年金生活2023 4 2022年の年間生活費
- 2023/01/30
- 05:15
4.2022年の生活費
さて、他の支出も含めた2022年の生活費は下表のとおり。月平均23万6千円余りで、収入の20万円を大きく上回っている。しかも、昨年までできていた修繕積立もできていない(どころか、使い込んでいる)。
なぜこのような破滅的なことになっているのかというと、大きな原因はエネルギー価格の高騰をはじめとする諸物価値上りと、介護保険料の高負担である。いずれも、個人で努力できる範囲を超えている。
食費は2021年より1万円増。65歳で年金満額出るのを見込んで多くなった部分もあるが、体感で2割高くなっている肉類・乳製品や調味料類の影響も大きい。野菜がそれほど高くなっていないのが救いである。
わが家の場合、糖質制限で主食類の購入が減っており、その分たんぱく源の購入が増えているので節約に限りがある。医療費の支出が減っているので糖質制限の効果はプラスだが、おカネがかかることは間違いない。
衣料・生活用品は2021年に増えた分がそのままとなってしまった。耐用年数が来ている衣類が多く、基本的に一日同じものを着ているので傷むのが早い。
生活用品も値上がりしている。トイレットペーパーが400円台から600円台となっていて、クイックルワイパーなどの消耗品もあまり安売りしなくなった。
公共料金、準公共料金、税金・保険料は先週までご報告したとおり。何十年かぶりで、インフレの影響がじわじわと広がっている。
お小遣いは月平均4万円で変わらないが、年に何回か補充するだけで、基本は私が月2万円、奥さんが1万2千円である。奥さんには他にパート収入があるので、自由に使える額はもう少し多い。
月に2万円にはようやく慣れてきて、5千円はお遍路再開に備えて詰みたて、5千円は山に行くときのためによけておくので普段使えるのは月1万円である。
就職して以来、これほど切り詰めた生活はしたことがなかった。なるべく遠出はせず、1回420円の公営ジムや無料のランニングで体を動かし、月1万円のほとんどをお酒と昼食に使っている。
お酒といっても発泡酒とチューハイで1本100円内外。毎日飲まないから2~3千円くらいだろう。昼食はグラノーラが1袋で400円を5日くらい、缶詰やいろいろで同じくらい。1食平均100円内外だから、現役時の8分の1か10分の1だろう。
そういう毎日だから、公共料金のところで書いたグリーンチャンネルやアマゾンプライム、GAME PASSの視聴料は必要経費的なところもある。TVもつまらないしYouTubeも広告ばかり。年寄りの息抜きになるものがそれくらいしかないのだ。
ブログを書き始めた頃は海外のカシノで遊び回っていたのだから、すごい変わり様である。コロナでそういう時代ではなくなったのでそれほど寂しくないが、単におカネがなくて行けなくなったとしたらどうだっただろうと時々考える。
p.s. 毎年の年金生活収支をお届けしている年金生活白書、バックナンバーはこちら。
表4 2022年の年間生活費(月平均)

2022年の生活費は、月平均で実質2万円増。食費で1万円、公共料金で8千円、税保険料で5千円それぞれ増えている。表面上増えていないのは、修繕積立をしていないため。
さて、他の支出も含めた2022年の生活費は下表のとおり。月平均23万6千円余りで、収入の20万円を大きく上回っている。しかも、昨年までできていた修繕積立もできていない(どころか、使い込んでいる)。
なぜこのような破滅的なことになっているのかというと、大きな原因はエネルギー価格の高騰をはじめとする諸物価値上りと、介護保険料の高負担である。いずれも、個人で努力できる範囲を超えている。
食費は2021年より1万円増。65歳で年金満額出るのを見込んで多くなった部分もあるが、体感で2割高くなっている肉類・乳製品や調味料類の影響も大きい。野菜がそれほど高くなっていないのが救いである。
わが家の場合、糖質制限で主食類の購入が減っており、その分たんぱく源の購入が増えているので節約に限りがある。医療費の支出が減っているので糖質制限の効果はプラスだが、おカネがかかることは間違いない。
衣料・生活用品は2021年に増えた分がそのままとなってしまった。耐用年数が来ている衣類が多く、基本的に一日同じものを着ているので傷むのが早い。
生活用品も値上がりしている。トイレットペーパーが400円台から600円台となっていて、クイックルワイパーなどの消耗品もあまり安売りしなくなった。
公共料金、準公共料金、税金・保険料は先週までご報告したとおり。何十年かぶりで、インフレの影響がじわじわと広がっている。
お小遣いは月平均4万円で変わらないが、年に何回か補充するだけで、基本は私が月2万円、奥さんが1万2千円である。奥さんには他にパート収入があるので、自由に使える額はもう少し多い。
月に2万円にはようやく慣れてきて、5千円はお遍路再開に備えて詰みたて、5千円は山に行くときのためによけておくので普段使えるのは月1万円である。
就職して以来、これほど切り詰めた生活はしたことがなかった。なるべく遠出はせず、1回420円の公営ジムや無料のランニングで体を動かし、月1万円のほとんどをお酒と昼食に使っている。
お酒といっても発泡酒とチューハイで1本100円内外。毎日飲まないから2~3千円くらいだろう。昼食はグラノーラが1袋で400円を5日くらい、缶詰やいろいろで同じくらい。1食平均100円内外だから、現役時の8分の1か10分の1だろう。
そういう毎日だから、公共料金のところで書いたグリーンチャンネルやアマゾンプライム、GAME PASSの視聴料は必要経費的なところもある。TVもつまらないしYouTubeも広告ばかり。年寄りの息抜きになるものがそれくらいしかないのだ。
ブログを書き始めた頃は海外のカシノで遊び回っていたのだから、すごい変わり様である。コロナでそういう時代ではなくなったのでそれほど寂しくないが、単におカネがなくて行けなくなったとしたらどうだっただろうと時々考える。
p.s. 毎年の年金生活収支をお届けしている年金生活白書、バックナンバーはこちら。
表4 2022年の年間生活費(月平均)

2022年の生活費は、月平均で実質2万円増。食費で1万円、公共料金で8千円、税保険料で5千円それぞれ増えている。表面上増えていないのは、修繕積立をしていないため。