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中高年の山歩き 燕山・蛇口三角点(前編)

冬至が過ぎたばかりで、まだ早朝は陽が出ていない。

こういう時間に車を走らせていると、なんだかなつかしい気持ちになる。昔こういうことがあったような気がするのだが、私が免許を取ったのは三十を過ぎてからで、若い時にひとりで走ったことなどない。

そもそも免許を取ったのは家族を乗せる必要があったからで、ひとりで車を運転するのは子供が独立して以降である。奥さんも置いてということになると、ここ十年の山歩き以外にはないのである。

そして、最初の頃は車を運転すると余計な気を使うので、登山口まで電車・バスを利用していた。車が多くなったのは数年前に房総の山に登り出してからで、房総半島に公共交通機関で行くのは至難の技だからであった。

さて、6時半を過ぎてようやく明るくなり、ライトを消して走れるようになった。5時半に家を出たので、もう学園都市まで来ている。前回は取手から守谷・水街道を経由したので、予想外に時間がかかってしまった。今回はいつものように学園都市経由である。

家のフィットは2時間運転すると「そろそろ休みませんか」とAIに言われてしまうのだが、言われる前に花の入公園に着いた。1月4日の7時過ぎ到着、一番乗りである。

花の入公園に来るのはこれで3回目、岩瀬にも何度も行っているので、ようやく道を間違えないで来ることができた。つくば方面から走ると、「花の入公園→」の表示は見えない。代わりになるのは、石屋さんだか材木屋さんの大きな看板である。

さて、今回登る燕(つばくろ)山の直登コースは、前に通った際下りに使ったので登るのは初めてである。いずれにしても目印が少ないので、道間違いしないように注意しなくてはならない。

と思っていたのだが、おそらくこの秋に、かなり整備されたようである。まず、東飯田林道の要所に「つばくろ山→」の小さな案内板が立てられている。これさえあれば、登山口が分からず敗退することはなかったのだ。

そして、滑滝コースとの分岐にも、真新しい黄色いテープが目立つように付けられている。案内板は右の滑滝コースに矢印が向いているのだけれど、テープは直登コースを想定しているようで、黄色テープが続けて出てきた。

あまりに多すぎて、電子国土に載ってない道をこんなに案内していいのだろうかと思った。ただ、滑滝コースは滑りやすく危ない場所があるので、こちらの道の方が安全だし登りやすい。去年来た時より、道幅も広くなっていた。

(この項続く)

p.s. 「中高年の山歩き」、バックナンバーはこちら

SH3B0321.jpg
花の入公園に駐車。これで3回目なので、ようやく迷わずに着けるようになった。

SH3B0322.jpg
これまではなかったはずだが、「つばくろ山→」の小さな行先案内が要所に立てられていた。

KIMG0540.jpg
滑滝コースとの分岐には、黄色のテープが貼られていた。行先表示の示す右側には進まない。

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taipa

Author:taipa
 

7年前にリタイア、気ままな年金生活を送っています。

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