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記事一覧

安倍元首相国葬終わる(続き)

戦前も国葬は行われたが、明治維新や日清・日露戦争の功労者である。明治維新まで日本の主権者は将軍だったから、天皇に権力を取り戻した、いわば「準皇族」としての扱いである。在位期間が長かったことが業績とされるのも妙な話である。藤原忠通は道長よりずっと長く摂政関白を務めているし、実は五摂家は彼の直系子孫なのだが、先祖の藤原道長、あるいは息子の九条兼実、天台座主慈円と比べると存在感が薄い。上皇陛下・天皇陛下...

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安倍元首相国葬終わる

27日、安倍元首相の「国葬儀」が行われた。さきに行われたエリザベス女王の国葬と、当然だけれどあまりの格差に歴然とした。これがいまの英国と日本の国力の違いと言ってしまえばそれまでだが、国葬とはエリザベス女王のような存在でなければしてはいけないのである。そもそも、日本の国家元首は天皇である(第二次大戦に負けたので象徴ということになってしまったが)。天皇以外はすべて臣下であり、天皇と臣下は違う存在である。...

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簡易書留はNG?何をバカなことを 奥さんの年金手続き(続き)

企業年金連合会の案内が来たので、そういえば国の年金もそろそろだったと思い出した。特別支給の厚生年金は、60歳から支給されていた年金が65歳へ繰り下げられた際に経過措置として作られたもので、いまの世代にそういうものはない。私の年齢(生まれ年)だと63歳から、奥さんの年齢だと62歳から受け取ることができる。奥さんの方が歳下なのに受給可能年齢が早いのは、当時まだ男女雇用平等法がなかったからである。男女平等といっ...

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企業年金連合会から通知が来た 奥さんの年金手続き

今年の春に65歳になり年金が満額支給されることになった私だが、3つ歳下の奥さんも62歳になるので、特別支給の厚生年金の支給が始まる。結婚した当時は3つ歳下というのがそれほど意味のあることとは思わなかったが、40年近く経ってみると結構重要だったことに気づく。あまり歳下の人と結婚すると、奥さんの年金が出るまでの期間がそれだけ長くなるのだ。しばらく前に年金機構からは手続きの案内が来ていたのだけれど、提出も証明...

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印西大師26 集会所の軒先に鐘が下がっている竜淵寺

角田集落から、総武カントリー印旛コースの外周に沿って歩く。サントリーオープンの会場となることの多い総武カントリー本コースは、少し千葉ニュー寄りの草深(そうふけ)地区にある。造谷(つくりや)集落は北総線印西牧の原と印旛日本医大の中ほどにある。かなり大きい地域で、水田のある低地を挟んで北側の台地と南側の台地に農家が点在している。集落の北側は比較的小さいが、工業団地の開発が進んでいてにぎやかである。北総電...

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ジムワークが軌道に乗ってきた 糖質制限再開10ヶ月3

ということで、30年振りのランニングは調子を取り戻しつつあるのだが、もう一つ7月に再開したジムワークも徐々に軌道に乗ってきた。ランニングはほとんど毎朝走っているが、ジムワークは週1回水曜日というルーティーンである。土・日はお勤めがある人達で混みあうし、木・金は奥さんがパートで車を使う。月・火は施設が休む時があるので、水曜日くらいしか候補日がないのである。駐車場が一杯にならないよう、お昼過ぎに行く。い...

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篠田謙一「人類の起源」(続き)

デニソワ人もネアンデルタール人と同様、現生人類(ホモ・サピエンス)と非常に近いが、いまでは絶滅したといわれている。確かに純血デニソワ人や純血ネアンデルタール人はいないのだが、われわれのDNAの約3%にその痕跡が残っている。ということは、今を去ることわずか10~20万年前には(ヒトとチンパンジーが分岐したのは700万年前)、現生人類・デニソワ人・ネアンデルタール人が共存しており、子孫も作っていたということにな...

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篠田謙一「人類の起源」

21世紀に入ってまだ20年しか経っていないのに、人類の起源に関する研究はすさまじい速さで進んでいる。この本は、そうした経緯のおおよそを分かりやすく説明している。2022年、今年になっての新刊である。20世紀の人類に関する研究は化石発掘による比較研究が主流で、北京原人、ジャワ原人、ネアンデルタール人など骨格の多くが出土した段階で、身体的特徴を通じて進化の方向を推測することがほぼすべてだった。ところが、21世紀に...

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老化防止のための社会参加とは

では、老後に求められる社会参加とは何だろうか。私が考えるに、図書館に行くとかスポーツジムに行くとか、スーパーに行って買い物をするとかたまに公共交通機関を利用してみるとか、そんなことで十分だと思う。別に、地域活動とかボランティアとかおおげさに考える必要はない。家の中で奥さんとバソコンだけを相手にする日常から、少し社会に近づくだけでいいのではないだろうか。先日、新興宗教から逃げ出した中学生の話を本で読...

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老後は社会参加?ほとんど同意できない

「使わない機能は衰える」には同意するのだけれど、ほとんどの老後本に書かれていて同意できないのが、積極的に社会参加すべきだという論調である。会社を退職すると社会との接点がなくなるので、意識して社会参加を図るべきである。例えば地域の自治会活動とか、ボランティアというアドバイスがとても多い。そんなことをして老化が防げるとはとても思えない。まず第一に、そうしたことが新たなストレスを生むからである。昔、総武...

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プロフィール

taipa

Author:taipa
 

7年前にリタイア、気ままな年金生活を送っています。

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