fc2ブログ

記事一覧

ガス、使用量1割減なのに料金3割増

昨日はガスの検針日だった。今年はじめの検針である。一年の計は元旦にあり、今年の傾向を知る上でも重要な月である。

しかし、入ってきた請求書を見て驚いた。請求額が前年同月の1万4千円から1万8千5百円に3割増。これは仕方ないと思ったところが、使用量は昨年の97㎥から88㎥に1割減らしているのである。

このご時世、CO₂削減やら燃料価格高騰があるから、節約しなければならないのはやむを得ない。だから、1割も使用量を減らしている。わが家では、ガスを使うのは風呂と湯沸し器だけである。暖房には使っていないから、節約には限界がある。

にもかかわらず、請求額が3割増である。もちろん年金額は据え置きである。これで、なぜ世の中の人達が不満の声をあげないか、マスコミが騒がないか、まったく分からない。多くの人達には、ほとんど影響がないのだろうか。

わが家では電気も東京ガスなので、毎日節電のメールがきてうるさくて仕方ない。節電するとポイントがもらえるらしいが、この調子では単価引き上げで全部飛んでしまう。だったら、余計なストレスをかけるなといいたい。

言うのは勝手だが、努力できる範囲には限界がある。使用量を1割減らしても全然吸収できない額の請求になるなら、誰も努力して節約しない。使いたいだけ使って、あとは野となれ山となれと思うだけである。

燃料価格高騰の最大の原因はプーチンだと分かっていても、それに備えて何もしなかったのはお役人連中である。マスコミも、いま多くの庶民にとって大事なのは統一教会ではなく生活費の増大なのに、広告費増収につながらなければシカトするだけである。

少なくとも50年前の新聞・TVは、こんなことになったら毎日報道して政府に圧力をかけるのに、何もしない。春闘で若干賃金が上がったところで、非正規労働者まで回ってくるのはいつになるか分からない。ましてや年金などは。

わが国はいつから、正しいことを主張する人がいなくなったのだろう。いま声が大きいのはNHKから国民を守るとか寝言を言ってる奴らだけで、彼らの金主は一に税金、その次に宗教団体なのである。

p.s. 年金生活雑感、バックナンバーはこちら。読みやすく整理したつもりですが、工事中なので不具合あればご容赦ください。

202301gas.png
ガス代の検針が来て驚いた。去年より1割使用量が減っているのに、請求額は3割増。ということは、単価が4割増ということ。世の中の人達の関心がないのはなぜなんだろう。

プロフィール

taipa

Author:taipa
 

7年前にリタイア、気ままな年金生活を送っています。

過去のnifty(2005-2014)、忍者(2014-2018)、当サイト(2018- )の2022年11月以前のブログ記事は、下のリンクからホームページでご覧いただけます。

カレンダー

11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -