fc2ブログ

記事一覧

サーキット退避路から宝篋山、ウェルネスセンターでひと風呂 尖浅間山から周回コース(完結編)

松の木広場を11時に出発する。尾根をもうひと登りすると鬼越山頂上の分岐点となるが、上からにぎやかな声が聞こえてきた。大人数いられるような場所ではないから、頂上には寄らずに宝篋山を目指す。

宝篋山へは、別名サーキット退避路と呼ばれるパープルラインに並行した登山道を歩く。ここも、1/25000図には載っていない。パープルラインはもともと有料道路だから、歩行者の利用を想定していない。

有料でなくなった現在も、100km/h近くで飛ばしてくる車の50cm横を歩かなければならないのに、歩道はない。最初の頃、ここを歩いていた時はたいへんこわい思いをした。

退避路の存在を知ったいまは、もちろん退避路を通る。そして、気が付くと退避路からもアンテナ塔作業用道路からも、しっかりした登山道分岐が南西方向に延びているのだった。これは、国有林の分岐につながっているのだろう。

そんなことを思いながら、宝篋山までのんびり歩いて行く。何人もの人とすれ違う。この日も宝篋山は人出が多いようだ。鬼越山に続き、宝篋山も素通りして本丸広場に向かう。頂上直下も眺めがいいけれど、ここも安らぐ場所である。

朝方おじさんに国有林分岐のヒントをいただいたA-4分岐は、ここから尖浅間山に向かってすぐの場所にある。約3時間、予定していたルートをスムーズに歩けたのは、おじさんのヒントのおかげである。

下山は極楽寺ルートから直に小田休憩所に下りる。本丸広場を出てすぐ傾斜のきつい沢道となり、それが長く続く。下りで使うのは今回初めてだが、最後は少々ヒザに来た。400mそこそこの山だが、この日の累積高低差はヤマケイオンラインの計算によると900mあったようだ。

最後に、下山後に寄ったつくばウェルネスパークのお風呂について。

実はここは、最初の宝篋山で小田休憩所に寄ったとき、「ここがおすすめだよ」と言われたお風呂だったのだ。清掃工場付属のお風呂なのでいいことは分かっていたのだけれど、下山に時間がかかったり遠回りになるのでこれまで行けなかった。

ところが行ってみると、65歳以上は410円と格安である。65歳にならないと720円だから結構違う。そして、最初に奨められた時はまだ65歳になっていなかったから、行ったとしても格安ではなかったのである。

浴室は広く、広い湯舟と露天風呂もある。洗い場は1人1人衝立で区切られていて、シャンプーとボディソープが標準装備である。施設もまだ新しく清潔感がある。

休憩室が広くないので、湯上りにゆっくりできない点がネックだが、ゆっくりするより道が混む前に帰りたいので特に問題はない。千葉ニューの清掃工場付属お風呂と同様、シルバー世代が何人もゆっくりしていた。

この日の行程
宝筐山小田休憩所(30) 7:55
8:55 尖浅間山(339) 9:10
9:45 作業路分岐(154) 9:45
10:40 松の木広場(314) 11:05
11:55 宝筐山本丸広場(434) 12:05
13:15 宝筐山小田休憩所(30)[GPS測定距離 10.9km]

p.s. 「中高年の山歩き」バックナンバーはこちら。軽量化工事直後なので、不具合あればご容赦ください。

KIMG0565.jpg
パープルラインに並行する歩道、別名サーキット退避路を通って宝筐山へ。頂上へは行かず本丸広場で休憩した。

hokyosan23_04.jpg
極楽寺ルートで下山。滑りやすい急傾斜が終わったと思ったら麓だった。

KIMG0566.jpg
帰りはつくばウェルネスでひと風呂。65歳以上410円とは思えない整った設備です。バックにこの日登った宝筐山。

プロフィール

taipa

Author:taipa
 

7年前にリタイア、気ままな年金生活を送っています。

過去のnifty(2005-2014)、忍者(2014-2018)、当サイト(2018- )の2022年11月以前のブログ記事は、下のリンクからホームページでご覧いただけます。

カレンダー

11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -