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御幸ヶ原に新設された筑波山オブジェ 坊主山バリエーションルート(後編)

自然鑑賞路は手を入れたようで、真新しい鉄のチェーンや足場板が目についた。案内板にも「この間通れません」とは書いてなかったから、復旧して1周できるようになったのかもしれない。

とはいえ、行ってみたら進入禁止では困るので、「迂回路→」の表示に沿って男体山への裏側ルートから頂上へ。こちらの方が正面から岩場の急登を登るよりかなり登りやすいのだ。

頂上に着き、まず神前で参拝。無事登頂できたことをお礼申し上げる。ちょうどこの頃から晴れてきて、頂上からは西側の展望が開けた。胸がすくような絶景である。

地平線近くは霞んでしまっているが、かすかに日光連山や高原山の山影が覗いている。今年は暖かくなるのが早かったが、金精道路はまだ通行止めである。

さすがに男体山、次々と登山者が登ってきたのでそそくさと失礼する。御幸ヶ原に向けて、正面ルートを下る。このところずっと冬に来てアイスバーンだったり滑ったり苦労した場所だが、この日は路面も乾いて滑ることもなかった。

御幸ヶ原で見たかったのは、新たに設置されたオブジェであった。いろいろな登山報告に載っている、双耳峰をデザインしたしゃれた山名標である。

ちょうどケーブルカーを下りてきた正面に設置されていて、厚さはそれほどない。足元に置かれた砂利がややシャビーであるが、おそらくこれから先筑波山のランドマークになるであろう。

新しく設置といえば、男体山側のトイレも新しくなっている。外装だけでなく内部もリフォームされていて、もちろん水洗である。百名山とはいえケーブルカーもロープウェイもある観光地で、登った後心配することの少ない山である。

ちょうど開いた売店でソフトクリーム400円を買い、しばしくつろぐ。天気は下り坂という予報だが、前の週のように6月並みの気温で真夏日という事態にならなかったのは何よりである。

10時になったので下山する。この日は女体山には向かわず、再び坊主山からバリエーションルートを下る予定である。反対側の自然鑑賞路を回って薬王院コースを目指す。

(この項続く)

p.s. 「中高年の山歩き」バックナンバーはこちら。軽量化工事直後なので、不具合あればご容赦ください。

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男体山からはみごとに景色が開けている。日光連山もかすかに望むことができた。

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御幸ヶ原に新調された筑波山のオブジェ。今後は筑波山のランドマークになりそうだ。

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御幸ヶ原に着くと晴れてきて、いま登ってきた男体山がきれいに見えた。トイレも最近新しくなった。

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taipa

Author:taipa
 

7年前にリタイア、気ままな年金生活を送っています。

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