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血液検査は特に異常なし ~糖質制限2023年7月(続き)

7月は前回の血液検査の結果が返ってきた。

糖質制限を始めてから、糖尿病関連の数値は激的に改善した。3年前と比べると、ヘモグロビンA1cは6.5から5.8に、空腹時血糖は130台から100前後に減少している。その結果、糖尿病薬グラクティブも飲まないで済むようになった。

昨年の検査で引っかかった血の濃さ、ヘモグロビンとヘマトクリットの数値も落ち着いている。さすがに10年前と比べると低くなっているけれど、歳相応で仕方ない。昨年の数字にしても、高齢者には異常値とはいえないと書いてある本もあるのだ。

今回指摘されたのは腎機能の目安となるeGFR。これが60を下回るとよくないとされるのだが、私の場合40代の頃からそういう数字である。

もっとも、40代の頃は100kgを超えていて、やがて糖尿病になったから悪くて当り前である。その後、60を少しだけ上回ったり下回ったりを繰り返していたのだが、昨年50.7という悪い数字が出たのである。

eGFRは血液にそういう成分がある訳ではなく、クレアチニン値に年齢・性別の要素を加味して計算した数値である。だから、基本的には、血液中の老廃物であるクレアチニンの量が問題ということになる。

そのクレアチニン値だが、昨年は1.14だったからかなり悪い。とはいえ、若い頃から0.9と1.2の間で推移していたので、急変したという訳ではない。想像するに、若い頃には許されるが歳取ったらよくないということだろう。

そして今回の結果はというと、クレアチニンが1.01、eGFRが57.7である。「あまりよくないけど、去年ほどじゃないね」と言われた。

ただ、クレアチニンの値は筋肉量による要素もある。私の場合、タニタの体重計で身体年齢51歳と出てくるほど筋肉量が多いので、その影響もあるだろう。

昔の人間ドックの結果を調べると、クレアチニンが1.04でeGFRが61.6という年もあるから、それほど神経質になる必要はないかもしれない。そもそも、クレアチニンが高すぎて症状が出るのは2を超える数字らしいし。

そんな具合で、昨年チェックされた項目は小康状態といったところだが、少し気をよくしているのはトリグリセロイドの結果である。

白飯・ラーメンこそ食べていないものの、このところ食パンの消費量が増えていて、トリグリセロイドはそんなによくなっていないだろうと思っていた。ところが結果をみると、68と結構いい数字である。

昨年暮れには、110になっていて、正常範囲とはいえ糖質制限直後の60~70台と比べるとじわじわ上がっているのが気になっていた。

それが60台と再び改善に向かっている。トレーニングの効果か、あるいは糖質制限が習慣化して自然と余計な糖質を摂らなくなっているためか、いずれにしても安心したことであった。

(この項続く)

p.s. 糖質制限シリーズ、バックナンバーはこちら。軽量化して少しずつ見やすくなるようにしています。

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返ってきた検査結果。糖尿病の薬は飲んでいないのに、ヘモグロビンA1c5.8、空腹時血糖99、TG68と、糖質制限前と比べると格段にいい数字になった。

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taipa

Author:taipa
 

7年前にリタイア、気ままな年金生活を送っています。

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