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自分で生活にリズムをつける

年末からレンタルサーバの移行作業を1日数時間やって、そろそろ3ヶ月になる。作業がなければ読みたい本はあるのだが、借りっぱなしになっている。

ずっとパソコン前や家の中にいるのは健康的でないと思うので、週に何度かはランニングやトレーニングのため外に出る。昨年来ジムワークを復活して、水曜日はジムの日と決めている。

こうやって、毎日スケジュールに組み込んでいくと、現役でもリタイア後でもたいして生活リズムは変わらない。そして、精神的にはストレスがほとんどない。やりたくないことをしなくていいのはこんなに楽なのかと思う。

しばらく前に、男のやすらぎは何かという記事を書いた。現時点の暫定的な回答は「規則正しい生活と祈り」としたのだけれど、いまのところその考えは変わらない。

仕事をしていれば、誰かに指示されて解決すべき課題が示され、それに対応することで給料をもらえる。対応するには時間もかかるし他人との折衝が不可欠である。リタイア後にすべきことは自分で考えるので、やりたくないことは最初から避けて通る。

最大の違いは給料に結びつかないということだが、「余計なカネを使わなくて済む」という消極的な意味で財政的にはプラスである。余計なストレスをかかえるから、それを解決するためにカネが必要になるのだ。

おそらく、脳とか体というものは、カネ勘定とはかかわりなく気分よく動かすことで安らぐのである。一銭にもならないサーバ移転作業だって、能率的なやり方をみつければうれしいし、予定した作業が片付けば達成感がある。

ランニングにしろジムワークにしろ、若い頃のようにタイムをもっとよくとか重いウェイトを挙げられるようにというのは難しいけれど、息が切れずに走れるようになるとか、体のどの部分が楽になったとか、気づくことはたくさんある。

毎日のスケジュールにしても、何曜日にはどこの掃除をしてとか予定を立ててやっているので、あっという間に週末になる。週末になればグリーンチャンネルの競馬中継である。そしていつしか日曜日のメインレースが終わってしまうのだ。

リタイア前はやることがなくなるという心配があったし、実際そう書いてある本も多いのだけれど、自分の生活に自分でリズムをつけるようにすればそうした心配はない。昼間から酒を飲むほどの暇もない。(カネもないが)

自分で自分をスケジューリングする生き方はサラリーマン時代には不向きだったかもしれないが、リタイアすれば心のやすらぎにつながるように思う。

p.s. 老化防止編スタートしました。2022年のバックナンバーはこちら

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以前、禅寺の生活がやすらぎに近いと書いた。「葷酒山門に入らず」ほど品行方正ではないが、いまもその考えは変わらないしそういう生活を心がけている。

プロフィール

taipa

Author:taipa
 

7年前にリタイア、気ままな年金生活を送っています。

過去のnifty(2005-2014)、忍者(2014-2018)、当サイト(2018- )の2022年11月以前のブログ記事は、下のリンクからホームページでご覧いただけます。

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