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ネタ本の道を進めずうろうろする 保手見峠から嵯峨山(中編)

さきほど通った時には、分岐の奥に、民家とたき火をしている人が見えたので遠慮したのである。戻ってそちらに登って行くと、目印となる石仏があった。「おはようございます」と挨拶する。意外にも、若い人であった。

「保手見峠は、この道でいいんですか?」

「ああ、この道から向こう側に出られますよ」

御礼を言って先に進む。「房総のやまあるき」には、昔の鎌倉街道でいまは廃道寸前と書いてあったが、まさにそういう状態であった。山の中腹をスイッチバックしながら登る道で、かなり古い石垣で補強してあったけれど、いまはハイキング客も含めて誰も入っていないように見えた。

日がほとんど差さない暗い道を登って行く。ところどころ赤テープが見えるのは、「房総のやまあるき」の内田栄一氏が付けたものだろう。ピークまで登らず、道なりにトラバース道に進む。右手から稜線が下がってきて、ぶつかったところで保手見林道に出た。

林道とはいってもダート道である。ここまでの登山道とは全然違うものの、舗装はされていない。車も通れる幅があり轍の跡もあるが、もちろん車の姿は見えない。ずいぶん山奥に来たという感じである。

今回のネタ本は例によって「房総のやまあるき」の「保手見峠から嵯峨山へ」である。昨年も嵯峨山には登ったけれどもその時は小保田回りで、今回は逆回りということになる。行程3時間のショートコースだが、バスに素通りされて1時間余計に歩いた上、保手見峠までコースタイム40分のところ、すでに1時間かかっている。

保手見峠からは「富山が雄大な山容を見せ。太平洋の彼方には大島が」見えるとネタ本にあるのだが、残念ながら枯れ枝に遮られて向こうに海がありそうだというくらいの視界しかない。

ただし、少し進んだところからは東側の眺望が開けていて、北からいくつかのピークをつなぐ稜線を見ることができる。方向的に、これは房州アルプスと思われたが、逆方向から見たせいか見覚えのある山には見えないのは残念であった。

さて、ネタ本の3時間を鵜呑みにしていたので、すぐ近くにあるはずの三浦三良山を探そうという計画であった。林道を進んでから、「鎌倉街道」というカードの下がっている道に進む。

さきほど瀬高から登ってきた道と同様、あまり人の入っていない道である。おまけに、「猪・鹿用の罠が設置してあります。ご注意ください」などと書いてあるので、藪の中に入りづらい。しばらく進んだ後ピークらしきものはあるのだが藪ばかりで、道はそこから下って行くようであった。

メインルートの段階ですでに荒れていて、脇道に入ると罠の危険がある。これではちょっと無理なので引き返すことにした。帰ってからGPSを調べたところ、もう少し奥まで進まなければならなかったようだ。

(この項続く)

p.s. 「中高年の山歩き」バックナンバーはこちら。モバイルフレンドリー対応済。


道なりに進むと瀬高集落の最上部の民家で行き止まりになる。引き返して、石仏左の山道に入る。


ここはかつての鎌倉街道だという。確かにところどころ古い石垣で補強されてはいるが、登山道というより廃道に近い。


三浦三良山を探すけれども見つからない。害獣除けの罠があるそうなので、藪の中には入りたくない。

プロフィール

taipa

Author:taipa
3年前にリタイア、気ままなリタイア生活を送っています。
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