印西大師44 国道16号沿いのおかしな道路を通って折立来迎寺
- 2023/01/29
- 05:15
次の番外札所・所沢薬師堂へは、国道16号線を目指して進む。複雑な交差点のすぐ北、1日中車の絶えることがない騒々しい一画に、薬師堂が寂しくたたずんでいる。
かつては薬師堂だっただろう建物が建て替えられてから四、五十年経っているだろう。札所も、久しく参拝者がいなかったのを示すように正面に剪定されていない木が繁っている。お大師様の首にかけられた襟巻も、かなり古いもののようだ。
所沢薬師堂から次の折立来迎寺までは、16号線に沿った県道を進む。「おかしな道路」の特集で見たことがある道で、16号線の歩道にしか見えないけれど車も通る一方通行の県道なのである。かつては路線バスも通っていたらしい。
その「おかしな道路」、始めは国道16号線に並行して、次第に斜めに離れて再び農村地帯に入る。農村とはいっても、16号が近いので車の音が近くに聞こえる。その先に、折立集落がある。
折立来迎寺も大きなお寺で、墓地もあるのだけれど大師堂は見当たらない。明治ルートに名前があるので札所があったことは間違いないけれど、本堂の中にまとめられたのかもしれない。
そしてこの来迎寺、昼過ぎにお参りした十三番中木戸観音堂の本院にあたるお寺でもある。おそらく、長楽寺と十七番長栄堂も、こういう関係だったのだろう。長楽寺も来迎寺も、たいへん大きなお寺である。
来迎寺までお参りして時刻は3時近くなった。そろそろ、翌朝のスタート地点まで移動する時間である。白井の湯まで行けばバスがあるし、場所的にも分かりやすいと思っていたが、予定どおり進むことができた。
工業団地の中を進むので農村地帯を歩くようにのんびりできなかったのだけれど、30分ほど歩いて白井の湯に到着した。帰りのバスは15分後、朝は8時過ぎにここに戻れるはずである。
この日の移動距離は19.2km、歩数は32,858歩で、前日の巡拝5日目とほぼ同じでした。
この日の経過
二十五番東光院 8:15 → (1.4km) 8:40 五十五番戸神薬師堂 8:45 → (1.1km) 9:05 五十一番安養寺 9:10 → (0.4km) 9:15 十番武西観音堂 9:20 → (2.0km) 9:50 二十六番西福寺 10:00 → (0.2km) 10:05 二十三番薬王寺 10:10 → (1.6km) 10:35 二十七番神宮寺 10:40 → (1.4km) 11:00 十七番長栄堂 11:05 → (1.2km) 11:25 八十七番観音堂 11:30 →(0.6km) 11:40 四十二番仏法寺 11:50 → (1.8km) 12:15 白井ピーターパン(昼食休憩) 12:35 →(0.8km) 12:50 八十二番長楽寺 12:55 → (1.4km) 13:15 十三番来迎寺別院 13:30 →(1.2km) 13:50 番外野口地蔵堂 13:55 → (0.9km) 14:10 番外所沢薬師堂 14:15 → (1.4km) 14:35 番外来迎寺 14:40 → (1.7km) 15:10 白井の湯
[GPS測定距離 19.2km]

国道16号線の傍らに忘れられたように建つ所沢薬師堂の番外札所。薬師堂も大師堂も、白井大師講解散後使われていないのかもしれない。

来迎寺に向かうルートでは、国道16号の側道のようになっている県道を進む。妙な道として一部で有名だが、ここを通るとは思わなかった。かつては路線バスも通っていたらしい。

番外札所来迎寺。大きなお寺で、明治ルートにも経路として載っている。現十三番札所中木戸観音堂の本院にあたる。
かつては薬師堂だっただろう建物が建て替えられてから四、五十年経っているだろう。札所も、久しく参拝者がいなかったのを示すように正面に剪定されていない木が繁っている。お大師様の首にかけられた襟巻も、かなり古いもののようだ。
所沢薬師堂から次の折立来迎寺までは、16号線に沿った県道を進む。「おかしな道路」の特集で見たことがある道で、16号線の歩道にしか見えないけれど車も通る一方通行の県道なのである。かつては路線バスも通っていたらしい。
その「おかしな道路」、始めは国道16号線に並行して、次第に斜めに離れて再び農村地帯に入る。農村とはいっても、16号が近いので車の音が近くに聞こえる。その先に、折立集落がある。
折立来迎寺も大きなお寺で、墓地もあるのだけれど大師堂は見当たらない。明治ルートに名前があるので札所があったことは間違いないけれど、本堂の中にまとめられたのかもしれない。
そしてこの来迎寺、昼過ぎにお参りした十三番中木戸観音堂の本院にあたるお寺でもある。おそらく、長楽寺と十七番長栄堂も、こういう関係だったのだろう。長楽寺も来迎寺も、たいへん大きなお寺である。
来迎寺までお参りして時刻は3時近くなった。そろそろ、翌朝のスタート地点まで移動する時間である。白井の湯まで行けばバスがあるし、場所的にも分かりやすいと思っていたが、予定どおり進むことができた。
工業団地の中を進むので農村地帯を歩くようにのんびりできなかったのだけれど、30分ほど歩いて白井の湯に到着した。帰りのバスは15分後、朝は8時過ぎにここに戻れるはずである。
この日の移動距離は19.2km、歩数は32,858歩で、前日の巡拝5日目とほぼ同じでした。
この日の経過
二十五番東光院 8:15 → (1.4km) 8:40 五十五番戸神薬師堂 8:45 → (1.1km) 9:05 五十一番安養寺 9:10 → (0.4km) 9:15 十番武西観音堂 9:20 → (2.0km) 9:50 二十六番西福寺 10:00 → (0.2km) 10:05 二十三番薬王寺 10:10 → (1.6km) 10:35 二十七番神宮寺 10:40 → (1.4km) 11:00 十七番長栄堂 11:05 → (1.2km) 11:25 八十七番観音堂 11:30 →(0.6km) 11:40 四十二番仏法寺 11:50 → (1.8km) 12:15 白井ピーターパン(昼食休憩) 12:35 →(0.8km) 12:50 八十二番長楽寺 12:55 → (1.4km) 13:15 十三番来迎寺別院 13:30 →(1.2km) 13:50 番外野口地蔵堂 13:55 → (0.9km) 14:10 番外所沢薬師堂 14:15 → (1.4km) 14:35 番外来迎寺 14:40 → (1.7km) 15:10 白井の湯
[GPS測定距離 19.2km]

国道16号線の傍らに忘れられたように建つ所沢薬師堂の番外札所。薬師堂も大師堂も、白井大師講解散後使われていないのかもしれない。

来迎寺に向かうルートでは、国道16号の側道のようになっている県道を進む。妙な道として一部で有名だが、ここを通るとは思わなかった。かつては路線バスも通っていたらしい。

番外札所来迎寺。大きなお寺で、明治ルートにも経路として載っている。現十三番札所中木戸観音堂の本院にあたる。