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2022NFL DIVISIONAL PLAYOFF展望

プレイオフは一発勝負なので番狂わせが必ずといっていいほど起きるのだが、先週のゲームは格別だった。49ナースは3Qまで接戦で終盤引き離したが、チャージャースは27点差を引っくり返されて負け、ヴァイキングスはジャイアンツとどっちが地区優勝かというゲームだった。

ビルズとベンガルズは勝ち上がったものの、ともに一度はリードされる大苦戦。ビルズはミスが目立ったし、ベンガルズはエンドゾーン直前のファンブルで命拾いした。

シーズン前予想で「今年は100倍オッズから出てくるチームはない」と書いたのに、8チーム中2チーム(ジャガーズ、ジャイアンツ)が残っている。ベスト4に残れるだろうか。

AFC Saturday
  ジャクソンビル・ジャガーズ(南地区優勝)
Oカンザスシティ・チーフス(西地区優勝) -8.5

Byeのチームが意外と苦戦するDivisionalだが、Wildcardのジャガーズを見てチーフスが油断するとは思えない。Week10にもマホームズが4TDパスを決めて20点差から逃げ切ったが、おそらく点差をつけるより手堅くゲームを進めるだろう。チャージャースが負けたのは、直接的にはFG失敗とボサの余計な反則が原因である。

ジャガーズは前回プレイオフに残った2017シーズンもChampionshipまで残っている。ローレンスは4INTの顔と4TDの顔とどちらが出てくるだろうか。スパニュオーロが例によってプリッツを狙ってくるはずだ。

NFC Saturday
  ニューヨーク・ジャイアンツ(ワイルドカード)
Oフィラデルフィア・イーグルス(東地区優勝) -7.5

ジャイアンツがヴァイキングスに完勝してDivisional Roundに進出。Superbowlに勝った2011シーズン以来である。ヴァイキングス戦はジョーンズのオフェンスが止まらず、見違えるようなチームになっていた。2007年も第6シードからSuperbowlを勝っている。軽視はできない。

イーグルスはシード1位でBye。こういうパターンではえてして番狂わせが起こりやすい。レギュラーシーズン2戦はきっちり勝っているし、復帰2戦目となるハーツが調子を上げてくるものと思われるので優勢とみるが、上昇度ではジャイアンツが上かもしれない。

AFC Sunday
  シンシナティ・ベンガルズ(北地区優勝)
Oバッファロー・ビルズ(東地区優勝) -4.5

ビルズは大駒抜きのドルフィンズに大苦戦。特に、アレンのインターセプトとファンブルロストはいただけなかった。とはいえ、オフェンスの決定力は健在で、要所を締めるディフェンスも堅い。中止となったWeek17の再戦だが、地元の利を生かしそうだ。

ベンガルズは相手QBがラマー・ジャクソンなら負けていたゲーム。オフェンスラインにまたもやケガ人が出て、バローがサックされるリスクも増大している。チェイスにパスが通ればいいけれども、毎度チェイスではディフェンスに読まれてしまう。

NFC Sunday
  ダラス・カウボーイズ(ワイルドカード)
Oサンフランシスコ・49ナース(西地区優勝) -3.5

11連勝中の49ナースだが、チームにとってもQBパーディーにとってもここが正念場である。11連勝は相手に恵まれたことも確かで、プレイオフに残ったチームは3つだけである。その3つも、Wildcardで敗退してしまった。デメコ・ライアンズDCのディフェンスが、ダラスを止めることができるだろうか。

カウボーイズはバッカニアーズを攻守で圧倒、ブレイディに仕事をさせなかった。毎試合あのように強ければ49ナースにもひけをとらないが、シーズン中もヴァイキングスに圧勝した後テキサンズに苦戦、ジャガーズに敗れた。ディフェンスでパーディーにプレッシャーをかければチャンスあり。

p.s. NFL関連記事のバックナンバーはこちら。とりあえず昨シーズンにリンク。

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ワイルドカード・ラウンドのカウボーイズは強かった。11連勝中の49ナースは強敵と戦っておらず、ここは正念場になるだろう。

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Author:taipa
 

7年前にリタイア、気ままな年金生活を送っています。

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