サーキット退避路から宝篋山、ウェルネスセンターでひと風呂 尖浅間山から周回コース(完結編)
- 2023/03/23
- 05:15
松の木広場を11時に出発する。尾根をもうひと登りすると鬼越山頂上の分岐点となるが、上からにぎやかな声が聞こえてきた。大人数いられるような場所ではないから、頂上には寄らずに宝篋山を目指す。
宝篋山へは、別名サーキット退避路と呼ばれるパープルラインに並行した登山道を歩く。ここも、1/25000図には載っていない。パープルラインはもともと有料道路だから、歩行者の利用を想定していない。
有料でなくなった現在も、100km/h近くで飛ばしてくる車の50cm横を歩かなければならないのに、歩道はない。最初の頃、ここを歩いていた時はたいへんこわい思いをした。
退避路の存在を知ったいまは、もちろん退避路を通る。そして、気が付くと退避路からもアンテナ塔作業用道路からも、しっかりした登山道分岐が南西方向に延びているのだった。これは、国有林の分岐につながっているのだろう。
そんなことを思いながら、宝篋山までのんびり歩いて行く。何人もの人とすれ違う。この日も宝篋山は人出が多いようだ。鬼越山に続き、宝篋山も素通りして本丸広場に向かう。頂上直下も眺めがいいけれど、ここも安らぐ場所である。
朝方おじさんに国有林分岐のヒントをいただいたA-4分岐は、ここから尖浅間山に向かってすぐの場所にある。約3時間、予定していたルートをスムーズに歩けたのは、おじさんのヒントのおかげである。
下山は極楽寺ルートから直に小田休憩所に下りる。本丸広場を出てすぐ傾斜のきつい沢道となり、それが長く続く。下りで使うのは今回初めてだが、最後は少々ヒザに来た。400mそこそこの山だが、この日の累積高低差はヤマケイオンラインの計算によると900mあったようだ。
最後に、下山後に寄ったつくばウェルネスパークのお風呂について。
実はここは、最初の宝篋山で小田休憩所に寄ったとき、「ここがおすすめだよ」と言われたお風呂だったのだ。清掃工場付属のお風呂なのでいいことは分かっていたのだけれど、下山に時間がかかったり遠回りになるのでこれまで行けなかった。
ところが行ってみると、65歳以上は410円と格安である。65歳にならないと720円だから結構違う。そして、最初に奨められた時はまだ65歳になっていなかったから、行ったとしても格安ではなかったのである。
浴室は広く、広い湯舟と露天風呂もある。洗い場は1人1人衝立で区切られていて、シャンプーとボディソープが標準装備である。施設もまだ新しく清潔感がある。
休憩室が広くないので、湯上りにゆっくりできない点がネックだが、ゆっくりするより道が混む前に帰りたいので特に問題はない。千葉ニューの清掃工場付属お風呂と同様、シルバー世代が何人もゆっくりしていた。
この日の行程
宝筐山小田休憩所(30) 7:55
8:55 尖浅間山(339) 9:10
9:45 作業路分岐(154) 9:45
10:40 松の木広場(314) 11:05
11:55 宝筐山本丸広場(434) 12:05
13:15 宝筐山小田休憩所(30)[GPS測定距離 10.9km]
p.s. 「中高年の山歩き」バックナンバーはこちら。軽量化工事直後なので、不具合あればご容赦ください。

パープルラインに並行する歩道、別名サーキット退避路を通って宝筐山へ。頂上へは行かず本丸広場で休憩した。

極楽寺ルートで下山。滑りやすい急傾斜が終わったと思ったら麓だった。

帰りはつくばウェルネスでひと風呂。65歳以上410円とは思えない整った設備です。バックにこの日登った宝筐山。
宝篋山へは、別名サーキット退避路と呼ばれるパープルラインに並行した登山道を歩く。ここも、1/25000図には載っていない。パープルラインはもともと有料道路だから、歩行者の利用を想定していない。
有料でなくなった現在も、100km/h近くで飛ばしてくる車の50cm横を歩かなければならないのに、歩道はない。最初の頃、ここを歩いていた時はたいへんこわい思いをした。
退避路の存在を知ったいまは、もちろん退避路を通る。そして、気が付くと退避路からもアンテナ塔作業用道路からも、しっかりした登山道分岐が南西方向に延びているのだった。これは、国有林の分岐につながっているのだろう。
そんなことを思いながら、宝篋山までのんびり歩いて行く。何人もの人とすれ違う。この日も宝篋山は人出が多いようだ。鬼越山に続き、宝篋山も素通りして本丸広場に向かう。頂上直下も眺めがいいけれど、ここも安らぐ場所である。
朝方おじさんに国有林分岐のヒントをいただいたA-4分岐は、ここから尖浅間山に向かってすぐの場所にある。約3時間、予定していたルートをスムーズに歩けたのは、おじさんのヒントのおかげである。
下山は極楽寺ルートから直に小田休憩所に下りる。本丸広場を出てすぐ傾斜のきつい沢道となり、それが長く続く。下りで使うのは今回初めてだが、最後は少々ヒザに来た。400mそこそこの山だが、この日の累積高低差はヤマケイオンラインの計算によると900mあったようだ。
最後に、下山後に寄ったつくばウェルネスパークのお風呂について。
実はここは、最初の宝篋山で小田休憩所に寄ったとき、「ここがおすすめだよ」と言われたお風呂だったのだ。清掃工場付属のお風呂なのでいいことは分かっていたのだけれど、下山に時間がかかったり遠回りになるのでこれまで行けなかった。
ところが行ってみると、65歳以上は410円と格安である。65歳にならないと720円だから結構違う。そして、最初に奨められた時はまだ65歳になっていなかったから、行ったとしても格安ではなかったのである。
浴室は広く、広い湯舟と露天風呂もある。洗い場は1人1人衝立で区切られていて、シャンプーとボディソープが標準装備である。施設もまだ新しく清潔感がある。
休憩室が広くないので、湯上りにゆっくりできない点がネックだが、ゆっくりするより道が混む前に帰りたいので特に問題はない。千葉ニューの清掃工場付属お風呂と同様、シルバー世代が何人もゆっくりしていた。
この日の行程
宝筐山小田休憩所(30) 7:55
8:55 尖浅間山(339) 9:10
9:45 作業路分岐(154) 9:45
10:40 松の木広場(314) 11:05
11:55 宝筐山本丸広場(434) 12:05
13:15 宝筐山小田休憩所(30)[GPS測定距離 10.9km]
p.s. 「中高年の山歩き」バックナンバーはこちら。軽量化工事直後なので、不具合あればご容赦ください。

パープルラインに並行する歩道、別名サーキット退避路を通って宝筐山へ。頂上へは行かず本丸広場で休憩した。

極楽寺ルートで下山。滑りやすい急傾斜が終わったと思ったら麓だった。

帰りはつくばウェルネスでひと風呂。65歳以上410円とは思えない整った設備です。バックにこの日登った宝筐山。