2022NFL SUPER WILDCARD WEEKEND展望
- 2023/01/13
- 05:15
Week17マンデーナイトのビルズ@ベンガルズの大アクシデントにより、今シーズンのNFLは前例のないプレイオフへの突入となった。
NFLは2年前のコロナによる混乱の際、いくつかのゲームができないケースがあることも想定していたようで、Week18の数日前にはビルズ@ベンガルズ戦中止とプレイオフの救済策(不利になる可能性のあるチームへの対応)が発表された。
関係するチームがビルズ、ベンガルズとチーフス、レイヴンスだけということも幸いした。結果的に、チーフスが第1シードながら、ビルズに対してホームフィールド・アドバンテージがないというプレイオフとなった。
Saturday Evening
シアトル・シーホークス(ワイルドカード)
Oサンフランシスコ・49ナース(西地区優勝) -10.5
グリーンベイがホームゲームでデトロイトに敗退、シーホークスがワイルドカードに滑り込んだ。しかし相手は10連勝中の49ナース。レギュラーシーズンでも2敗しており、ここも苦しいとみる。
QBジーノ・スミスはパスヤードでウィルソンを上回ったそうで、まさにここに来てワンランクアップ。とはいえ、デビュー5連勝、12TDをあげているパーディーの活躍はさらに衝撃的。20年前のブレイディ的なところもあり、Superbowlへは最短距離にいるだろう。
Saturday Night
Oロサンゼルス・チャージャース(ワイルドカード) -1
ジャクソンビル・ジャガーズ(南地区優勝)
タイタンズがタネヒルの故障で自滅した格好だが、INTを奪わなければWeek18も危なく負けるところだったジャガーズ。本拠地とはいえ、勝ち抜くのは厳しいだろう。要所でヘンリーを抑えたディフェンスはまずまずだが、ローレンスのバスの軌道は定まらなかった。
チャージャースはWeek18は勝ち負けにかかわらず第5シードだったので、アウェイでブロンコスに敗れたのはあまり気にすることはなさそうだ。QBハーバートはマホームズ、ブレイディに次いでパスヤード3位。ただし、ここを勝っても次はおそらくKCである。
Sunday Afternoon
マイアミ・ドルフィンズ(ワイルドカード)
Oバッファロー・ビルズ(東地区優勝) -10
レギュラーシーズンは1勝1敗なのでここまでハンデがつく対戦ではないのだが、8勝3敗から5連敗してWeek18もジェッツに大苦戦したドルフィンズの状態がよくない。この時期のバッファローも不利で、ディフェンスのビッグプレイに頼るしかない。
ビルズはWeek18を完勝したが、リターンTD2本がなければどうだったか分からない。特にディフェンスが昨シーズンほど堅くないのが気になるところで、ドルフィンズのパスオフェンスがさく裂すれば苦戦もありうる。ただし、QBは誰が出てくるのだろうか。
Sunday Evening
ニューヨーク・ジャイアンツ(ワイルドカード)
Oミネソタ・ヴァイキングス(北地区優勝) -3
ヴァイキングスは13勝のうち11が8点差以内。11の中には大逆転のコルツ戦、ビルズ戦とともにジャイアンツ戦も含まれている。-3のハンデはFGで決まったWeek16のゲームを受けたものだが、すでにヴァイキングスは地区優勝を決めていた。
だから、このゲームはもっと差がついておかしくない。ジェファーソンはレシーブヤードでヒルを抑えてトップ。All Proほぼ確定の大活躍で、いかにも大舞台で活躍しそうなタイプだ。
Sunday Night
ボルティモア・レイヴンス(ワイルドカード)
Oシンシナティ・ベンガルズ(北地区優勝) -7
Week18に続いてレイヴンスとベンガルズの対決。ただ、Week14以来欠場の続くラマール・ジャクソンが戻れるとは思えず、ハントリーではバローに対抗するのは難しい。
ベンガルズは8連勝でプレイオフを迎える。レイヴンスが万全でないここは、きっちり勝ってDivisionalに向かいたい。次はおそらく中止になったビルズ再戦、今度はアウェイの戦いとなる。
Monday Night
ダラス・カウボーイズ(ワイルドカード) -2.5
Oタンパベイ・バッカニアーズ(南地区優勝)
ワイルドカード・ウィークエンドは何チームかワイルドカードが勝つのが例年の傾向で、ここもダラスがFavoriteである。しかし、プレイオフで波乱を起こすとすればダラスよりもタンパに可能性がある。ブレイディの経験値は軽視できない。
ダラスは結果的に勝っても地区優勝がなかったWeek18だが、途中経過でも勝ち目の薄かったワシントン戦だった。Week1では3-19で完敗しており、負け越して地区優勝のバッカニアーズとはいえ簡単に勝てるとは思えない。
p.s. NFL関連記事のバックナンバーはこちら。今シーズンの日程と星取表もあります。

マンデーナイトに組まれたカウボーイズ@TB。負け越し優勝のバッカニアーズがUnderdogだが、ここ一番のブレイディの経験値は軽視できない。おそらくこれが最後のプレイオフになる。
NFLは2年前のコロナによる混乱の際、いくつかのゲームができないケースがあることも想定していたようで、Week18の数日前にはビルズ@ベンガルズ戦中止とプレイオフの救済策(不利になる可能性のあるチームへの対応)が発表された。
関係するチームがビルズ、ベンガルズとチーフス、レイヴンスだけということも幸いした。結果的に、チーフスが第1シードながら、ビルズに対してホームフィールド・アドバンテージがないというプレイオフとなった。
Saturday Evening
シアトル・シーホークス(ワイルドカード)
Oサンフランシスコ・49ナース(西地区優勝) -10.5
グリーンベイがホームゲームでデトロイトに敗退、シーホークスがワイルドカードに滑り込んだ。しかし相手は10連勝中の49ナース。レギュラーシーズンでも2敗しており、ここも苦しいとみる。
QBジーノ・スミスはパスヤードでウィルソンを上回ったそうで、まさにここに来てワンランクアップ。とはいえ、デビュー5連勝、12TDをあげているパーディーの活躍はさらに衝撃的。20年前のブレイディ的なところもあり、Superbowlへは最短距離にいるだろう。
Saturday Night
Oロサンゼルス・チャージャース(ワイルドカード) -1
ジャクソンビル・ジャガーズ(南地区優勝)
タイタンズがタネヒルの故障で自滅した格好だが、INTを奪わなければWeek18も危なく負けるところだったジャガーズ。本拠地とはいえ、勝ち抜くのは厳しいだろう。要所でヘンリーを抑えたディフェンスはまずまずだが、ローレンスのバスの軌道は定まらなかった。
チャージャースはWeek18は勝ち負けにかかわらず第5シードだったので、アウェイでブロンコスに敗れたのはあまり気にすることはなさそうだ。QBハーバートはマホームズ、ブレイディに次いでパスヤード3位。ただし、ここを勝っても次はおそらくKCである。
Sunday Afternoon
マイアミ・ドルフィンズ(ワイルドカード)
Oバッファロー・ビルズ(東地区優勝) -10
レギュラーシーズンは1勝1敗なのでここまでハンデがつく対戦ではないのだが、8勝3敗から5連敗してWeek18もジェッツに大苦戦したドルフィンズの状態がよくない。この時期のバッファローも不利で、ディフェンスのビッグプレイに頼るしかない。
ビルズはWeek18を完勝したが、リターンTD2本がなければどうだったか分からない。特にディフェンスが昨シーズンほど堅くないのが気になるところで、ドルフィンズのパスオフェンスがさく裂すれば苦戦もありうる。ただし、QBは誰が出てくるのだろうか。
Sunday Evening
ニューヨーク・ジャイアンツ(ワイルドカード)
Oミネソタ・ヴァイキングス(北地区優勝) -3
ヴァイキングスは13勝のうち11が8点差以内。11の中には大逆転のコルツ戦、ビルズ戦とともにジャイアンツ戦も含まれている。-3のハンデはFGで決まったWeek16のゲームを受けたものだが、すでにヴァイキングスは地区優勝を決めていた。
だから、このゲームはもっと差がついておかしくない。ジェファーソンはレシーブヤードでヒルを抑えてトップ。All Proほぼ確定の大活躍で、いかにも大舞台で活躍しそうなタイプだ。
Sunday Night
ボルティモア・レイヴンス(ワイルドカード)
Oシンシナティ・ベンガルズ(北地区優勝) -7
Week18に続いてレイヴンスとベンガルズの対決。ただ、Week14以来欠場の続くラマール・ジャクソンが戻れるとは思えず、ハントリーではバローに対抗するのは難しい。
ベンガルズは8連勝でプレイオフを迎える。レイヴンスが万全でないここは、きっちり勝ってDivisionalに向かいたい。次はおそらく中止になったビルズ再戦、今度はアウェイの戦いとなる。
Monday Night
ダラス・カウボーイズ(ワイルドカード) -2.5
Oタンパベイ・バッカニアーズ(南地区優勝)
ワイルドカード・ウィークエンドは何チームかワイルドカードが勝つのが例年の傾向で、ここもダラスがFavoriteである。しかし、プレイオフで波乱を起こすとすればダラスよりもタンパに可能性がある。ブレイディの経験値は軽視できない。
ダラスは結果的に勝っても地区優勝がなかったWeek18だが、途中経過でも勝ち目の薄かったワシントン戦だった。Week1では3-19で完敗しており、負け越して地区優勝のバッカニアーズとはいえ簡単に勝てるとは思えない。
p.s. NFL関連記事のバックナンバーはこちら。今シーズンの日程と星取表もあります。

マンデーナイトに組まれたカウボーイズ@TB。負け越し優勝のバッカニアーズがUnderdogだが、ここ一番のブレイディの経験値は軽視できない。おそらくこれが最後のプレイオフになる。