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秋の資金繰り 年末には赤字の見込み

ようやく夏が終わりに近づいた。夏はエアコンで電気代が高くなるし、国保の引き落としも始まってにわかに資金繰りが厳しくなる。食品も生活用品もガソリンも値上がりして、さらに追い打ちをかけられる。

現在わが家の収入は、年金が2月に一度約38万円、個人年金が3ヶ月に1度約10万円、企業年金が半年に一度約4万円である。均すと月に約23万円くらいになるから、贅沢はできないが何とかやっていけるという目算で年金生活に入った。

だが、実際はぎりぎりというより赤字である。その最大の要因は、介護保険料をはじめとして税金・保険料が見込んでいたよりもずっと多く、しかも節約できないというところにある。

加えて諸物価の高騰、公共料金の増加は年金スライドではとても追いつかず、奥さんがパート代から補填してなんとか破綻しないで済んでいる。申し訳ないことである。

そういう状況だから、資金繰りには細かく神経を使わなくてはならない。上に書いたように月により入ってくる金額が違うので、Excelで予定をたてないと通帳残高が足りなくなってしまう。実際、電気代引き落としが間に合わなかったりするのだ(半ば意図的だが)。

とはいえ、春から夏にかけては国保の引き落としがないので、比較的楽である。しかし7月から国保の引き落としが始まって、7月は固定資産税の2回目、8月は住民税の2回目もある。電気代も膨張しているので、資金繰りが急激に悪化するのである。

今年は車検がない年にあたるので、8月の定期点検に合わせて故障していたドアミラーを修理した。昨冬から動かなくなり困っていたが、先立つものがないのでそのままにせざるを得なかったのだ。

ドアミラーが格納できないと、狭い駐車場に入れる時に難儀するし、洗車機も使えない。力任せに押すと格納できる場合もあるらしいが、私の場合はかなり力を入れてもまったく動かなかった。

限界まで力を入れれば畳めるかもしれないが、今度は開かなくなる可能性がある。開きっぱなしと閉じっぱなしどちらがいいかと考えると、安全上は開きっぱなしの方がましであろう。

ということで半年以上そのままにして、定期点検の時に修理をお願いした。安く済むよう中古部品を当たってくれたのだが見つからず新品と交換、定期点検と合計して6万数千円の支出となった。

この金額も、年金収入の中から工面しなくてはならない。以前は「修繕積立金」としてファンドがあり、家や車の修理、耐久消費財の交換等にあてていたが、2年前に底を尽いた。

だから月々の支払いと同様に工面しなくてはならないが、いまのままでは年末に赤字になる計算である。暖冬でエアコンがいらないような気候になれば改善できるかもしれないと、かすかな希望を持っているがおそらく無理だろう。

p.s. 年金生活の記事、バックナンバーはこちら。軽量化工事直後なので、不具合あればご容赦ください。

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諸物価の高騰、公共料金の急増、税金保険料の負担は、年金の物価スライド1%程度ではとうてい追いつかない。年末には赤字となる計算で、暖房費が少なく済むことだけがかすかな望みだ。

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taipa

Author:taipa
 

7年前にリタイア、気ままな年金生活を送っています。

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