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記事一覧

くじら尺 ~半世紀前の話36

私の子供の頃、日本古来の単位である「尺貫法」は今後使ってはいけないということになった。昭和26年(1951年)に施行された旧・計量法により定められたもので、公的書類や証明などに使うのはメートル法だけということになった。とはいえ自粛警察のお国柄であり、私的に使うものについても絶対に使うなという人が現れるのは悲しいことであった。いまでも「一升瓶」というけれど、中に入っている日本酒の量は1800mlで、1803.9mlではな...

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G3ガラケーはアラームも鳴らなくなった

去年の4月にスマホに移行したガラケー端末。今年の春までは律儀に緊急地震速報を受信していたが、G3停波を受けてとうとう携帯電話としてはまったく使えなくなった。それ以降も、スマホほどかさばらないので、時計代わり、カメラ代わり、万歩計代わりとして使っていた。さすがにガラケーとスマホを両方持ち歩くのは重いので、万歩計は専用の小さいものを買った。あとは時計とカメラの機能が残ったが、先日山に行く日に、朝目覚ま...

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今月も資金繰りがきつかった。いつまで続くのか

先週末に10月の年金が入ってようやく一息ついたけれど、今月も資金繰りがきつかった。いつまでこういうことが続くのだろう。9月末に銀行残高が危険水域に達したことは分かっていた。生活費が足りなくなったり税・保険料の請求が来たりして出金していたら、最後に引き落としになる電気・ガス代が落ちないことが分かった。まず、クレジットの引き落としを「個別リボ」から「全リポ」に変えた。カード会社の思う壷であるが、背に腹は...

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印西大師29 結願寺・広福寺にはひと気がない

三十三番と七十七番を兼ねる師戸広福寺は、南陽院・来福寺とともに印西大師の結願寺として、いまも幹事役を果たしているお寺である。ところが、私のお参りした時はひと気がなく、車さえ一台も駐まっていなかった。巡礼期間中なのに寂しいものだと思ったのだが、これには理由があったかもしれない。というのは、ある場所でプリントを見つけて、それによると令和四年の結願寺は広福寺と書いてあるのである。ということは、先達一行と...

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28年振りのランニングで気を良くする 糖質制限再開11ヶ月3

夏の間ほぼ毎朝やっていたランニングも、10月2日の白井梨マラソンを走ってひと段落である。思い立ってほぼ30年ぶりに走ったけれど、体重を落とせていたせいか1ヶ月ほどで足腰の感触が戻った。タイム的には30代の頃のようにはいかないけれど、無理は禁物である。ともかくも、5km走り切れたのはうれしい。何しろ、ちょっと前には信号が変わる前に渡ろうとして足がもつれたのである。65歳だから無理もないけれども、自分としてはシ...

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山歩き再開!! ~中高年の山歩き

5月に笠取小屋に行って以来、しばらく山歩きができなかった。最大の理由は、天候である。6月に入っていきなり暑くなり(結局取り消されたがいったん梅雨明けが発表された)、その後涼しくなる日はあったものの、ほとんど毎日のように大気の状態が不安定という予報である。9月になると、毎週定期的に台風が来た。関東まで来る頃には勢力が衰えているものの、「観測史上最大級で、これまで経験したことのないような危険が迫ってい...

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老後に見栄は必要ないけれども(続き)

これから後期高齢者に向かうにあたり、「見栄」は必要ないけれども「美意識」はあった方がいいのではないかというところまで書いた。まだ10年近くあるのでどうしたらいいかゆっくり考えるとして、いま取りかかっているのは服装である。先だってサラリーマン時代のスーツ類を整理した。何年か前に夏冬1セットずつくらいに減らしていたけれど、65歳を機に全面的に断捨離したのである。だから、家にいるときはTシャツとかトレーナー...

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老後に見栄は必要ないけれども

老後生活に見栄は必要ないというのも、いろんな人が書いている。ただ、これには個人的にニュアンスの違う感想を持っている。生きていくのに見栄が必要ないのは、別に老後に限られた話ではなく、どの年代でもそうだろうと思うからである。見栄というのは、「他人の見る目」を気にすることである。他人がどう見ていようと他人の感じることは自分には左右できないし、そんなことを気にしても仕方がないと思っている。世間体という言葉...

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この子供達が私の歳になる頃、私はもういない

夏休みの頃、日中暑くて出歩けないので朝早くに公園まで散歩した。まだ午前6時前だというのに、子供達の姿を見かけることが珍しくなかった。きっと子供も、炎天下は暑いのだろう。わが千葉ニュータウンも計画より四十年遅れで開発が進んでおり、これまで放置されていた荒れ地にも工業団地が建設されつつある。鉄骨が組み上がった5階建て6階建ての巨大な物流倉庫を見ると、計画ではとっくにできていたんだろうなと思う。そうした...

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印西大師28 師戸集落にあったはずの十三番札所

鎌苅集落から次の師戸集落まで、印旛沼方向に歩く。再び県道を横切ると、資材置き場のような場所やサバゲーフィールドを過ぎて行く。広福寺の前に、十三番城ノ内堂と番外札所堀込堂・西台堂を経由するのが明治ルートだが、その位置がはっきりしない。また、かつてナンバー札所だったものが移転したのはなぜだろう。サバゲーフィールドの少し先が師戸集落の中心である。変則の五差路になっていて、左(東)に進むと岡台地区から印旛...

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プロフィール

taipa

Author:taipa
 

6年前にリタイア、気ままな年金生活を送っています。

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