28年ぶりに10kmを走り切る せいうち日記168(さらに続き)
- 2023/02/23
- 05:15
往路で入ってきた曲がり角を通過してさらに直線道路は続く。遠くに見えている王国会館まで走ってその前を曲がらなければならない。しかし、なかなかペースが上がらない。というのは、少し前から腰が少し痛むのだ。
普段走っている坂のあるコースでも痛くないし、同じ服装で背中にリュックを背負って試走した時も腰は痛くなかった。というよりも、残り3kmのこのあたりは一番軽快に走れた場所である。ところが、腰が痛むのである。
たかだか200gくらいしかないはずなのに、この日に限ってリュックに入れているスマホの重さを感じる。水を入れている水筒もあるので、確かに負担である。でも、普段から荷物を背負って練習しているのだ。あるいは、レース前半で何度も前後左右確認した際にひねってしまったか。
5km過ぎで抜けそうに見えたランナーが、ずいぶん前に行ってしまった。さらに右から次々とランナーが来て抜かれる。見た感じは10kmではなくハーフだけれども、10km組に抜き返されたのかもしれない。
私の目標タイムは1時間20分。対してこの時間ここを走っているハーフの面々は2時間前後のタイムと思われ、私の10kmを走るペースより少し速い。だから抜かれるのは仕方がないのだが、精神衛生上楽しくない。
幸い、腰の痛みは違和感程度におさまってきた。ヒザも足首も大丈夫だし、息も切れていない。ラストスパートする余力はないかもしれないが、第一目標の完走は達成確実である。
残り2km、王国会館を右に曲がると、ふれあいセンターに向かうランナーが続くのが見えた。あの集団に続いて走れば、いよいよゴールである。往路で右折した交差点を左折し、ヤックス下の田舎道を走る。
いよいよゴール目前、ふれあいセンター前のたいしたことのない登りがきつかった。止まらずに走るだけで精一杯である。センター前にフィニッシュラインがあり、そこをくぐるとバーコードリーダーでゼッケンをチェックされる。
バーコードリーダーで読むのならチップはいらないような気がするが、数秒の違いを気にする人もいるのだろう。そのまま左に行くと完走証発行所のテントがあり、すぐに完走証を印刷してくれた。
プリントアウトされたタイムは1時間17分43秒。試走を大幅に上回ることはなかったけれど、これはグロスタイムなので、スタート地点を通過するまでの2分弱を勘案すれば1時間15分台。目標タイムの1時間20分からすれば上出来である。
そして、このコースの実測距離は10.4kmなので、正味10kmではさらに2~3分短縮できる。28年前の1時間5分台からすると7~8分の遅れということで、まあそんなものだろう。ともかく、28年ぶりに10kmの大会を完走できたのは何よりのことであった。
ただ、何回も近場で10kmをトレーニングして、本コースも2度試走したにもかからず、この日は夕飯をすますとすぐ眠くなるくらい疲れた。どうやら、距離以上に他人に交じって走ることで疲れたようである。
p.s. 「せいうち日記」、バックナンバーはこちら。軽量化工事直後なので、不具合あればご容赦ください。

スタートからゴールまで道路というのは今回が初めて。そのせいか、レース後半で腰が痛くなった。
普段走っている坂のあるコースでも痛くないし、同じ服装で背中にリュックを背負って試走した時も腰は痛くなかった。というよりも、残り3kmのこのあたりは一番軽快に走れた場所である。ところが、腰が痛むのである。
たかだか200gくらいしかないはずなのに、この日に限ってリュックに入れているスマホの重さを感じる。水を入れている水筒もあるので、確かに負担である。でも、普段から荷物を背負って練習しているのだ。あるいは、レース前半で何度も前後左右確認した際にひねってしまったか。
5km過ぎで抜けそうに見えたランナーが、ずいぶん前に行ってしまった。さらに右から次々とランナーが来て抜かれる。見た感じは10kmではなくハーフだけれども、10km組に抜き返されたのかもしれない。
私の目標タイムは1時間20分。対してこの時間ここを走っているハーフの面々は2時間前後のタイムと思われ、私の10kmを走るペースより少し速い。だから抜かれるのは仕方がないのだが、精神衛生上楽しくない。
幸い、腰の痛みは違和感程度におさまってきた。ヒザも足首も大丈夫だし、息も切れていない。ラストスパートする余力はないかもしれないが、第一目標の完走は達成確実である。
残り2km、王国会館を右に曲がると、ふれあいセンターに向かうランナーが続くのが見えた。あの集団に続いて走れば、いよいよゴールである。往路で右折した交差点を左折し、ヤックス下の田舎道を走る。
いよいよゴール目前、ふれあいセンター前のたいしたことのない登りがきつかった。止まらずに走るだけで精一杯である。センター前にフィニッシュラインがあり、そこをくぐるとバーコードリーダーでゼッケンをチェックされる。
バーコードリーダーで読むのならチップはいらないような気がするが、数秒の違いを気にする人もいるのだろう。そのまま左に行くと完走証発行所のテントがあり、すぐに完走証を印刷してくれた。
プリントアウトされたタイムは1時間17分43秒。試走を大幅に上回ることはなかったけれど、これはグロスタイムなので、スタート地点を通過するまでの2分弱を勘案すれば1時間15分台。目標タイムの1時間20分からすれば上出来である。
そして、このコースの実測距離は10.4kmなので、正味10kmではさらに2~3分短縮できる。28年前の1時間5分台からすると7~8分の遅れということで、まあそんなものだろう。ともかく、28年ぶりに10kmの大会を完走できたのは何よりのことであった。
ただ、何回も近場で10kmをトレーニングして、本コースも2度試走したにもかからず、この日は夕飯をすますとすぐ眠くなるくらい疲れた。どうやら、距離以上に他人に交じって走ることで疲れたようである。
p.s. 「せいうち日記」、バックナンバーはこちら。軽量化工事直後なので、不具合あればご容赦ください。

スタートからゴールまで道路というのは今回が初めて。そのせいか、レース後半で腰が痛くなった。