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水分を控えるとよくない 糖質制限2023年2月(続き)

さて、話は1ヶ月飛んで、再検査の結果。

先週書いたように、昨年11月の検査ではいくつかの項目で異常値が出た。先生が特に心配していたのは腎機能の数値と、8月に低かった貧血関連の数値で、それらの項目が再検査になっていた。

結果は、いずれの数値も異常なし。5.1だったカリウムが4.6に、50.7だったGFRが59.2にそれぞれ改善。ヘモグロビンとヘマトクリットも、なんとか正常下限におさまっている。

たまたま具合が悪かったんでしょうということになり、自分ではランニングがきつかったかなと納得したのだけれど、後から事務長(といいつつ、事務だけでなく採血とかいろいろやる)と話した時に、思い当たることがあった。

「水分ちゃんととってますか。脱水症状になると、数値が悪くなるみたいですよ」と言われて、もしかしたらと思ったのである。

というのは、最近トイレが近いのが気になるものだから、水分補給を控えめにしていたのである。夏だと喉が渇いて飲まずにいられないが、秋以降はそういうこともない。脱水症状にならない程度に、水分はなるべく少なくしていた。

加えて通院前には体重を減らそうと思って、さらに水分を控える。検査となるとどうしても、少しでも数字をよくしたいと思ってしまう。分かりやすい目安は体重であるので、ボクサーのように水を摂らずに体重を落とす。これが逆効果のようなのである。

普通に考えれば、体内の水分量と検査結果には関係ないはずだが、水分が足りない結果血液の濃度が濃くなるとすれば、結果としてカリウムやクレアチニンの濃度も増す。

カリウムとかクレアチニンは、基本的に血液中の濃度が上がると検査にひっかかるから、水分を控えることはそれらの数値を上げる可能性がある。

一方、貧血を測る数値であるヘモグロビンやヘマトクリットは、濃度が薄くなるとひっかかる。今回の再検査でも問題なかったのだが、異常値になったのは8月の検査である。やたらと水分補給していた時期である。

事務長のサジェスチョンで、水分の摂りすぎ摂らなさすぎが検査結果に結びついている可能性に思い当たった。よく言われるように、高齢者はのどの渇きが分からないので、知らない間に脱水症状を起こす場合がある。

それ以来、体重の増減はひとまず置いて、定期的に水分補給するよう心がけている。やかんにお湯を沸かしておいて白湯を飲んだり、気がついた時に湯冷ましを飲むようにした。

喉がかわいて冷たい水をがぶ飲みするより、白湯や湯冷ましの方が胃腸にやさしいことは間違いないし、おそらく腎臓の負担も減るはずである。

p.s. 糖質制限シリーズ、バックナンバーはこちら。現在サーバ移転作業中で、軽量化して少しずつ見やすくなるようにしています。

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異常値が出て再検査になったけれども、結果は特に問題なかった。体重を増やさないように水分を控えると、腎臓に負担がかかることがあるらしい。気をつけないといけない。

プロフィール

taipa

Author:taipa
 

7年前にリタイア、気ままな年金生活を送っています。

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