奥さんもマイナンバーカードを作る
- 2022/10/24
- 04:05
私のマイナポイントを申請したら、間髪を入れず奥さん宛に「マイナンバーカードを作ってください」と案内が来た。情報が流れているのか、それともまだ作っていない人に一斉に通知しているのか分からないが、お上もかなり一生懸命である。
その昔「国民総背番号制」が提唱された時、野党やマスコミが揃って反対し流れたことがある。マイナンバーカードはカードという衣をかぶっただけで総背番号制と同じである。税務所としては、これを機会に是非とも導入したいだろう。
その時の反対理由の最大のものは、「そんなことをしたらプライバシーが暴かれる」であった。確かに、所得・納税状況だけでなく、家族状況や生年月日、本籍や現住所、通院や薬の内容、銀行口座まで一括管理されたら、プライバシーもへちまもない。
とはいっても、貧乏人にとって探られて困るプライバシーなどない。それに、ネットワークの進展によって、すでにそれらの情報は検索しようと思えばできる。表立って利用できないというだけである。
(20年前くらいのゴルゴ13で、「あなたは昨夜□□で買い物をした後、レストランに行って△△料理を食べましたね」という場面があった。当時から、クレジットカードを使えばリアルタイムでそれが分かったのである。)
ともあれ、奥さんにも案内が来て、「私も2万円欲しい」と言い出した。その頃、2万円もらうためにはマイナンバーカードを9月末までに申請しないといけないことになっていたから(現在、12月末まで延長された)、日にちに余裕がない。
奥さんはネットができないだけでなく、スマホすら持っていない。3G携帯が使えなくなった時も、ガラホに代えたくらいである。ガラホはソフト的にはスマホと一緒のはずなのだが、私もどう使えばいいのか分からない。
仕方がないので、私が手伝ってマイナンバーカードの手続きをすることにした。とはいっても、必要書類は案内の中に全部書いてある。昔送られてきた「通知カード」(個人番号が書いてある)も、申請時には必要ない。基本的に、写真を貼って送るだけである。
1ヶ月経って、取りに来てくださいと通知があった。受取場所は旧本埜村役場である。旧村役場はニュータウンからだと使い勝手がよくないので、普段は市役所に行く。私が散歩で通りがかる方がずっと多い。
「明日の今頃から使えます」と窓口のおねえさんが言っていたそうなので、1日待ってマイナポータルに接続してみる。おお、奥さんのマインバーカードもちゃんと使えるようだ。パソコンから、健康保険証登録と、銀行口座登録を済ませる。
近くのマルエツにあるマイナポイント登録機は小さくて使いにくかったので、千葉ニューのイオンまで出かけてイオンの機械でマイナンバーカードを登録する。
「2万円チャージしないと、もらえないんだよ」と言ったところが、「それは村役場でも言われた」とのことである。きっと村役場も「何で最初に2万円入れないといけないんだ」と言われているに違いない。なんたって、村役場の近くは農家だけなのである。
3日経つと、健康保険と銀行口座登録の1万5千円分のポイントは無事入っていたようだ。「WAONだったら、無印で使える」と奥さんも上機嫌である。
p.s. 年金生活のバックナンバーはこちら。

奥さんもマイナンバーカードを申請して、2万円のマイナポイントをGETした。申し込み期限が9月末だったのであわてて申請したが、その後12月末までに延長された。
その昔「国民総背番号制」が提唱された時、野党やマスコミが揃って反対し流れたことがある。マイナンバーカードはカードという衣をかぶっただけで総背番号制と同じである。税務所としては、これを機会に是非とも導入したいだろう。
その時の反対理由の最大のものは、「そんなことをしたらプライバシーが暴かれる」であった。確かに、所得・納税状況だけでなく、家族状況や生年月日、本籍や現住所、通院や薬の内容、銀行口座まで一括管理されたら、プライバシーもへちまもない。
とはいっても、貧乏人にとって探られて困るプライバシーなどない。それに、ネットワークの進展によって、すでにそれらの情報は検索しようと思えばできる。表立って利用できないというだけである。
(20年前くらいのゴルゴ13で、「あなたは昨夜□□で買い物をした後、レストランに行って△△料理を食べましたね」という場面があった。当時から、クレジットカードを使えばリアルタイムでそれが分かったのである。)
ともあれ、奥さんにも案内が来て、「私も2万円欲しい」と言い出した。その頃、2万円もらうためにはマイナンバーカードを9月末までに申請しないといけないことになっていたから(現在、12月末まで延長された)、日にちに余裕がない。
奥さんはネットができないだけでなく、スマホすら持っていない。3G携帯が使えなくなった時も、ガラホに代えたくらいである。ガラホはソフト的にはスマホと一緒のはずなのだが、私もどう使えばいいのか分からない。
仕方がないので、私が手伝ってマイナンバーカードの手続きをすることにした。とはいっても、必要書類は案内の中に全部書いてある。昔送られてきた「通知カード」(個人番号が書いてある)も、申請時には必要ない。基本的に、写真を貼って送るだけである。
1ヶ月経って、取りに来てくださいと通知があった。受取場所は旧本埜村役場である。旧村役場はニュータウンからだと使い勝手がよくないので、普段は市役所に行く。私が散歩で通りがかる方がずっと多い。
「明日の今頃から使えます」と窓口のおねえさんが言っていたそうなので、1日待ってマイナポータルに接続してみる。おお、奥さんのマインバーカードもちゃんと使えるようだ。パソコンから、健康保険証登録と、銀行口座登録を済ませる。
近くのマルエツにあるマイナポイント登録機は小さくて使いにくかったので、千葉ニューのイオンまで出かけてイオンの機械でマイナンバーカードを登録する。
「2万円チャージしないと、もらえないんだよ」と言ったところが、「それは村役場でも言われた」とのことである。きっと村役場も「何で最初に2万円入れないといけないんだ」と言われているに違いない。なんたって、村役場の近くは農家だけなのである。
3日経つと、健康保険と銀行口座登録の1万5千円分のポイントは無事入っていたようだ。「WAONだったら、無印で使える」と奥さんも上機嫌である。
p.s. 年金生活のバックナンバーはこちら。

奥さんもマイナンバーカードを申請して、2万円のマイナポイントをGETした。申し込み期限が9月末だったのであわてて申請したが、その後12月末までに延長された。