バックナンバーはこちら

rindouroute_01.jpg
この日も筑波山梅林から登る。見返り縁台から望む景色は雄大である。

rindouroute_02.jpg
約30分で酒寄林道の最高標高点に達する。ベンチの反対側が登山口で「天罰」の警告看板が貼られている。

KIMG0682.jpg
脅かす割には登山道は歩きやすい。それもそのはずで、ここは国有林の管理に使われている道のようだ。

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Author:taipa
 

7年前にリタイア、気ままな年金生活を送っています。

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