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記事一覧

四国のホテルは健康増進法適用外なのか 五十三番円明寺(後編)

円明寺で銅板納札とともに有名なのは「キリシタン灯籠」である。禁教とされていた江戸時代に信者が隠れて参拝していたとされ、こちらは山門脇のスペースに案内書きがある。高さは50cmほどだろうか。一見すると「T字型」にしか見えないのだが、上の部分が分かるか分からないかほどに突き出ていて、「十字架」になっている。前面には菩薩像が浮き彫りされているが、これも信者にとってはマリア様になるのだろう。わざとお寺の境内に...

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四国札所歩き遍路 五十三番円明寺(前編)

太山寺から、再び山門を経て山側を歩く。距離的には3.6kmと1時間弱であるが、朝早かったためかこのあたりではガス欠気味であった。円明寺への道は、遍路地図(このブログで遍路地図とは、「四国遍路ひとり歩き同行二人」地図編第10版のことである)では紛らわしく描かれているが、実際には太山寺の山門を出て左に折れ、そのまま道なりにまっすぐ進めば着く。ただし、信号が何ヵ所かあるので赤になれば止まらなくてはならない。途...

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山門からが長い登りの太山寺 五十二番太山寺(完結編)

遍路地図に「山門」と書いてあるのは実は仁王門で、山門はもっとずっと前にある。山門の奥まで民家が続いているのは大宝寺など例があるが、太山寺の場合はバス停すら山門の奥にある。そして、仁王門の奥にも、お寺の施設でない民家があるのであった。普通は山門・仁王門とくぐれば本堂エリアはすぐ先のはずだが、太山寺の場合はここからがまたひと苦労である。仁王門のところに、「納経所まで350m、本堂まで550m」と書いてあるの...

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焼き杉の外壁が多い松山郊外の田園地帯を歩く 五十二番太山寺(後編)

さて、今回の区切り打ちだが、数えて8回目となる。前の週にいきなり20℃を超える暑い日があったりまた最高気温が一桁になったりしていたため、出発前に鼻風邪をひいてしまった。この時期は花粉症もあるので体調万全という訳にはいかないことは分かっていたが、鼻がぐずぐずしたままで連日歩くのは厳しい。短期間なので何とかがまんして歩く他にないが、案の定、ティッシュを手放せないままの歩きとなり、とりあえず気がかりなこと...

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蓮華寺を経て松山市内を歩く 五十二番太山寺(中編)

今回、松山から今治に歩いて特に目に付いたのは、てっぺんの尖っている軍人さんのお墓だった。ほとんどの墓地に軍人仕様の墓石があって、少ないところで十数基、多いところで20も30もある。あの変わった形の墓石が5行6列も並んでいるのは、壮観でありかつ異観でもある。千葉ニュータウンにも戦没者慰霊碑はいくつかあるが、ほとんどは大きな石に「慰霊碑」と大書され、階級とか氏名は何十人分かまとめて細かく書かれている。とこ...

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