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介護保険料、予想よりも全然多い

65歳になっていろいろ変わると思っていたら、税金が安くなるのは4月1日に65歳になる来年以降で、今年は払う方だけ上がる。その国民健康保険料と介護保険料の請求が、とうとう届いた。

まず届いたのは、国保保険料である。介護分が減ったので、昨年より少ない。これは見込んでいたとおりである。しかし、介護保険料が同封されていない。なるほど、別便で来るのだ。

介護保険料は、国保保険料より2日遅れで来た。国保は「国保年金課」、介護保険は「高齢者福祉課」で、同じ市役所でも担当が違う。印刷の色も国保が茶色に対し介護保険は青である。

青春というくらいで、青は春の色、若い色である。年寄りは黒(玄冬)でいいと思うけれど、葬式を連想するからダメなのかもしれない。それはともかく、金額を見てびっくり。思っていたよりも多い。

国保保険料の減少分、つまりこれまで引かれていた介護分が年間27.700円。倍くらいには増えるだろうと思っていたら、倍どころか3倍近い73,000円余。一瞬、目の前がくらくらした。

算定根拠をみると、所得金額が見込みより上である。社会保険控除等がないので所得税・住民税より多いのは覚悟していたけれど、国保保険料の算定基準よりさらに高いとは思わなかった。年金収入をまるまる所得と算定したような数字である。

説明書が別に付いていて、年金収入の他に所得が云々と書いてある。私は年金収入しかないのに、どうやらその他に収入があることを想定しているらしい。調べれば分かるだろうと思って気がついた。この年代の多くはもう正社員として働いていないので、主婦のパートと同じで所得控除範囲内しか働かなければ分からないのだ。

まあ、介護保険は相互扶助。幸いに福祉に面倒をみてもらう境遇ではないし、足腰も頭も現役時代と同じに動く。働いていないだけだ。だからある程度の負担はやむを得ないと思うけれども、せめて国保保険料の介護分くらいにしてほしいものである。

先だって書いたように、加算年金が増えるのが誕生日の翌月からで、見込んでいたより収入が少ない。その上に介護保険料の請求が予想より多いのでダブルパンチである。

奥さんも、「みんな介護保険料が高いって言ってるよ。だからパートやめられないんだよ」と言う。いまや、スーパーのバイトで60代は当り前、70代は全然珍しくないそうだ。

ない袖は振れない。こんなに保険料が高くては、払えない人だって当然出てくるはずで、だから年金天引きにするのだろう(私も来年からなる)。

介護保険料が払えなければ介護保険の給付が受けられないだけならまだしも、強制的に天引きだからなあ。なかなか仕事をやめられない人が多いはずである。今年はペイジー払いであるが、ぎりぎりまで払いたくない気分である。

p.s. 年金生活のバックナンバーはこちら

kaigo.png
今年から別建てになる介護保険料の請求が来た。予想よりはるかに高く、目の前が真っ暗になった。

コメント

介護保険

極端な場合、64歳までの国民健康保険より、65歳以降の介護保険の方が、高くなる事もあるみたいですよ。

https://oshiete.goo.ne.jp/qa/3294408.html

コメントありがとうございます

>> Taibun さん

いつもコメントありがとうございます。

> 極端な場合、64歳までの国民健康保険より、65歳以降の介護保険の方が、高くなる事もあるみたいですよ。

「教えてGoo」読みました。わが印西市の場合、介護保険第1段階が月額1,410円、国保平等割・均等割の7割軽減が月額1,510円ですので逆転はないみたいですが、介護保険料の高い自治体だと逆転しそうな数字ですね。

そして、生活保護を受けると国保対象外(免除)となりますが、介護保険は生活保護でも第1段階の保険料が取られるという無慈悲な制度になっています。(これは全国どこでもかな)


生活保護はともかく、介護保険は年金天引きで強制的に取られるというのが悲しいところです。まあ、親も介護保険の恩恵を受けていたので、時間差で請求が来たと思うしかないようです。ではでは。

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