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記事一覧

石井あらた「山奥ニートやってます」(続き)

この本を読みながら、ニートって何だっけとまず思った。ニートとは、"Not in Education, Employment or Training"の頭文字をとったもので、学生でなく、雇用されておらず、職業訓練中でもないという意味である。もともとイギリスの行政政策から20世紀末に出てきたお役所言葉である。だから、専業主婦が定義上含まれてしまうことは当時から問題とされてきたし、日本では、フリーターとかいわゆる「引きこもり」とほとんど区別されな...

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石井あらた「山奥ニートやってます」

たまたまこの本のことを知り、図書館で予約したのが回って来たので読んでいたら、NHK朝7時のニュースで採り上げられたのでびっくりした。こういう本が受け入れられる世の中になるのは、すばらしいことだと思う。まず私個人のことを言うと、いま考えるとアスペルガーで適応障害だったのは間違いないと思うけれど、半世紀前はそういう言葉がなかった。癇の強いつきあいにくい子供で、20歳を超えてもその性格は変わらなかった。職場...

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ホロビン「天才と分裂病の進化論」

原題 The Madness of Adam & Eve - How Schizophrenia Shaped Humanity 、「アダムとイブの狂気~分裂病はいかにして人間性を形成したか」である。直訳した方が、本の内容をよく表している。いろいろな分野で、私の若い頃よりずっと科学が進歩していると感じるが、その中のひとつが精神医学である。当時は、分裂病、そううつ病、てんかんが三大精神病とされて、その原因は不明とされてきた。遺伝的要素が大きいとみられていたが、...

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宗田哲男「甘いもの中毒」

思い当たる節があって、甘いもの中毒について調べてみた。それで図書館からこの本を借りたのだけれど、期待外れだったことと期待以上だったことがそれぞれあった。期待外れだったのは、本の表題や、副題「私たちを蝕むマイルド・ドラッグの正体」とは、ちょっとずれていることである。この本の中には、ラットによる実験で、砂糖の依存性は麻薬、アルコールとよく似ていて、脳内で同様のメカニズム(報酬系)があるのではないかという...

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吾妻ひでお「失踪日記」(続き)

この本に書かれている3つの「失踪」体験のうち、ホームレスになる可能性は、私は幸いなことにほとんどなかったと思う。もちろん、人間誰しもすべてを放り出したくなることはあるし、たまたまそうならなかっただけかもしれない。配管工体験に近い経験は、ポリテクでやっている。ポリテクでは塩ビ管、銅管、鉄管の切断と接続を実習させられるので、なつかしく読ませていただいた。最後のアル中、依存症に至る可能性は、冗談ではない...

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プロフィール

taipa

Author:taipa
 

4年前にリタイア、気ままなリタイア生活を送っています。
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