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電気代とガス代補助は助かるが

昨年来、電気・ガス代が値上がりしてひどい状況になっている。わが家でも、使用量はほとんど変わらないか減っているにもかかわらず料金は上がる一方で、1ヶ月に数千円、月によっては1万円多くなっている。

食料品や生活用品の値上げもあって、資金繰りは厳しくなる一方だというのに、年金額は変わらない。こういうことでもないと年金財政は破綻するのだろうけれど、もらう方はこれではたまらない。マイナポイント2万円も印西市補助5千円も、とっくに使い果たした。

YouTubeを見ると、電気・ガス代が月に5万円とかもっとひどい状況のお宅もあるという。よくみんな黙っているなと思っていたら、遅ればせながらお国が動いた。政府支援による電気代・ガス代の引き下げである。

対象となるのは、2月検針分から。電気代がkwh当たり7円、ガス代が㎥当たり30円である。わが家の場合、ピーク時だと電気で約500kwh、ガスだと70㎥使うから、それぞれ約3,500円、2,000円の割引となる。

ありがたいことである。ただ、2月検針分からということは冬のピークはすでに過ぎて、資金的にも気候的にも最も厳しい時期ではない。最も厳しい時期の請求はすでに来ており、いま支払いの最中である。

ガソリンとか灯油の手当は秋からしているのだから、もっと早く対応できたのではないかと思わざるを得ない。灯油やガソリンは事業者も使うけれど、電気・ガスは消費者が中心だからだろうか。だったら節電要請もしないでほしい。

それに、割引になるのは請求額からであって、請求額は原料価格高騰により自動的に上がっている。東ガスホームページでは「使用量が変わらないのに料金が高いのはなぜですか」とお気楽なリンクを貼るだけだが、燃料費調整額がマイナス千円からプラス数千円に5千円上がっているのだから、割引額では全然値上げに追いつかないのである。

困ったものだが、責任の多くが国にないことは確かだから、文句ばかり言うのも気の毒である。

本当のことを言えば、オール電化とか電力自由化といったカネ勘定よりも、燃料価格高騰に備えた準備をすべきだったのだが、そこまでの知恵も回らない。(戦争が起こらなくても、産油国の生産調整とか円安とか、起こりうるケースは山ほどある)

日本中別々のやり方で暖房とかしておけばよかったのだが、田舎は囲炉裏で暖をとってくださいとも言いにくい。管理されていない山林が山ほどあるのに、カネを配るしか手段がないというのはどうかと思うが、きっとそうやって人間社会は衰えていくのだろう。

それはそれとして、わが家の資金繰りである。保険料の引き落としがない3月から6月の間に改善しないと、さらに大変なことになってしまう。その意味では、遅ればせながらありがたい値下げである。

p.s. 年金生活雑感、バックナンバーはこちら。軽量化工事直後なので、不具合あればご容赦ください。


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国の電気・ガス代激変対策として、2月検針分から引き下げが実施される。ありがたいことだが、もっと早くやってくれればと思うのは私だけ?

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taipa

Author:taipa
 

7年前にリタイア、気ままな年金生活を送っています。

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