早瀬圭一「大本襲撃」
- 2022/06/15
- 05:15

国松警察庁長官狙撃事件で、結果的に公安が事件解決の妨げとなったが、その源流ともいえるのが戦争前の特高警察の国策捜査である。この本は平成に入ってからの著作なので、新事実や違った観点からの考察があるかと期待したのだが、残念ながらそうしたことは何も書かれていない。そもそも、この本はどういう読者層を想定して書いているのだろうか。まさか、大本教団の広告宣伝のために書かれたのではないと思うけれども、絶対そうで...
年金生活、中高年の山歩き、糖質制限、半世紀前の話など、私taipaが趣味の世界を中心にお届けします。