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東京ガスだとなぜ電気料金が安くなるのか ~電力自由化対応(続き)

なぜ東京ガスだと安くて東京電力だと高いかという問いに対する答えは、東電は利用量に基づく傾斜料金方式をとっており、3段料金がきわめて高い。したがって、利用量の少ない家庭に有利、普通の利用状況の家庭に不利となっているためであった。

東電がこのような料金方式をとっている理由についてホームページを探したけれども、分かるところには書いていなかった。きっと、有価証券報告書のどこかに小さい字で書いてあるんだろう。書いてあるのは、自由化料金の損得ばっかりである。ということは、利用者にも損得で判断していただいて結構ということである。

私のこだわりとして、若干高い料金であったとしても、それなりに納得できる理由が示されていれば損得だけでは判断しない。電気の安定供給のためどうしても必要とか、脱原発や再生可能エネルギー利用のためとか、その気になればいくらだって説明できるはずだ。それをしていないということは、説明する気がないということである。

次はどれほど料金に違いがあるのかということである。料金表で示されている基準で計算すると、1ヵ月あたり300kwhが分岐点で、それ以下であれば東電が安く、以上であれば東ガスが安い。料金表以外にもポイントサービスとかいろいろあるが、単純に料金表だけで計算してどれくらい違うだろうか。

わが家の昨年・一昨年の利用量をみると、300kwh以下の月は5ヵ月、ということは東電の方が安くなる月は5ヵ月で、金額は月にして100~150円である。一方、300kwh以上の月は7ヵ月で、そちらは東ガスが安くなる。そして、その金額は月300~700円である。

つまり、ピーク月1ヵ月分で、東電が安くなる5ヵ月分をカバーできることになる。年間にすると、3,000円ほど違う。これは大きい。年間数百円程度と考えていたら、とんでもないのであった。プラスしてポイントサービスがあるけれども、これはどこの事業者でも同じようなものである。

東ガスがどうやって電力を供給するかというと、自らの主力商品であるところの液化天然ガス(LNG)による火力発電である。原料の確保にも供給力にも、それほど問題はなさそうだ。昨春の北海道地震のようなことになれば止まるけれども、それは東電を使っていても同じことである。原発を使わなくても、これだけ安く供給できるのである。しようと思えば。

あとはNTTの光フレッツのような契約期間の縛りがないかどうかだが、ホームページをいろいろ見たけれどもそういう契約条項は見たらなかった。してみると、NTTとかプロバイダ、携帯各社の2年縛りとかいうシステムは、非常にインチキくさいということになる。

という訳で、東京ガスのホームページから電気切り替えの手続きを行った。その後になって、CMを深キョンから浜口親子にしたのは気に入らなかったけれど、黙って原発事故のツケを利用者に回す東京電力に比べればまだましである(出演料もかなり節約されるだろう)。

あわせて、「電気料金15%OFFキャンペーン」の対象となった。これは、電気を東ガスに切り替えた利用者の電気料金を2ヵ月間15%割引しますという太っ腹なキャンペーンである。初期費用が必要ならともかく、手続きだけでこういうメリットがあるとは、何か妙ではあるが断るのも何である。ありがたくおまけしていただく。

また長くなってしまったので、続きはまた。

(この項続く)

p.s. 年金生活のバックナンバーはこちら。モバイルフレンドリー対応済。

gas_elect.png
東京ガスの電気料金表。使用量による単価の違いは小さく、2円ほどしか違わない。2段料金で約2円50銭、3段料金で約4円東電より安い。それで料金が安くなる。

プロフィール

taipa

Author:taipa
3年前にリタイア、気ままなリタイア生活を送っています。
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