家計収支改善のためにも節電
- 2023/07/29
- 05:15
最近ニュースをみていると、「命にかかわる暑さ」とやたらと言うようになった。昔はこんな言い方はしてなかったので、昔ではありえないくらい暑くなったのか、年寄りがあまりに増えたのかどちらかだろう。両方かもしれない。
「命にかかわる」から、年寄りはエアコンを使えとしつこく念押しされる。電気が足りない時は節電というくせに、なぜか今年に限って節電とは言わない。
ともあれ、最高気温が39℃になる暑さだから、エアコンを使わない訳にはいかない。使えば当然電気代がかかる。政府補助で電気料金は1割安くなっているけれども、おととしより2割高いから年金生活者にとって重い負担である。
だから、少しでも涼しく感じる時は窓を開けて風を通し、エアコンを止めるようにしている。とはいえ、午後になるとそんなことを言っていられない。
さて、先週の週末(22~23日)は比較的涼しかったが、その前の3連休(15~17日)はたいへん暑かった。朝ごはんの時からエアコンなしではやっていられない。もちろん、一日中フル稼働である。
東京ガスでは電気使用量のデータを3~4日遅れで毎日更新している。それをみると、20日時点で8月の使用量見込みが495kwhとたいへんな数字になっている。
燃料費調整とか再生エネルギー促進賦課金があって料金が簡単に出せないようになっているが、概算では14,000~15,000円に達する。昨年並みである。これが続いて資金繰り難に陥り、電気代が落とせなくなったのだ。
さすがにこの数字は厳しい。熱中症で体調をくずしては元も子もないが、かといって電気代が家計を圧迫するのも困る。幸い、暑さにも体が慣れてきたので、早朝だけはエアコンなしでがまんするようにした。「省エネアドバイス」に従って、設定温度も上げた。
その結果、26日時点の使用量見込みは430kwhに改善した。料金にして約2,000円、15%ほど安くなる。まだ8月の検針日まで長いのでどれくらい暑くなるか不明だが、この程度で抑えられれば破綻せずに済みそうである。
リタイアした時にはこういう事態は想定しなかったが、諸物価の値上がりは当然ありえることである。年金の繰り上げ受給をしなければもう少し楽だったかもしれないが、それなしでは資金繰りが回らなかった。だから、手持ちの資源で何とかするしかない。
なぜか日本のTVでは言わなくなったが、原発をフル稼働していないから化石燃料で発電しているはずで、カーボンニュートラルからますます遠ざかっている。エアコンを使えば使うほどさらに温暖化が進むはずである。
個人的には温暖化対策で温暖化が止まるとは思っていないが、わが家の場合は大所高所より目の前の資金繰りである。家計収支改善のため、できる限りの節電が求められるのである。
p.s. 年金生活の記事、バックナンバーはこちら。軽量化工事直後なので、不具合あればご容赦ください。

スマートメーターになって、3~4日遅れで電気使用量の実績が出るようになった。7月半ばは「命にかかわる暑さ」が続いたので、月間使用量見込みが495kwhに達してしまった。
「命にかかわる」から、年寄りはエアコンを使えとしつこく念押しされる。電気が足りない時は節電というくせに、なぜか今年に限って節電とは言わない。
ともあれ、最高気温が39℃になる暑さだから、エアコンを使わない訳にはいかない。使えば当然電気代がかかる。政府補助で電気料金は1割安くなっているけれども、おととしより2割高いから年金生活者にとって重い負担である。
だから、少しでも涼しく感じる時は窓を開けて風を通し、エアコンを止めるようにしている。とはいえ、午後になるとそんなことを言っていられない。
さて、先週の週末(22~23日)は比較的涼しかったが、その前の3連休(15~17日)はたいへん暑かった。朝ごはんの時からエアコンなしではやっていられない。もちろん、一日中フル稼働である。
東京ガスでは電気使用量のデータを3~4日遅れで毎日更新している。それをみると、20日時点で8月の使用量見込みが495kwhとたいへんな数字になっている。
燃料費調整とか再生エネルギー促進賦課金があって料金が簡単に出せないようになっているが、概算では14,000~15,000円に達する。昨年並みである。これが続いて資金繰り難に陥り、電気代が落とせなくなったのだ。
さすがにこの数字は厳しい。熱中症で体調をくずしては元も子もないが、かといって電気代が家計を圧迫するのも困る。幸い、暑さにも体が慣れてきたので、早朝だけはエアコンなしでがまんするようにした。「省エネアドバイス」に従って、設定温度も上げた。
その結果、26日時点の使用量見込みは430kwhに改善した。料金にして約2,000円、15%ほど安くなる。まだ8月の検針日まで長いのでどれくらい暑くなるか不明だが、この程度で抑えられれば破綻せずに済みそうである。
リタイアした時にはこういう事態は想定しなかったが、諸物価の値上がりは当然ありえることである。年金の繰り上げ受給をしなければもう少し楽だったかもしれないが、それなしでは資金繰りが回らなかった。だから、手持ちの資源で何とかするしかない。
なぜか日本のTVでは言わなくなったが、原発をフル稼働していないから化石燃料で発電しているはずで、カーボンニュートラルからますます遠ざかっている。エアコンを使えば使うほどさらに温暖化が進むはずである。
個人的には温暖化対策で温暖化が止まるとは思っていないが、わが家の場合は大所高所より目の前の資金繰りである。家計収支改善のため、できる限りの節電が求められるのである。
p.s. 年金生活の記事、バックナンバーはこちら。軽量化工事直後なので、不具合あればご容赦ください。

スマートメーターになって、3~4日遅れで電気使用量の実績が出るようになった。7月半ばは「命にかかわる暑さ」が続いたので、月間使用量見込みが495kwhに達してしまった。